GPSで認知証の徘徊に備える。 | 高橋祐司オフィシャルブログ「みんなの調布」Powered by Ameba

GPSで認知証の徘徊に備える。

「みんなの調布」発行人の高橋ゆうじです。

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しつこくて嫌われそうですが、今日もまた認知症の話題です、ごめんなさい。

ご存知ですか、写真のこれ? 

調布市が活用している、認知症徘徊高齢者探知システムです。

GPS機能を持ち、認知症の方が徘徊して外に出てしまった際に、家族が探すのに有効なシステム、ツールです。

調布市では、家族の方が地域包括支援センターなどにお願いをすれば手配して貰えるようです。

これを洋服のポケットや、体のどこかに常にセットしておけば、家族が留守の時にふっと外に出てしまっても、どこにいるかを把握出来るというものです。

問題は、そういった徘徊をしてしまう方々に、どうやって、これを常に身に着けてもらうかですね。

今日、この写真をFBに発信すると、

「ウチの子たち(小学生)に持たせています!と、すぐにコメントが入って来たと思ったら、次の方も賺さず、うちも、ウチもと・・・。

学校が携帯電話やスマホを禁止したりしているところでは、これを子どものランドセルなどにつけさせたり、毎日いい聞かせ、持たせている方々も相当数あるようですが、高齢者で、自分で自身の症状を自覚出来ていない方にはちょっと心配ですね。

これと同様の機能を備えた商品も結構出回っているようです。
⇒NHKニュース「おはよう日本」

認知症の方に、「外出の時には、絶対に身につけてね!」と言っても通用しないでしょうし、最近はGPS機能を埋め込んだシューズなども商品化されつつあるようです。

たしかに、認知症になられた方は、毎日毎日必ず同じ靴を履いて歩くという傾向もあると聞きますので、これは有効かも知れませんね。