特別徴収制度、続き。 | 高橋祐司オフィシャルブログ「みんなの調布」Powered by Ameba

特別徴収制度、続き。

「みんなの調布」発行人の高橋ゆうじです。

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昨日は緊張と興奮が入り混じっていたのか、検査のあと睡眠薬が抜けない状態がずっと続いているような感覚で、ひたすら眠り続けてました(笑)
今日も午後から「生検」の予定で、"禁飲食”は続きます。

そんな訳で昨日はエントリー出来なかったていませんでしたので、先日の記事の続きを今日。

そう、都内在住のあるサラリーマンのお父さんのお話し。
この方、いまでも毎月自分の給料を現金で自宅に持ち帰るのだそうです。
もちろん、会社からの給与は銀行振り込みなので、それを毎月自分で下ろし、奥さんとお子さんの前でこれはローンの支払い、こちらは生活費、学校の給食費はいくら、という具合に現金を分けるのだそうです。

「ヘェ~、エライ!」が僕の反応だったのだが、先日ご一緒した30代男性「ボクも毎月それ遣ってまよす」でさらに驚き。

幼稚園に通うお子さんの前で「これが幼稚園代、これがお稽古代」とやると、金額の多寡はともかく、お金が掛かっているんだ、タダじゃないんだという意識が確実に芽生えてきていて、併せてお父さんが仕事を頑張っているから幼稚園に行けているんだという認識もされていると仰っていた。
口だけで「タダじゃないんだよ!」と言うのとは、効果に数倍違いが出るのは間違いないでしょう。

これを全サラリーマンが、月給分をテーブルの上に重ね、住民税、厚生年金、健康保険、住宅ローン、生活費という具合に振り分けてみたらどうでしょう?

「みんなそんなに暇じゃないよ!」が多くの皆さんの反応なのは解ります。
でもみなさん、本当にご自分が支払っている年金額、保険料額をご存知ですか?
住民税のうち、市と都の配分をご存知ですか?

もしかしたら、あなたの奥さまはあなたの給与から天引きされている税金や年金の額をご存知ですかね?

ボクは知りませんでした。
もちろん、妻は最終的な手取額にしか興味はありません(笑)

高橋が言いたいのは、特別徴収という制度でもって、日本人の税金や年金に対する意識は恐ろしく低くなってしまっているということ。

給与からの「天引き」という、"取りっぱぐれ"を無くす役所にとって最高に都合の良いシステムが、日本人の政治への無関心を招いた元凶じゃないのか?と思えて仕方ないのだが、如何でしょうか?

写真は長野県東市のワイン用のぶどう畑。
16日のワインパーティーはこちらのぶどうを…。