職員と議員のボーナスが増
昨日お伝えした(こちらの記事)追加議案(職員と議員のボーナス増)の詳細についてお知らせします。
是非、みなさんのご意見をお聞かせください。
議案の概要はこちら。(因みに解りやすくするため、一部省略したり、平たい言葉で表現したりしています。)
1、調布市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
※改正理由:東京都人事委員会勧告に準じ、公民の給与格差の是正として職員の給料の額を引き上げると共に、勤勉手当の支給月数を引き上げるほか、人事院勧告の内容を踏まえ、交通用具を使用して通勤する職員の通勤手当の額を引き上げるもの。
①勤勉手当、ボーナス+査定による増分
・ 6月期 : 現行の1.8ヶ月 ⇒ 1.925ヶ月。
・12月期 : 現行の1.9ヶ月 ⇒ .2.025ヶ月。
・年間計 : 現行の3.95ヶ月 ⇒ 4.20ヶ月。
②自転車やバイク、車を使って通勤している職員の通勤手当の改訂
距離 2km~5km 月額 2000円 ⇒ 保留
5km~10km 月額 4100円 ⇒ 4200
10km~15km 月額 6500円 ⇒ 7100・・・など、以下省略
※なお、市長、副市長など特別職も、職員と同率となることが決まっているので、職員分が決定すれば自動的に上がる。
2、調布市議会議員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
※改正理由:東京都人事委員会の勧告に準じた職員及び市長等特別職の期末・勤勉手当の支給月数の引き上げ等を考慮し、市議会議員の期末手当の年間支給月数を引き上げるもの。
ということで、調布市は市長や副市長長と同様に、市議会議員のボーナスも職員と同率にしているのだそうです。
・ 6月期 : 現行の1.8ヶ月 ⇒ 1.925ヶ月。
・12月期 : 現行の1.9ヶ月 ⇒ .2.025ヶ月。
・ 年間計 : 現行の3.95ヶ月 ⇒ 4.20ヶ月。
これが決定すると、職員一人当たりの年収増加分は平均で、102,890円。役所トータルの人件費総額は年間およそ、1億2800万円の増。
市議会議員はいくら上がるかというと、年間およそ、16万5000円。
因みに市長は、年間およそ30万円のアップだそうです。
昨日の記事(こちら)でお知らせしたように、国会議員や国家公務員は震災復興財源捻出のために、2012~2013年に行われていた国会議員と国家公務員給与の減額措置を終え、一気にもとに戻したようですが、地方公務員は減額措置は取っていませんので、改訂の根拠は「官民格差是正」です。
みなさんはどうお感じになりますか?
ご意見をお聞かせいただくと同時に、市議会がこれをどう裁決するか、来週火曜日、16日の本会議最終日に注目していてください。
(写真は記事とは無関係です)