先週から新型コロナウイルス肺炎についてニュースで見た方も多いと思います。

内容は中国湖北省武漢市で発生した肺炎の原因が、新型コロナウイルスだったというものです。

 

このニュースで、2002年に発生した重症急性呼吸器症候群(SARS)“サーズ”と言われた肺炎を思いだした方も多いと思います。

2002年11月から2003年7月5日に終息宣言が出されるまでに中国を中心に8.096人罹患し、774人が死亡している、致死率約9.6%と推定された恐ろしい肺炎です。

この“サーズ”の原因もコロナウイルスとされています。

 

それでは今回、武漢市発生した肺炎も“サーズ”のような「世界規模の健康上の脅威」なのでしょうか?

WHOが正式に調査を開始したのが、1月9日であり情報不足ではありますが、いくつかのポイントを確認しておこうと思います。

 

東京都中央区保健所からは武漢市に滞在歴がある原因不明の肺炎患者を診察した場合は、必要に応じ国立感染症研究所での検査を実施する場合があるので保健所に連絡するよう通達が来ています。その②に続く。

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