消防団員は市外居住者でもOK
「みんなの調布」発行人の高橋ゆうじです。
![{4355C334-DCE4-4769-870C-69AB2679837B:01}](https://stat.ameba.jp/user_images/20131124/00/minnanochofu/ce/f6/j/o0480036012758871865.jpg?caw=800)
今日は2年前に他界した母親の3回忌法要で実家でした。
菩提寺のご住職のお話では、この世を去り、彼岸の地に辿りつくまでに約2年が掛かるのだそうです。
うちの母親もいま頃やっと辿り着き、25年ほど先に彼の地に行った父親と会えた頃なのかも知れません。
これからは2人揃って私の人生も見つめてくれることと思います。
さあ、来週から開会の市議会定例会に向けてしっかり取り組みます。
その12月議会の議案の中から今日はひとつの議案をご紹介。
議案名は「調布市消防団に関する条例の一部を改正する条例」といいます。
カンタンに言うと、ルール(規定・・・地方自治体では「条例」)の一部を変更するというものですが、
これまではこの消防団員の要件の中に“市内居住者”という規定があったのを、“在勤者”も認めるようにしようというものです。
説明を聞いてはじめて、「なるほど」と思った訳ですが、たしかに消防団員というのは、普段は仕事を持っていながら、災害時などに消防署員と連携して現場に駆けつけ、活動を行ってくれる方々なので市内在住者という規定はごもっともな訳です。(消防団とは⇒調布市H/P
)
ところが、災害というのは夜間や休日にばかり発生する訳では無いので、市外居住者でも勤務先が市内なら力になって貰える訳で、「在住じゃないからダメ!」では、非常に勿体ないことになってしまいます。
例えば、市役所の職員でも市内在住者は約3割強と聞いています。
ということは職員の7割が市外の方です。
いつ起きると解からない災害の際に、こうした市の職員が災害現場に駆けつけて活動をしてくれるのは市民にとっても頼もしい訳で、この条例改正は歓迎ですね。
因みにこの市外在住者でもOKという規定を設けているのは、多摩26市の中で13市なんだそうです。
災害に備えての様々な取り組みが議論はされているいま、こういった視点でチェックすると、まだまだ気付かない規定(条例)があるのかも知れませんね。勉強します!