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※今書いてる話は
【私の妹】美紀の話です。
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自動開閉日傘▼動画レビュー
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モラ夫の話を書いてます
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調停委員に
冷静に事実を突きつけられた義母。
静かにしていればいいものを、
義母は抑えきれずに
再び声を張り上げた。
「何ですって!?
親を悪く言うなんて、
あなたは何も分かっていないのね?!
私はね、
息子を立派に育ててきたんです!
なのにこの女(美紀)ときたら、
夫にお弁当ひとつ作らず、
家事もろくにしない!
息子が外で疲れて帰ってきても、
笑顔ひとつ見せない!
そんな妻が母親で、
子どもがまともに
育つわけないでしょう!」
一気にまくし立てる義母。
だが、調停室は静まり返った。
調停委員が、
すっと資料を見つめる。
「……お義母様、
少し冷静になられてください。
記録を確認いたしますと、
美紀さんは妊娠・出産後、
家計をやりくりしながら
一人で育児を担っておられました。
一方、ご子息は
その間に不貞行為を行い、
生活費も十分に渡していなかった。
それにもかかわらず
“妻が悪い”と繰り返すご主張は、
むしろ親権者としての資質を
疑われる要因になりかねません」
義母は真っ青になった。
「ち、違います!
私はただ……
ただ息子を守りたくて!」
「守るべきは“子ども”です!」
調停委員の低い声が室内に響く。
健人は隣で頭を抱えていた。
「母さん……もういい、
黙っててくれ」
私はその様子をじっと見つめながら、
胸の奥に熱いものが
広がっていくのを感じた。
――やっと、
義母の圧力から解放されていく実感。
調停員さんは続けた
「ここまでの事情を総合すると、
監護を継続している母親のもとで
生活を安定させることが望ましい、
そう考えます」
私は小さく
「ありがとうございます」と答えた。
義母は悔しそうに
唇を噛みしめていた。
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