・「生涯学習プラザや地域総合センター等が単なる貸館である意識が高いと、指定管理者は管理が最も重要で、公共施設を利用できない子どもが出るのではないか心配、ユース交流センターのノウハウを取り入れ、青少年への対応力向上を要望!」

 

公共施設の在り方についてですが、本市の青少年健全育成に係る取り組みは2000年代以降、非行防止対策から支援が主体になり、ヤンチャな子どもへの対応力が相対的に落ちていると感じます。しかし、尼崎市立ユース交流センターでは不登校やひきこもり等だけでなく、さまざまな問題行動を起こす若者が居場所や目的を見つけて、いきいきと活動しています。
 

質問

生涯学習プラザや地域総合センター等が単なる貸館である意識が高いと、指定管理者は管理が最も重要で、公共施設を利用できない子どもが出てくるのではないかと心配です。指定管理者に尼崎市立ユース交流センターのノウハウを取り入れて青少年への対応力の向上を目指してい頂きたいと思いますが、青少年育成の立場からご見解をお聞かせ下さい。
 

 

答弁要旨
生涯学習プラザや地域総合センターにつきましては、施設の特性から初より青少年の利用も想定されており、そのような趣旨も理解された指定管理者が選定されているものと考えております。
一方で、ユース交流センターでは、ユースワークの視点で青少年支援を行うユースワーク研修を各地域で実施していることから、地域課職員や地域で活動をされている市民をはじめ、各施設の指定管理者につきましても、これらの研修を受講していただくことで、より一層、青少年への対応力の向上を図っていただくことが可能であると考えております。

 

・「大学や高校、外国人労働者派遣事業者等とも連携し、本市が全面協力して高齢者・障害者事業所向けの就職フェアの開催を要望!」

高齢者・障害者施設の職員不足対策について、市内の高齢者・障害者施設人手不足は深刻事業の一部を休止する事業者もおられます。ヘルパーの方を国内のみならず外国人労働者を人材派遣会社に依頼すると、お一人100万円を超える紹介料を請求させることもあると聞いています。このままでは資産に体力のある大手企業しか生き残れません。小さな施設は利用者が隣人に感じる等、大手事業者とは違った需要があります。

また、今後増える高齢者を考えると大きなお金が動く事業ですので、地域経済の観点でも本市に税金を納めて頂ける方には頑張って頂きたいと思います。しかし、1事業所ごとの支援のためには予算がかかり過ぎます。

 

質問

就職フェアは規模が小さいと就活に訪れる方が同じで何度も出会うと聞いております。大学や高校、外国人労働者派遣事業者等とも連携し、尼崎市が全面協力して高齢者・障害者事業向けの大就職フェアの開催をご検討頂けないでしょうか。

 

 

答弁要旨
高齢者・障害者事業所向けの就職フェアについては、これまでも、社会福祉法人兵庫県社会福祉協議会福祉人材センターの主催で、毎年度、兵庫県内で3か所、うち阪神地区で1か所開催し、令和3年度には、尼崎市内の会場で実施しています。
また、福祉人材センターにおいて、ハローワーク等の関係機関や県内全ての大学等へチラシを配布するなどの広報活動を行い、阪神地区の会場では、過去3年間で181人が参加しています。
これらの実績から、現在のところ、本市単独での就職フェアの開催は検討していませんが、これらの取組がより良いものとなるよう、本市においても、市内事業所や大学等に対し、積極的に広報を行うとともに、今後の市内開催に向けた働きかけを行うなど、福祉人材センターと連携しながら、人材確保につながる取組を進めていきたいと考えております。

 

その就職フェアが同じ方ばかり集まるので、大学・高校など大きな就職フェアが必要に思いますので要望します。