2024年3月4日(月)



実は昨日、

映画「PERFECT DAYS 」

を観た後、



夫と待ち合わせしていたんです。



この春、私自身が

とうとう介護保険証を貰う

そんな年になりまして…



少なからずショック…と言うか

複雑な心境とは言え、



ま、

取り敢えず

ひとつ年を重ねたということで



お祝いなので

ご飯でも食べようと



和食のお店で夫と

待ち合わせしていました。



夫「乾杯はどうする?

  シャンパン?」



私「そうね、シャンパンがいいな」



と答えたのに



夫が頼んだのは

自分好みの白ワイン。

私の希望を聞いたのにスルーされたわ



ま、いいっか🥹



ワインが来るまで

私は前のめりで今日観た映画

「パーフェクトデイズ」

の感想を夫に話したんですよ。



でも彼は

心ここにあらずで

私の話を聞いていない事は

一目瞭然。



その時、

夫の頭を占めていたのは、



[思い出したいのに

思い出せなくて

モヤモヤしている何か]



他人の話は上の空。



思い出せなくて

モヤモヤしている何かを

必死に思い出そうと

スマホで何やら検索している夫。



🥂🥂🥂🥂🥂



ワインが運ばれてきました。



上の空のまま

一応、

ワインのテイスティングは夫が

しましたけど…



でもやはり

心ここにあらずで



ワインが

それぞれのグラスに注がれても



乾杯はお預け状態で



まだスマホで何やら検索しています。



💢💢💢



私「ねぇ、それ…もう、

  やめたら? 

  後で落ち着いて調べたら?」



夫「思い出せなくて 

  気持ち悪いんだよね…

      ちょっと待ってよ」



私「ねぇ、ホントに!

  それ、もうやめてよ💢」



夫がムッとした顔で

私を見ました。



ムッとしたまま

乾杯🥂…😓



⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎



はい、

その後の雰囲気、



想像できますでしょ…💦



ただでさえ


パーフェクトデイズの

"平山"の美しい生き方に

気持ちを

持って行かれていた私に



夫のこの仕打ちは

最悪のタイミング。



お誕生日のお祝いなのに😓



波立つ私の心😓



もやもやもやもやもやもやもやもや



夫はその日、

退職後に借りるシェアオフィスの

見学に行ってたのですが、



少なからず気持ちが

ざらついていたんでしょうね。



今、夫が考えている

今後のプランは



3月末で退職した後

今年1年は仕事はせず、

シェアオフィスで

自分なりの勉強や

調べ物をしたりしながら



ゆっくりして、



来年からは

何がしかの仕事をするつもりで

情報を集める、というもの。



夫が話す内容に

相槌を打ちながらも



先程の

気まずい乾杯が尾を引いて



私の態度は多少

冷ややかだったかもしれません。



重苦しい雰囲気の中、



夫が突然、


「休んでないで

 少しでも稼いで来いと

   貴女は思ってるんでしょ」



と、私にそう言い放ちました。



えっ?


驚く私。


そんな事

本当に思っていないのに…


私はただ…


夫から仕事を奪ったら

空の巣症候群と

なるんじゃないかと…


夫の心と身体を心配していたのに…


だから

すっぱり仕事を辞めるのではなく


ソフトランディング的に

何か社会と関わりながら

少しでも仕事できたらいいねって


以前から

私はそう言っていたのに…


私の言葉の真意を

夫は理解していなかった😓



もやもやもやもやもやもやもやもや



夫の顔は

歪んでいるように見えました。




私「ねぇ、私の事

  そう思っていたの?

  出来るだけ長く仕事して

  出来る限り稼いで来い!って、

  貴方にそう言うと思ってたの?

  私の事を

  そんな女だと思ってたの?」



夫は

私から目を逸らしながら



そんな事思ってないよ…と

言いました。



が…


時、既に遅し。



私は

折角のお料理の味が分からない程

傷付いていました。



お誕生日のお祝いなのに

こんな気持ちになるなんて



悲しくて

寂しかった。



その時、



"平山"の表情が

ふと心によぎりました。



彼は他人を傷付けるような

そんな言葉は吐かない。



柔らかで

たおやかで

それでいて

凛とした強さがある。



目の前の夫は

戸惑ったように

私から目を逸らしました。



昔から夫は、


突然、唐突に

なんの脈絡もなく

私に攻撃的な言葉を

発する事があるんです。


「言葉だって

   立派な暴力になるんだよ」


って私、何度

言ったことでしょう。


その度に夫は


「不愉快な気持ちにさせたのなら

 すまなかった。」

 

と謝るのですが


何故、夫の口から

他人を傷付ける言葉が

無意識的に飛び出すのか、


私には理解出来ません。


ストレスのなせる技?


これも…


切った張ったと

長年、企業戦士として

戦ってきた男に染み付いた

悲しきサガ?


攻撃は最大の防御って…


そんな姿、見たくないと思うのは

私のわがままでしょうか…