一昨日から、インスピレーションが冴えている(気がする)あんじぇらです。

 

昨日のニュースで地下鉄サリン事件の被害者で25年間寝たきりで生活されていた女性が亡くなったと耳にしました。

 

彼女にとっても、ご家族にとっても、とても辛い25年間だったと思います。もしもあの事件さえなかったら・・・。その女性はちょうど会社の会議に出向く矢先に事件に巻き込まれたそうです。

 

もしも自分の家族だとしたら・・・と思うと、決して他人事とは思えませんし、本当に悔やんでも悔やみきれません。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 

さて、みなさんの中には感受性が高く、些細なことでも眠れなくなってしまうようなタイプの方がいらっしゃるのではないでしょうか。

それが例え自分ごとでなくてもです。

 

2011年の震災の際も、被災地以外の方が被災された方を思って心苦しい状態になる「震災うつ」という言葉が出てきたと思います。

そのような方は、本来感受性が高い方と言えるでしょう。

 

感性は男性に比べ女性の方が高いと言われていますが、最近は特に男性でも感性の高い方は目立ってきているように思います。

 

私の知り合いの男性は、シェアハウスに同居していた会社の同僚が、ある日突然蒸発してしまいました。不仲だったわけでもなかったのですが、彼はその原因を自分だと思い込み、結果鬱になり出社できなくなってしまいました。

周りの人は「なぜおまえが休むんだ?」と嘲笑していたそうですが、ある意味これも傷つきやすい人の典型かもしれません。

 

傷つくことが起こるたび、こんな自分はダメなんだ・・・と

自己嫌悪に陥る方が時々見受けられますが、そんなことはありません。

その感性をどうぞ大事にしてください。

そして常に全力でいると疲れてしまいますので、少し「余裕」を持たれることをオススメします。

 

やり方としては、そう思う自分を俯瞰してみる。そして、

「傷ついてしまったのは悪いことではないんだ。優しい自分がそこにいるんだ。」と認めてあげてください。

そしてそれは自分の問題ではないことが多いと思いますので、「そうやって考えられる自分は幸せなんだ。」ということも合わせて受け入れてあげてください。気持ちに余裕のない人は、他人の問題にいちいち構っている時間はありません。ある意味すばらしいことなのです。

 

けれど、そこに浸っていると病気になってしまったりする可能性もありますので、割り切る練習もしていきましょう。少々冷たいな、と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ちゃんと区切ってあげないと、あなた自身の人生も次へは進めません。

 

どうぞあなたの傷つきやすい心の才能を前向きに活かしてくださいね。

 

それではまたお会いしましょう。