失政のツケを払うのは住民。 | 高橋祐司オフィシャルブログ「みんなの調布」Powered by Ameba

失政のツケを払うのは住民。

「みんなの調布」発行人の高橋ゆうじです。


またまた昨日の朝日新聞「社説」から。

いま各地の地方議会でかつて無い特徴が現れて来ているんだそうです。


それは首長(いわゆる知事とか市区町村長)と議会の激突の構図。

たしかに名古屋や大阪府(大阪市も)、それにご存知の鹿児島県阿久根市、異常に盛り上がってますね。

解散、住民投票、リコール、再選挙・・・と。


決して褒められる行為ではないが、いまそれがいつどこで沸き起こってもおかしくないくらい日本の議会制民主主義も育って来ているということだと思います。


もしかしたらこの街、調布でも起こりえるかも知れないんです。

毎年のように人口(流入)が増え、税収も増えているのに、我々市民へはそれがどんな形で還元されているのか?それ以前に税収が増えたという事実さえあまり公表しようとしない。

というか、最低限の公表はしているんです。ただそれが市民の知るところに無い。なぜなら、以前こちらでもご紹介したように 、行政側の発信はなるべく住民に理解しにくい表現で発信するからなんです。それこそが俗にいう役所言葉 というやつです。ですから住民はもっともっと行政に積極的に関心を示さないといけないんだと思います。


国政と地方政治の大きな違い、地方では首長(調布で云えば市長)の解職とか、議会の解散まで住民投票で出来るってことなんです。個にはそういう訳にはいかない。


私もある方からお聞きしたのだが、いま調布の財務力指数は都内で第2位、全国でもベスト20以内と云われるくらい裕福なんだそうです。でもって、職員の給与も3年前までは3年連続で全国一位・・・?


皆さんになにか還元されました?  

もう少し、市政に関心を持った方がいいと思いませんか?


なのに、議会と市長が激突なんて構図は調布では見られない。

理由は簡単です。議会と市長が馴れ合いなんです。市の職員からどなたかの後を継いで市議にとか、ある大政党の長老が引退するので「次は君」みたいな感じで市議が決まっている。そんな構成では議会が激突なんて構図は生まれないですよね。


もう少し市政もチェックしてみたいと思いませんか?


もしこれが逆の環境だったらみなさんどう思われるでしょう? 

例えば夕張市のように行政の失態で財政破綻なんてことになったら・・・?

行政をウオッチするのももちろんだし、どんな首長、どんな議員を選ぶかも皆さんの責任なんです。

自分自身に火の粉が降りかかって来てから慌てても遅いんです。


議会が空転しても、失政をしても責任は住民にあるんです。 改めて考えさせられました。


皆さん、どう思われますか? (ご意見はこちらへ

そうそう、下のコメント欄でも結構です。行政への不満とか、こうして欲しいとかのご要望もお聞かせ下さい。