何か特別なことを成し遂げなければ。
誰かの役に立たなければ。
そうやって自分の価値を
「行動」や「成果」で測ってはいないだろうか。
そして何もできていない自分を責めて
「私なんて、いてもいなくても同じだ」と
心をすり減らしていないだろうか。
だとしたら、あなたは
この世界のとても重要な真実を
見落としている。
マザー・テレサは、こう言った。
「私たちは簡単な微笑みが
どれほどの善をなしうるか
決して分からないでしょう」
微笑みだけじゃない。
あなたが朝、誰かに「おはよう」と言う声。
あなたがカフェの隅で、静かに本を読む姿。
あなたが、ただそこに「いる」という事実。
その、あなたにとっては
当たり前で価値がないとさえ思える日常が
知らず知らずのうちに、誰かの心を支えている。
これは気休めの綺麗事なんかじゃない。
人間の本能的な心の仕組みだ。
人は本能レベルで
「他者」の存在を求めている。
心理学では人間は
他者との繋がりの中でしか
自己を確立できない、と言われている。
あなたがただそこにいるだけで
誰かの「孤独」を癒している。
あなたがただそこにいるだけで
誰かの日常風景に「安心感」という
彩りを添えている。
あなたが毎日通る道に咲く花は
「誰かを救おう」なんて思っていない。
ただ、そこに咲いているだけだ。
でも、その姿に足を止めて心を救われる人がいる。
あなたもその花と同じなのだ。
余裕がない時。
何かを「する」ことで
価値を証明しようとしなくていい。
何かを「与える」ことで
存在意義を見出そうとしなくていい。
あなたがあなたとして
ただ、そこにいること。
それ自体が
すでに誰かにとっての、かけがえのない光であり
救いになっている。
あなたは、あなたが思うより
ずっとこの世界に必要な存在なのだ。
その事実を今日、受け取ってあげてほしい。
頑張っているあなたのために。