腎のう胞は、超音波検査やCT検査で指摘されますが、悪性のものとの鑑別はしやすいです。

そのため、腎のう胞と指摘された場合は問題なく、悪性を疑われる場合は腎腫瘍疑いなどと記載してあることが多いです。

 

病的意義がある場合ですが、画像検査で5個以上腎のう胞が指摘された場合は、多発性嚢胞腎などの可能性があります。

また、数は少なくてもとても大きい場合などは、出血や感染を起こすことがあるため注意が必要で、繰り返し炎症を起こしている場合は手術適応になることも稀ですがあります。

 

なので、腎のう胞とのみ記載されている場合は、基本的に心配する必要はありません。

                     みんなの内科クリニック人形町・水天宮