首長パンチ
「みんなの調布」発行人の高橋ゆうじです。
みなさん、佐賀県の武雄市というところをご存知でしょうか?
人口5万人くらいの小さな自治体です。
その街の市長さんが数年前から一躍脚光を浴びています。
市長さんの名前は樋渡啓祐さん、2006年に全国最年長市長として話題になった方。
この樋渡市長の著書『首長パンチ
』が年末からこれまた話題になっています。
ボク自身は市長のtwitterのフォローを大分以前からさせていただいていて、この著書もご本人のツイートで教えていただいた。
精神的な余裕も無く、やっと昨日読めた。
滅茶苦茶面白かったですし、物凄く元気づけられました。
お時間ある方(といっても一気読み出来ますから一日あれば・・・)ぜひご覧になって下さい。
ご本人とはtwitterでもコミュニケーションさせていただいたし、「三鷹ICT事業者協会 」がこれまたツイート繋がりでお呼びしたセミナーでも直接ご挨拶させていただいた。
もちろんご本人のサイト(武雄市長物語 )も毎日のように読ませていただいている。
とにかく聡明で、そしてウイットがあり、行動力抜群だし、お年寄りにもモテテ・・・(笑)
この『首長パンチ』はご本人が市長選に挑戦し見事就任。市役所がひっくり返るような市政改革を推進し、もちろん旧弊の抵抗も受け、リコール~再選挙も経験し、それでもまた市民の支持を受け、更に革新的な行政を指導していく物語。
(これは本には書かれてなく、以前ボクが仕入れた情報だが)
市長ブログを毎日更新し、市民がコメントを寄せる。さらにはtwitterのアカウントを役所職員全員に登録させて、市民からの要望や苦情がつぶやかれると、すかさずtwitterで職員に指示とか出してしまう。
となると、もちろん他の市民もそれを見ている訳で、行政の動きがすべて公開されてしまう。文字通り市政がガラス張りです。
でもって昨年「日本ツイッター学会」なるものを立ち上げ会長に納まってもいる(笑)
ぜひぜひ若い方々に読んでいただきたい。
著者もあとがきで、「若い方々にどんどん首長に挑戦して欲しい」 そして「もちろん苦労も半端じゃないが、その数百倍、数万倍やりがいを感じる仕事」だと仰っている。
『若い首長が増えれば役所の職員の意識が変わる。役所が変われば地域が元気になる』そうすると『地域に活気があふれ、日本を変える力になる・・・!』と。
昨日も生意気にも言わせていただいたのですが 、とにかく若い20代のみなさん、行政にもっともっと関心をもちましょう。みなさんの力で市政をいくらでも変えることが出来るんです。
そしてサラリーマンのみなさんも、もっともっと市政・地域づくりに参加しましょう!
今回ボクもそんな想いで市政チェック役になりたいと立ち上がりました。
出来たらボクの後に20代、30代の民間企業でのサラリーマン経験者のみなさんがどんどん市政に挑戦してもらいたい、と思っています。
とにかく一度この本を読んでみて下さい。
表紙は劇画っぽくオジサンにはカバーをお勧めしますが・・・(笑)