ハナが腎臓病の治療を開始して約1年、症状が和らぎ、元気を取り戻していたものの、
1年を過ぎたころから、また体調が悪化していきました。
病院へ行き、点滴を打つ間隔が、また短くなりました。
もう5年以上も前のことなのではっきり覚えてはいませんが、2~3日に1回とかだったでしょうか。
前回の記事にも書きましたように、ハナは、わたしが点滴の用意をしていると、自らわたしの膝の上に乗り、おとなしく針を刺されている猫だったのですが、再度体調を崩してからは、膝に乗って点滴をさせてくれるものの、点滴の液が終わりきるよりも早く、わたしの膝から降りようと動いてしまうのでした。
この様子を見たとき、この子のための治療をいつまで続けるべきか、悩みました。
そして、アニマルコミュニケーターのSHIMAさんという方に、コンタクトを依頼することになりました。
(SHIMAさんは現在、全てのセッションを中止されているようです)
以下、SHIMAさんとのやりとりの抜粋を記載したいと思います。
>点滴が辛そうなのでもうやめてしまおうかと思ったりもするので
すが、
点滴をやめてしまうことにより、更に今よりしんどくなってしまうと思います。
その点についてハナは、どう感じるのか
→「今でもまあまあしんどいのよ(笑)。
それが少しくらい増えたってそんなに変わらないと思うわ。」
*うんとしんどくなるとしたらどう思う?
→「うんと…耐え難いくらいしんどくなったら…
それが私の終わりってことなんだと思う。
死ぬのはきっと楽なことじゃない。
でもしんどすぎて、その感覚に鈍くなって、それで火が消えていくんだわ。
いろんな最期があると思うけど、私はそんな感じなんだと思う。」
*点滴をやめてもいいと思う?
→「ママがそう望むなら。
ママも私と同じで覚悟は出来てる。
私たちは大人同士、きれいごとだけで
全てを済ませることはできないって分かってるのよ。」
ハナは、本当に大人な雰囲気というか、達観した感じを持っている猫だなぁ・・・と常々感じていたのですが、コンタクトを取っていただき、やはりそのことを実感せざるを得ませんでした。
SHIMAさんとは何度かやりとりをさせていただいて、たくさんハナの気持ちを聞いていただきました。
全てを載せると長くなってしまうので割愛させていただきますが、ハナがお空に還ってからのやり取りの一部も、記載したいと思います。
(わたしからの質問)ハナが亡くなる前に何度も何度も起き上がろうとして首を一
生懸命もちあげて、
最後に力をふりしぼって、一度立ち上がったのは何故?何か伝えたかった?
(以下、*は、SHIMAさんが追加で質問してくださった部分です)
→「『私は大丈夫』って伝えたかった。
身体はしんどくてぐったりしちゃってたけど『気持ちは辛くない、平気よ』って分かって欲しかったの。
その気持ちをママに(直接)伝えるのは難しかったから、実はしんどくて力も入らないんだけど、
身体を動かして見せる方が『平気よ』っていうメッセージが伝わるかと思ったの。
でもかえって心配させちゃったわね(笑)。」
*どうして"平気"って伝えたかったの?
→「ママがあまりに心配そうだったから…
お別れは、その時は辛いけど本当はそんなに特別な出来事ではないのよ。
出会いも別れも、朝起きてご飯を食べたり髪を梳いたりすることのように
日常のことと何ら変わりはない、私は生きてる頃からなんとなくそう感じていて、
(魂の存在となった)今ではそれをはっきり実感している。
全て生きている者の学びに過ぎないんだということ。
だから心配しなくて良いのよ、私は平気よ、ママもそう思って良いのよ…
そんな風に伝わったら良いなって思っていた。
できることなら日常の行動を取りたかったけど、実際は立ち上がるのもやっとのことで
作戦は見事に崩れ去ったのよ(笑)」
これを読んだときにも、なんというか、視点がとても高いというか、ハナからとっても大切なことを教えてもらったなぁ・・・と感じました。
そして、まっすぐで、純粋な愛情も、しっかりと感じました。
もちろん、生きている間、一緒に暮らしていると、ハナに限らず、そういった愛情は感じてはいましたが。
この世に人間と暮らすことを決めて生まれてきたペットとなる動物さんは、人に対して本当にまっすぐで純粋な愛情を注いでくれているのだと痛感します。
SHIMAさんというアニマルコミュニケーターさんと出会えたことは、わたしにとって、とても大きな宝物となりました。
感謝しかありません。
そして、SHIMAさんとの出会いで、アニマルコミュニケーションのことを学びたい、そして、わたしもアニマルコミュニケーターとして活躍できたら・・・と思うことになったのです。