吉松育美さんのストーカー防止署名にご協力をお願いいたします! | 岐路に立つ日本を考える

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 私は日本を世界に誇ることのできる素晴らしい国だと思っていますが、残念ながらこの思いはまだ多くの国民の共通の考えとはなっていないようです。
 日本の抱えている問題について自分なりの見解を表明しながら、この思いを広げていきたいと思っています。


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 時間が経つと結局本質的な問題は曖昧にされたまま過ぎ去ってしまい、あたかも何ごともなかったかのようにされてしまう事件というものがあります。その典型は大津のいじめ事件ではないかなと思います。この事件については非常に不思議なことに、日教組が何の声明も談話も発表しませんでした。学校の教員が最大の関心を払うべき問題であるにも関わらず、教員団体である日教組が全くここに触れようとせずにスルーしてきたところを見れば、日教組として触れるわけにはいかない不都合な真実がこの事件には隠されていることを如実に物語っているといってよいでしょう。しかし、そういった本質部分が暴かれることはついにないまま、時間ばかりが過ぎていき、いつしか人々の記憶の中からも忘れられようとしています。

 この話を今回取り上げるのは、元ミスインターナショナルの吉松育美さんの勇気ある告発も、日本のマスコミによって完全に無視されたまま、同様の展開になるのではないかと危惧しているからです。

 皆さんもよくご存知だと思いますが、吉松さんは外国人記者クラブだけで記者会見を開いたわけではなく、日本のマスコミ向けにも記者会見を開いて、芸能界の有力者からストーカー行為を受けていたことを、勇気を持って告発しました。海外では大きく報道されたこともある一方で、日本のマスコミは完全に沈黙したままです。英語版では非常にえぐった記事を載せたニューズウィークさえ、日本語版においてはこの件に関して沈黙を守っています。本日ニューズウィーク日本語版のサイトで「吉松」で検索をかけてみましたが、ヒット件数はゼロでした。このまま何もなかったことにしてしまう動きに結局消されてしまう可能性が高くなってきているといえるのではないでしょうか。

 吉松さんは記者会見後も日本のマスコミが動かない事態に直面して、新たな手段に訴えてきました。『STALKER ZERO~被害者が守られる社会へ~』という署名運動を、Change.org を利用して開始されたのです。ここで多くの人々の声を集め、それを背景にして安倍総理に直接訴えようというキャンペーンを始められました。
『STALKER ZERO~被害者が守られる社会へ~』の署名サイト

 もしご協力いただけるのであれば、ぜひリンク先のサイトから署名をお願いいたします。
『STALKER ZERO~被害者が守られる社会へ~』の署名サイト

 この問題を曖昧にしないことは、吉松さん個人にとっても大切なことでもありますが、日本の芸能・マスコミ界の正常化にも大切な取り組みになるかと思います。大津のいじめ事件のように、本質的な問題に切り込むことなしに、なあなあにされていくことにならないよう、皆さんのご協力をお願いいたします。

 吉松さんの勇気ある行動に敬意を表します。どうか彼女の勇気ある行動が意味ある形で実るよう、皆さんのご協力を重ね重ねお願い申し上げます。


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