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維新「船中八策」

「みんなの調布」発行人の高橋ゆうじです。

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随分の大きなニュースになってますね、大阪の維新塾。

3200人という予想外の応募があり、事務局のスタッフのみなさんはテンヤワンヤでしょう。
多分、半数以上がミーハー的な応募者では、いう意見が多いですが。

とはいえ、これだけ日本中に話題を作り出せる戦略は素晴らしいし、素直に敬服です。
そして実際に行動を起こした人がこれだけいた事実には「まだまだ日本も捨てたものじゃない!」という橋下代表の発言にも頷ける。
もちろん、背景には現在の政治に対する日本国民の大いなる不満があることは間違いない。

さあ、果たしてこのこの応募者の中から実際に何人の方が正式に入塾し、何割の方が国政選挙に打って出ようとするのでしょうか?

一部の方(経験者)以外は多分選挙についての知識もきっとお持ちじゃないでしょう。
少なくとも現実に選挙を戦おうとすれば、精神的・経済的にも大きな負担を伴うことになります。

最低限必要なものとして選挙に立候補するにはまず「供託金」というものは避けて通れません。
詳細は省きますが、衆議院選挙では600万円ほど(比例代表)
さらに国政選挙になると車も事務所もスタッフも必要になって来ます、選挙期間中で無く数ヶ月間。
それだけでも数百万円は掛かってしまいます。
でもって、選挙に落ちると「無職」です。

想いや覚悟はとても歓迎だし尊重したいのですが、残念ながらそれだけではなかなか踏み切れないのが選挙という制度なんですよね。
これまでも何人かから「政治家に!」という話しを聞いた経験があるが、みなさんあまりこの類の情報もお持ちで無かったりします。

ただ、今回の応募殺到のこの機運を一時のブームで終わらせて欲しくない。
橋下氏の本当の狙いは日本全体の構造の枠組みを壊すことだと思う。
だから“維新”なんでしょう。

こちらが解りやすい⇒体制維新――大阪都 (文春新書)ご一読をお勧めします。

ただ、昨日発表された維新の会の政策「船中八策」って、みんなの党が以前から言って来たアジェンダと大きく変わってない。
まあ、スタッフがほとんど同じメンバーなので当然なのだが、みんなの党のアジェンダの方がより現実に近い、実現の可能性が高いと言えると思う。こちらを⇒みんなの党