市民に安心を提供する情報は…。 | 高橋祐司オフィシャルブログ「みんなの調布」Powered by Ameba

市民に安心を提供する情報は…。

「みんなの調布」発行人の高橋ゆうじです。


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昨日に続き調布は今夕も激しい雷雨に見舞われました。

通勤のみなさんは帰宅の足に影響が出ていたようです。

昨日こちらで発信 した調布市の「防災・安心情報メール」サービスについて、役所でその実情を取材して来ました。

残念ながら担当窓口の責任者とは直接会話出来なかったので明日改めて詳しく確認してくるつもりですが、少しだけ明らかになったことがありますので、ご紹介しておきます。

災害の危険性が予想される、荒天による「警報」や「注意報」が発表されると、このメールサービスも自動的に発信するされるようなシステムになっているそうです。

例えば大雨・洪水注意報などを気象庁が発表し、調布市もそのエリアに該当すると市側の担当者の判断などが加えられずに自動的に発信するよう設定されている。いわゆるアラートメールサービスですね。

また、ひったくりや振り込め詐欺など事件の情報は、調布警察署からの提供情報をそのまま「転送」するシステムのようです。

それとは別に昨日ご紹介した、高温による注意喚起などは、発信例にもあるように「健康推進課」などの依頼により防災担当者が依頼文書を同じく「転送」する手法のようです。

別の市職員の情報によると、日曜日に発生したゲリラ豪雨や落雷は気象庁からの正式な発表がなかった、京王線の落雷による運休についても正式な情報提供はなかったので発信しなかったのでは・・・、という
ことでした。

ということは、主管となる総合防災安全課の主体性でもって発信する情報はないのでしょうか?
そのあたりについては、明日詳細に取材してまたお知らせします。

いずれにしても、行政からの情報に限らず、発信する情報が信用され、信頼されるまでには、それなりの実績が必要です。

他の自治体での取り組みをみても、ある価値ある情報が切っ掛けとなって普及して行っています。

その実績をベースに、その情報を受け取ることが日常化し拡散もされて行くようになるのです。

いざ災害、という時に信頼される情報を提供し、市民がそれを受け、安心して行動出来るようにするためには常日頃の情報発信が重要となります。

調布には災害時の情報提供の機能としてコミュニティーFMも持っています(第3セクター方式)。

以前高橋が一般質問でこの「調布FM」を取り上げた際にも、「災害時に不可欠な情報発信ツールとして維持しておく必要がある」と述べていました。

それらを含めた情報発信ツールについて、その体制・スタンスを再度確認してみようと思います。