2024年3月23日(土)
私のブログを読んで下さる方は
私と親との関係が
良好だと思っていらっしゃる方が
多いと思います。
でも、実際は
私と親との関係は
必ずしも良い事ばかりでは
ありませんでした。
今ではすっかり
私の中のインナーチャイルドは
浄化されており、
親に対しての恨みつらみは
もうありません。
傷付いていた私の子どもの心は
親から解放されて自由を得て、
オトナになりました。
子どもの頃
私は親が怖かった。
いつも親の顔色を
伺っているような子どもでした。
母はいつも不機嫌で
事あるごとに
私を叩きました。
私は母に
抱きしめられた記憶も
頭を撫でられた記憶も
ありません。
父と母は喧嘩が絶えず
父はお酒を飲むと
私に暴言を吐きました。
私を無条件に愛してくれたのは
父方のおばあちゃんだけでした。
おばあちゃんが居なかったら
私はどうなっていただろう…
結婚して
私にも家庭ができて
私はこの家庭を守ろうと
心から思いました。
でもね、
母から
可愛がって貰った記憶がない私は
愛情表現が
下手なんです。
私は自分が育てられたように
母と同じように
我が子に接していたのでは？
と、自問し、心が痛む。
そんな私に育てられたのに
有難いことに
私の3人の子供たちは
明るく素直に育ちました。
そして彼らも親になり、
私から見て羨ましいほど
今、とても上手に
子育てしています。
子どもの自主性を重んじ
穏やかに愛情深く育てています。
母から私に受け継がれた
負の連鎖は
次の世代で断ち切られました。
母は
北風と太陽で言ったら
北風の人です。
何事においても強引。
規則や決まり、
それが全てで
規則を守らないと
厳しい罰を下します。
今でも母は
規則にうるさいですよ。
年を取って母のキツさも
少しは緩和されるかと
期待したのですが…
父に対しては
今も厳しいですね。
何事も四角四面。
考え方に遊びが無いの。
息苦しい…
例えば病院の面会時間も
"15分"と決められたら
何がなんでもそれは守るべきで、
決まりを遵守する事が
母にとって最重要事項であり、
父との時間をどう過ごすか？
父の希望に応えてあげる、
な〜んて事は二の次です。
用事だけをさっさと済ませ
父の要求には耳を貸さず、
あ、15分経ったわよ！
さ！帰るわよ❗️
と、そんな感じ。
温かい言葉がけは
一切無しです。
一度は私も
両親と縁を切ろうと
思った事がありました。
実際、
親との連絡を絶った時期も
ありました。
親と連絡を取らなかった期間、
私は伸び伸びと過ごせました。
年老いて行く両親を前に
今はもう
昔の恨みも怒りも悲しみも
ありません。
子ども達や孫達、
年老いた親と過ごす時間の中で
私自身が変わったみたい。
ありのままを
受け入れる事を学びました。
できない事があっても
それはそれ！
良いんです、
そう思ったら
肩の荷がおりて
グッと楽になりました。
親から受け継いだ
良いことも悪いことも
全て私自身であり、
それを活かすも殺すも
自分次第なんだと
今は思っています。
「幸せ」は
人から貰うものではなく
自分からそれを「幸せ」だと
感じる力だと思っています。
家族ひとりひとりが
私の大切な人達。
ちっちゃな孫息子を見て、
そう思っています。