国立市のマニュフェスト公表は素晴らしい！

「みんなの調布」発行人の高橋ゆうじです。

今日の朝日新聞（むさしの版）
で紹介されていた国立市の取り組みは興味深い。

市役所の各部門の部長職が1年間の目標を設定し、それを市民に公表するんだそうです。

その背景に各部門が目標を設定してもそれが部門内で共有・徹底されなかったという現実があったからなんだそうです。

国立市のホームページ
には下記のように案内があり、各部長のマニュフェストがＰＤＦで紹介されています。

行政の各部門の運営責任者である部長のマニフェストを公表することといたしました。

部長マニフェストは、市長の市政運営方針に沿って各部の重点項目を挙げ、1年間どのような姿勢でどのように取り組むのかを明らかにしたものです。

この部長マニフェストを公表することによって、市が今年度重点的に取り組む事業や課題等を市民の皆様にお知らせし、市政への理解を深めていただきたいと考えています。

年度末には達成状況についても記載し、公表いたします。

実名と顔写真までついて、これってもうfacebookそのものです。この取り組みは素直に称賛したいと思います。

部門長及び部門の評価を役所の上長だけの評価ではなく、“お客様である市民”にも評価していただこうという目的だと思います。

決断をされた市長と当事者である部門長に敬意を表します。

欲を言えば、僭越ながら提言させていただきますが、この評価の精度をより高めるためには、より多くの市民のみなさんに注目していただくことが肝要です。

この素晴らしい取り組みも、調べたいことがあって市のページにアクセスした人しか知ることが出来なかったら勿体ないです。

より多くの人に評価をいただきたいのであれば、「こんな取り組みをしています」という情報をより多くの媒体で発信し、知っていただくことが重要だと思います。

高橋がしつこく提言しているＳＮＳ（ソーシャルメディア：facebookやtwitter）というのは、その役目を担うことが出来るのです。

そしてこのマニュフェストに対する市民の意見を他の市民が見ることも出来ますし、そこに市民ひとりひとりが賛否を発信すれば、ＳＮＳ上で意見の交換も出来るようになります。

いかがでしょうか？

賛同いただけたら、下の「いいね」ボタン、ツイートボタンをプチっとお願いします。

それにしてもこの国立市の取り組みは興味がありますので注視して行きたいと思います。