障がい者就労移行支援という制度があるのだが。 | 高橋祐司オフィシャルブログ「みんなの調布」Powered by Ameba

障がい者就労移行支援という制度があるのだが。

みなさん、大変ご無沙汰しました。
「みんなの調布」の高橋ゆうじです。



およそ2か月近くエントリーをお休みさせていただいていました。
(facebookでの発信はいまでも続けています)

私をとりまく環境の大きな変化はまだありません(笑)
とはいえ、こうして4年間、こちらで日々想いを発信して来た習慣を断ち切るのは耐え難く、いままたボチボチ再開して行こうと思います。そんな訳で、まずは取り急ぎ、サイバーエージェントにお願いし、ヘッダデザインのみ変更しました。

そして、再開一発目の記事ネタはこちら。

農園運営サポートを通じて障がい者雇用を創出する事業を展開している「エスプールプラス」という企業の取組みをご紹介。

詳しくは当事業者のサイト(こちら)をご覧いただきたいと思いますが、知的を中心に障がいを持つ方々の自立をサポートする目的で、民間企業に雇用を呼びかけ、そのマッチングと併せて就業の場もコーディネートするという事業です。

これまでは行政のサポートを受け、所謂「作業所」という施設で作業をし、「工賃」を貰うという制度はあったのですが、こちらは企業に勤めて「給料」を貰うというシステムです。

いま国では民間企業に障がい者雇用を義務付け、数値目標まで設けています。
実現できなければペナルティーまで課すという制度で運用をしているのだが、残念ながらお役所の目指すゴールまでには至っていないのが実情です。

そんな環境の中で、当事業では行政のサポートは一切受けず、民間企業がそれをサポートしているスタイルです。

本来ならば、行政の大きなバックアップ(支援)があって然るべきと思うのですが、それもまったく受けず運用しているようです。

それどころか、農地の開発や活用などについては逆に、農業に纏わる事業を司っている団体などから抵抗を受けたりしているのが実情のようです。

行政だけではなかなか実現しない素晴らしい取組みを実践している民間の事業です。
本来ならもっともっと行政がサポートに廻り、推進して行くべき取り組みと考えるのですが、そこにも、旧来からの既得権益を死守しようとし、地域産業の活性化をも妨げている団体などが跋扈しているのでしょうか?

行政との連携を進める作業を一緒に取組んでみたかったのですが、諸々の事情からそちらは一先ずNGに。

とはいえ、彼らのこの取り組みには共鳴しますし、応援したいと考えていますので、見守って行きたいと思う。