最後のメイン演題は、群馬にある泌尿器の急性期病院である黒沢病院 院長 伊藤 一人先生の「Moving Beyond the Confusion Against PSA Screening」でした。

 

伊藤先生は前立腺癌の治療、さらには腫瘍マーカーの健診における介入方法の研究などでトップのお一人です。泌尿器学会を引っ張り、厚生労働省などと健診についての仕組みづくりなどもされています。

 

男性の健康診断において必須項目であるPSA値についての最新の知見です。

前立腺癌の腫瘍マーカーであるものの、賛否両論があり無駄ではないかなどの声もあります。

しかし、今回の伊藤先生の発表を聞き、解釈の仕方、フォローの仕方などとてもためになりました。外来で健診データをお持ちの方にもっと適切なアドバイスができるようになりました。まだまだ色々な視点で勉強しないといけないと痛感しました。

                   みんなの内科クリニック人形町・水天宮