ミンミが行方不明になって3ヶ月半が過ぎてしまいました。

ミンミが優しい人に保護されて
元気に幸せに過ごしていてと毎日祈りながら..

心の奥には会いたい気持ちがつのります..

再会は無理なのだろうか..という思いも
時々浮かびます。

そんな時..
2月の終わりに仕事中に携帯に着信があり
仕事終わりに折り返しの電話を入れてみたら..

「猫さん見てからのほうがいいですよね?」って..
「保護されているんですか?」とお聞きしたら
「はい家にいます」と。

ミンミだと思いました..
ミンミに会えると思いました..

ご自宅の場所を聞いて仕事帰りに直行しました。

近くになったので電話をしたら
「家の前で待っています」と。
住宅地の一角に初老のご夫婦が見えました。

手には迷い猫さんのポスター..
あれ?ミンミじゃない..
顔が真っ黒の三毛ちゃんでした。

「この子は違いますが..会ってもいいですか?」と..

なんでそんな事を言ったのか自分でも
分からないけど..

「どうぞ~」ってご夫婦が。

玄関先にお邪魔させてもらいおじさんがその黒顔三毛ちゃんを抱っこして連れてきてくれました。

「あなただったのね..」と頭を撫でて..

顔黒ちゃんみたいに..
ミンミも保護されているといいなと..
思ったら泣けてきちゃいました..

「どこかで保護されているわよ」と
ご夫婦に励まされミンミのポスターを渡して帰って来ました。

ご夫婦の優しさに感謝をしながら..

だけど..
落胆は思っていた以上にあり..
しばらく気持ちを整えることも出来ずにいました。

今度は別の方から目撃情報のメールを頂きました。
違う猫さんの事もあるので写真を添付して確認して貰いました。

今度は行方不明になってから
初めてミンミの行方を知ることになりました。

ミンミは人を頼り生きようとしていました。
メールを頂いた方の知人が12月に
2日ほど給餌をしてくれたそうです。
人懐っこい猫さんだったそうです。
ご主人がシッって追い払ったら
その後は見ていない..って。

また途切れてしまいました..
ごめんね..
探してあげられなくて..

12月の事だし
教えて頂いたのはかなり広域の住宅地だったけど行かずにはいられない..

捜索しながら外に出ている方に
目撃情報を聞きながら..

「○○さんかしら?」なんて..
場所を聞いたら
「案内するわよ」と連れて行ってくれました。

お留守でした..
「明日また伺ってみます」と..
お礼を言い帰って来ました。

翌日..
行ってみたら庭の掃除をしている年配の男性がいました。
区長をやられている方で猫はいるけど
ミンミじゃないって..

住宅地の掲示板にポスター貼らせて頂けるかお聞きしたら..
「会長に聞いてみないと分からない」と会長さんのお宅を教えて頂き..
迷いながらやっとたどり着きました。

会長さんが
「区長から電話ありましたよ」って..
年配のキチッとされている男性です。

昭和のおじい様的な感じです。

事情を説明して
「このポスターを掲示板に貼らせて頂けますか?」とポスターを渡して

書いてある文を読み終えると
「全部の掲示板に貼ってもいいです」と。
1ヶ月間のお約束で貼らせて貰える事になりました。

ポスターの最後に
「大切な家族です。ご協力をお願い致します」と入れてあります。

「家族だもんなぁ..」と会長さんが..

その言葉に堪えていた感情が流出しました..

掲示板の場所を教えてもらい
ポスターを貼る画ビョウまで頂きました。

お礼を言いながら..
涙で声がつまりました。

「大丈夫だよ..会えるよ」と会長さんが家に入って行きました。

泣きながら
掲示板を探してポスターを貼りました。
願いを込めながら..

何の涙なんだか..
もう自分でも分からない..

帰る頃はすごく疲れていました。

突然の訪問やお願いを聞いて頂いて
感謝を致します!

人の優しさや温かさをたくさん感じます!

ミンミと最期まで一緒にいられず
ミンミの命の守る責任を果たせなかった私の罪..

ミンミと出会えた事..
ミンミと過ごした日々は私の宝物..

ミンミごめんね..
ミンミありがとう~✨

いつもの場所に..
いるはずはないのだけど..
ミンミの姿を探しています。

ありがとう~✨