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子どもたちの本音はどこに?

「みんなの調布」発行人の高橋ゆうじです。

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ここ数日話題になっていた、埼玉県の高校教師が自分が勤務し担任となった学校の入学式を欠席し、自分の子どもが入学したの別の学校の入学式に出席していた問題について。

この高校の入学式で、学校側が新入生の保護者に、その担任の欠席理由について説明したことで、一部の保護者や、たまたまそこに来賓出席していた地方議員が「ケシカラン」などと発信したことによって話題が大きくなったようです。(こちらこちら

県の教育長は、基本的に「教諭は入学式に出席すべき」としているようですが、他の県立高校でも男女教諭4人が同様に休暇届を提出した上で、入学式を欠席した事実もあり、

「校長が判断して学校経営をしている」 「個別の事情もあり、(県教育委員会や県教育局が)一律にこうしろといえるものではない」と処分の対象にはならず、異動も考えていないことを示した。(こちら

昨日友人との会話でも意見が分かれたのだが、みなさんはどう思われますか?

ボクの時代には、そもそも高校の入学式に親が出席するなどという習慣もほとんどありませんでした。

しかし、ボク自身も我が娘の入学式にはサラリーマンで有りながら、勤務先を「半休」とし出席した実績もあります。

「批判した地方議員こそケシカラン」、「学校長が保護者に担任の欠席理由を説明したのが問題」、「そういう立場の職員を担任にした管理職の問題」などなどから、現在の公立学校の教員の質の問題まで話題が拡大しているようです。

いま教育委員会制度の改革も議論が拡がっていて、高橋もその必要性については共鳴するところもありますが、こと、この問題に関しては、論点も大きくぶれて来ているようで、いまこの場での結論は控えます。

ただし、ひとつ思うのは、せっかくだから、この問題を生徒と教職員と保護者と、それぞれに意見交換してみるという柔軟な対応はとれないものだろうか?と、ずっと考えていました。

同じ保護者でも父親と母親では違いが出るかも知れないし、父親の職業などでも判断に差があるかも知れない。

特に興味深いのは高校生の意見も集めてみたらどうだろうと思う。

実際にこの事実があった学校では困難というのであれば、他の学校でもいいでしょう。

乱暴な意見だと言われるかも知れないが、最後には、保護者と生徒と教職員が一堂に会してディスカッションなど出来たら素晴らしいと思うのだが・・・。

時代と共に、世の中の価値観も変化して来ているのは間違いない事実です。

そんな中で、当の子どもたちがどんな意見を持っているのかも非常に興味深い。