10月27日水曜日


父が入院しているリハビリ病院にて

多分最後になるであろう

カンファレンスがありました。




母にとって

父が自宅に帰ってくる現実を

いよいよ

認めざるを得なくなりました。



母は、父が入院していたこの期間、

自由で、伸び伸び出来て

私達とも遠出したり、

ジムにも通えて

夜ものんびり、ゆっくり

誰にも邪魔されず眠ることが

できた最高な4ヶ月でした。

急性期病院1ヶ月+リハビリ病院3ヶ月

合計4ヶ月の入院となります。




クローバークローバークローバークローバークローバークローバー





カンファレンスはいつものように

病院の担当医師、

理学療法士さん、

病棟の看護師さん

ソーシャルワーカーさん



そして、母と私と

今回は父のケアマネさんも

同席してくれました。





クローバークローバークローバークローバークローバークローバー





まずは、担当医師からの説明が

ありましたが、


その医師も驚くほどの回復を

父は成し遂げました。



入院した当時、

痛みで、

全てが悪い方に向かっていた

父の身体が、




痛みが無くなると

こんなにも快方に向かうのだと、




人間の身体の神秘を

見た思いです。




T病院の整形外科の姐御先生の

手術の腕は確かなものでした!


ワタシ、失敗しないので(笑)



理学療法士さんからの説明によると

父は、ベッドから車椅子への移乗も

軽い補助があれば

出来るようになったとの事。




毎日2時間、

リハビリを頑張った成果が

出ています。




昼間はリハビリパンツのみで大丈夫。

失禁も無いそうです。




食事も通常食、

飲み込みも問題無いそうです。




来月、お誕生日が来ると

89歳になる父の回復力に

同席した皆さんが驚かれていました。




ほぼ全ての項目で 
点数が上がっています。


父の通知表を先生から
受け取ったような
そんな感じ。



そこには、
家に帰りたいという
切実な父の思いと努力が
表れているようでした。



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いよいよ退院の日にちを
決める時がやってきました。



リハビリ病院は、
原則、3ヶ月しかいられません。



母は父に、出来るだけ長く
入院していて欲しいの。



コロナも収まってきたし、
季節も良いし、


父が居ない間に
旅行したい!と


既に、11月の第1週はお友達と
温泉に行く計画をしている母です。



更に、


ひとりでもいいから
京都に行きたい!



母はそう言っております。

母の事です。

きっと実行にうつすことでしょう。


クローバークローバークローバークローバークローバークローバー




母は、ソーシャルワーカーさんに
退院の日を


「11月の第2週の週末で
お願い出来ませんか?」


と、まさかの希望を述べました。



え?
今日、10月27日よ。
11月半ばって
2週間も先よ…


すぐにでも退院出来るのに


母は父に、あと2週間も
病院に居させる気なんだ!


正直、母の鬼っぷりに驚きましたが
その希望は通り、
父の退院は
11月13日(土)と決まりました。



もやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもや



カンファレンスの後で
父とオンライン面会をしました。



退院の日を告げたら、



父の失望は
見ている私が辛くなるほどでした。



なんだって?
11月13日?

まだまだ先じゃないか!

オレは今すぐにでも
退院したいんだ!

1日も早く
家に帰りたいんだ!


スクリーンの向こうで
そう嘆く父に向かって
母は、非情に言い放ちました。



もう決まったの!

いいじゃないの〜
帰れるんだから。

つべこべ言わないで
リハビリ頑張んなさい!


じゃあね!と言って
面会を強制終了させようとする母。


これには
ケアマネさんもびっくり。


私も父が可哀想になって
スクリーン越しに


もう少しだから頑張ってと
励ましました。



もやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもや



父が帰ってくる。


母には地獄なんでしょう…


89歳になろうとしている父。
頭はしっかりしているし、
デイサービスが大好きなので
週に4回は、デイに行きます。

トイレも車椅子で
ひとりで行けるし…

夜中のトイレも
オムツで済ませると言ってるし

ここまで回復したのよ。

頑張ったじゃない🥲



母は、夫が帰って来ることが
そんなにも嫌なんだ…


もっと優しくしてあげて欲しい。


仮にも夫婦なんだよ…

と、思うけど
私には分かってないのかな…
自宅介護の辛さが…




続きます。