日本では2018年7月から2013~2014年以来の風疹が流行になっています。
2013~2014年の風疹では14,000人が風疹にかかり、先天性風疹症候群の子供が45人生まれています。
先天性風疹症候群は妊娠20週までに妊婦の方が風疹にかかると胎児が感染し、心臓疾患、難聴、白内障を合併する可能性が出てきます。
ただし、これは抗体価が十分であれば予防することが可能であり、抗体検査およびワクチン接種が何より大事になります。
このことは女性ではわりと知っている方が多く、自費で検査される方もいらっしゃいます。
しかし、これを女性だけで防ぐことは難しく、男性の接種がとても重要とされています。
その③に続く。