レース中の落馬により亡くなられた
藤岡康太騎手の記帳と
手を合わせに札幌競馬場へ伺いました。
献花台は競馬が開催されている
限られた競馬場だけしか案内が
出ていなかったので
札幌競馬場はないのかな…と思いましたが
もしかして…と思って伺いましたら
記帳台が設置されていました。


記帳をしていましたら、
隣りで記帳されていた年配のお父様が、
康太騎手のことを
「ほんとに…ほんとにいい子でな…
札幌にも来てたけど、
ほんとにいい騎手だったな…」
と。
私も「悔しいですね…」
と。
せきを切ったように
涙がとまりません…


馬たちを心から愛してくれた康太騎手
レースに乗った馬が怪我をし
予後不良になった時は、
自分も落馬で怪我をし、
痛みがあるのにもかかわらず、
「自分がちゃんと気づいてあげれば…」と
人目もはばからず号泣していたそうです…。

私はワグネリアンの大ファンなのですが
ダービー馬ワグネリアンが
勝利から遠のいていた
2018年の神戸新聞杯では
負傷した福永騎手に替わり
ワグネリアンを勝利に導いてくれた
康太騎手。
あの喜びは一生忘れません。


競馬は騎手も馬も命懸け
わかってはいても
改めて思い知らされます…

悲しく悔しいですが…
康太騎手を思いだす時は
やはり
ステキな笑顔と
レースでの活躍

しばしのお別れです…
どうか安らかに
御冥福をお祈りいたします


きっとワグが迎えにきて
康太騎手を天まで乗せていってくれると
信じて