市民要望専用アプリ実験開始
「みんなの調布」発行人の高橋ゆうじです。
残念ながら調布市の話では無く「千葉市」の実験の情報です。
IT先進自治体を目指し様々なチャレンジを進めている千葉市は、スマートフォン (高機能携帯電話)専用アプリを使った新しい市民との協働のまちづくり実験をスタートするようです。
公式発表はこちら⇒千葉市ホームページ
名称は“ちばレポ”
市民が街の異常や改善箇所を見つけたら、この「ちばレポ」アプリを起動させ、現場の写真と共に「レポート投稿」ボタンを押すと行政側に伝わるシステム。
スマホで投稿するので、スマホの位置情報も自動的に地図上にピンで場所を示してくれる。
これは良いですよね。
送られた情報は、千葉市の各課がチェックし、プライバシーなどの問題について確認した上で対応策を講じる。
メールより素早く手軽で、地図に要望箇所が 表示されるため二重通報も防げる。
さらに千葉市は、その修繕などもボランティアなど市民参画による対応につなげたい考えだ。
例えば道路を歩いていて、陥没していたり、隆起していて通行に支障を来たすと思ったら、それを写真にとって投稿。
乗り捨てられている自転車を発見したり、街路樹が倒れていたりしたら、それも写真に撮って投稿する。
そして、その事案が市役所からわざわざ出向かなくても、地域のボランティアで対応可能であったら、その地域のボランティアに連絡をし対応してもらう、んだそうです。
facebookのソフトを活用し最初にそんな制度を実践したのが、佐賀県武雄市だった。
千葉県としては、オープンソフトでは市民の理解(個人情報漏洩のリスク)を得られないと考え、オリジナルソフトの道を選択したのかも知れない。
この7月から千葉市のみで実験的をスタートする予定だそうです。
千葉市が導入したということで、もしかしたら全校に波及するかも知れません。
高橋個人としては、市民誰でもが素早く情報共有出来るオープンのソフトも存在するので、オジナルアプリは必要ないのでは、と思うのだが、きっとそれだと市民理解を得られないだろうと判断したのかも知れません、
それにしても、これこそが行政への市民参加を促し、「市民と協働のまちづくり」を実現することが出来る第一歩ではないでしょうか?