たぁちゃんのこと ♪
それに比べて、野良猫は昔々と比べてもそう減っていないように感じます。
野良猫は可哀そうだという向きもありますが、我々は一概にそうとも言えないと思っています。
家の中でケージ飼いされていたり、飼育環境が劣悪なパターンの家ネコより幸せじゃないかなと。
でも、寒さ暑さ、危険、害を加えようと試みる相手の存在等々、家ネコより自分の身を自分で守りきらないといけない厳しさはある。
誰から見ても、けっこう厳しい環境にいたタァクンは、ある日Sさんと出会いました。
たぁ君は、押しの弱いところがあって「嫌と言ったらイヤ」と、言い切れないところがとても辛そうに見えたみたい。
周囲の状況にとても苦慮している彼を見かねたSさんは、忙しい毎日をものともせず、彼の保護を心に決めます。
臆病な彼は、決して最初から人に心を許していませんでした。
その頃彼を取り巻く状況は、「ヒトを信用する」なんて、とんでもない!!と思わせる部分もたくさんあったので、彼を保護できる至近距離まで近寄らせてもらうのは、きっと大変だったと思います。
毎日、ご飯を持って必ず彼のもとへと出かけていく数日。
無理せず、きっと彼の心が溶けるまで辛抱なさったのでしょうね。
ある日彼は、Sさんが用意されたキャリーの中にすっぽりと収まりました。
厳しい周囲の状況に困り果てていた彼の力になりたいと、無理せず時間をかけ、心を込めて信用を勝ち取るために、たぁ君の元へと日参するSさんの姿をご覧になっていらしたK君のママは、Sさんを絶賛!!
お車に乗られないSさんと保護されてキャリーに初めて収まったたぁ君を、車に乗せてマーチまで連れていらしてくださいました。
ちなみにK君のママも、このマーチブログにご登場になったことのある方です。
たぁ君は先住猫さんの善ちゃんと、上手く家の中を住み分けてすっかり家ネコさんになりました。
写真は、年明けにたぁ君がこれまで大切に保持してきたタマタマを、喪失した日の手術の時の写真です。
鎮静がかかって結構ボーっとしていますね。
ネコさんも、野良犬も、ヒトもみんな、社会の一員。
街を歩いていても、ネコを一人も見かけることが出来なかったら、きっととても寂しくて味気ないと思います。
色んな事がありますが、社会を構成するメンバーみんなが、相手の立場を尊重することで、お互いから受ける優しい気持ちを分け合うことが出来れば素敵だなと思います。
土の上にいるだけなのに ♪
もおばちゃん
も全然病院に足を運ぶことはありませんでした。休み明け、ちょっと気になっていたのは病院前の植物たち
。家にいて雨
が降らなく暖かいお正月だったことは、過ごし易くて良かったけど「枯れるんじゃなかろうか・・・」と、気になっていました。案の定、いくつかの葉っぱさんたちは、この世を去ろう
とする勢い。慌てて何より先にお水
を上げましたが、その日は復活の兆しもなく「ダメかな・・・」。ところが、翌日にはこの通り。
しなだれて、せっかく上向きに花の咲く珍しいクリスマスローズ
も、へにゃへにゃだったのにこの通り。
今は葉っぱしかないこのブルンネラも、春を待ってきっと花
を咲かせることでしょう。
楽しみ。
毎日土の上にいて、移動できない植物たちですが、私たちよりずっと生命力があって強いな(´∀`)
マーチ動物病院のHPへは、こちらからです ↓




を撮ってしまふ、それくらい愛おしい
のはなぜ???


