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リーダーとして市長はどう行動するのか?

「みんなの調布」発行人の高橋ゆうじです。


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昨日の緊急幹事長会の主題はこちら、市役所職員による不適切な会計処理に関する最終調査結果と処分についての報告でした。


要旨は今朝の新聞でも、調布市ホームページのトップにも「お詫びと御報告」として掲載されています(こちら )。

これだけ連続しての新聞記事は市民としてもショックは大きい。

トップリーダーとして、市長は市民に対しどうお詫びし、姿勢を示すのか?

残念ながら昨日の報告の場にも市長の姿は無かった。


高橋が気がかりなのは問題意識が高く意欲もある若手職員への過大な負担とモチベーションの低下です。


起きてしまったことを素直にお詫びするしかないが、重要なのは再発防止策です。

説明によるとマニュアルや研修のプログラムばかり、しかも若手だけを対象とした取り組みがほとんどです。


「手続きの書類を期限内に処理出来なかったから自腹で支払う」 なぜかと問えば、「上司に報告し叱責を受けたくないから」


これって、誰が考えても組織や管理職の問題でしょう。

そこにフォーカスして対策を取るべきと思うのだが、そこにはあまり触れられていない。


処分でもラインの上司は「訓告」や「厳重注意」、現場の担当者が当事者であったとしてもこれは組織として責任が問われるべきと思う。

人事政策、組織マネジメントが著しく欠如してると言わざるを得ないでしょう。

対策としてまずは、ライン管理職を含めた「意識改革」に徹底的に取り組むべきだ。


ただ、この組織の意識改革ほど難しい課題はない。

少なくとも内部だけでの取り組みに終わらせず、外部の協力を得て推進すべきと提案したい。


そしてもうひとつ、トップリーダーの行動です。


今回の一連の不始末(3件)で、特別職全員(教育長と2人の副市長)が処分を受けた

これは異常な事態です。


昨日の報告の場でも話が出ていたが、トップである市長は自分自身には一切処分を課していないのはなぜか? 今後市長は市民に対しどうお詫びし、どう説明をするのか?


『リーダー口でなく背中で語れ!』


というが、市民としてはまず、“口”でもしっかりと語って欲しいのではないでしょうか・・・。