最も守るべきは「市民益」だ。
「みんなの調布」発行人の高橋ゆうじです。
自分の所属する委員会審議は終わったものの、ひとり会派で活動する身ゆえ、他の委員会での審議内容も見過ごせない。
しかも、提出しなければならないレポートもあるし、行政側からの報告・連絡事項も次から次とやってくる。
残念ながら、ゆったり傍聴とはいきません。
仕方なく気になる委員会審議は、ライブで中継されているネットを横目に、資料のチェックも。
そんな今日も改めて気づかされた。
これからはじまる調布駅ほかの駅前開発事業には、まだまだ多くの課題がありそうです。
すでにオーソライズされている、駅前開発に関するデザインの基本方針となる「デザインコンセプト」は、ある著名な建築家が携わったと聞いていたが、これからの施工段階においても、現場判断は許されず、変更が生じると、都度その建築家に細かくお伺いを立てないと進行できないということが、今日改めて明らかになった。
高橋は以前、議場の質問の場でこの件に関し注意を喚起したことがあった。
というのも、数年前、施設の設計にこの高名な建築家が関わってくれたことによって、プロジェクトに関わったすべてのスタッフが、困惑させられ、無駄な疲弊を経験したことがあったからだ。
調布市の中心市街地開発に関する、デザインコンセプトが策定されたのは平成20年だそうだ。
あのせんがわ劇場
が出来て2年後くらいの頃です。
うーん、この一連の開発計画、このまま突っ走っていくと、どこかでまた大きなつまづきなどがあるような気がしてならない。
基本コンセプトは理解するものの、行政の仕事、お客様はあくまでも市民であることを第一義に、仕事を進めて行くことを要望して行きたい。