義両親が入所している
サービス付き高齢者向け住宅。


エントランスの横に
こんな綺麗なお花が。


よく見たら本物ではなかったわ。



クローバークローバークローバークローバークローバークローバー



義父も義母も
多分、幸せな高齢者なんだと思う。



2人とも90才代だけど、
仲も睦まじいし、



綺麗な施設に揃って入所し、
衣食住は保証され
24時間の見守りも受けている。



もやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもや



9月4日土曜日



夫と朝食をとっていたら、
夫の携帯に義父から
着信がありました。



夫は義両親からの電話は、
いつもスピーカーホンにして
私にも聞かせます。



(義父) もしもし、
ワシだけどなぁ

何の用かな?


え?何のこと?
夫は義父に電話なんて掛けていません。



(夫) オヤジ、
俺、電話掛けてないよ。


あれ?
おかしいなぁ。
電話してない?

おーい!婆さんや!
Rちゃん(夫の事です)、
電話してないってよ!
オーイ、婆さんや!
#%^*+=?*^%#


電話の向こうで
義父が義母に何か言っているのが
聞こえます。


そのあと、
義母の声がはっきりと
聞こえました。



ケータイがピカピカ
してたよ!

Rちゃんからの
電話だよー


夫は、電話していないのに
義母は何故か、
息子から電話があったと
感違いしており、


それを確かめるために
自分ではなく、
義父に折り返し?の
電話をさせています。


もー!何?


らちが開かないので


夫は、義母に電話を
代わってもらいました。



オフクロ。俺さ、
電話してないけど…

で、どう?
2人とも元気?
変わったこと無い?


夫が近況を聞くと、
まぁ、出てくる。出てくる。

義母の不満が。



もやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもや



聞くと、


昨夜、義父が急に
寒い、寒いと言い出したので
熱を計ったら
38度を超えていたそうです。


直ぐに義母が、
施設のスタッフに伝えると、


お医者様が往診に来てくれ、
処置してくれたそうです。


点滴と血液検査の為の採血。



ホントに助かる!


もし、義両親が以前のように
2人で自宅で暮らしていたら、
発熱した度に、
私は、呼び出されていたでしょう。



そして、
医者に連れて行くのも私か夫。



義母は、自分では動けないけど
現役感バリバリ。
自分の夫の面倒を見たがるの。


だから、病院に付き添うと言って
聞かない人です。


車椅子の義父だけでも大変なのに
ヨタヨタしている義母も
同行させると、


はっきり言って
足手まとい←スミマセン、言い過ぎ


だけど、本当の事。
義母は、自分が義父の保護者だと
自負しているので
義父の事は全て把握していたいの。



もやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもや



義母の話は続きます。


「お父さん、熱は下がったし、
食欲もあるんだけど
念の為、お医者さん、
今日も来てくれるんだって。」



「なんで熱が出たのか
結局は、分かんないんだよ。」


「こんな事の繰り返し。」



もやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもや



義母の話が止まりません。



「ここはさ〜
いいとこだと思うよ〜


だけど、アタシを当てにして
ちゃんと面倒みてくれないんだよ。
サ高住ですから、
フル介護ではありません


昨日の夜中だって、
お父さん、熱があるのに
施設の人は、全然、
様子見に来てくれないんだよ 



だから、仕方なく
アタシが徹夜で
看病してたんだよ


オムツ替えにだって
来てくれやしないよ💢
入所時の契約で、
夜中のサービスは必要ない
と言って、夜中の介入を
断ったのは、義母本人です💦



今だって、ここの人、
ひとりしか居ないんだよ
そんな事ないと思うけどね…


朝だから
歩けない人や車椅子の人を
食堂に連れて行くのに
忙しくて、私のとこなんか
来てくれやしないよ〜


だけどさ、お腹空くから
部屋まで朝ごはん
持って来て貰ったよ。
今、やっとお父さんと
ご飯、食べてるんだよ。
至れり尽くせり
ちゃんと、やって貰ってるじゃない!

というより、義父の面倒を見たい!
と切望していたのは貴女なのですよ。

お父さんのオムツを替えるのは
アタシが出来る!って

老健から無理矢理、退所させたのは
貴女なのですよ。

お父さんと一緒に死ぬのが本望!
と言って、私達を困らせたのも
貴女なのですよ。

今、願いが叶っているよね…

私の心の声です。



もやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもや



スピーカーホンから流れてくる
義母の愚痴を


夫と朝食食べなから
聞いていました。



ひとしきり、
夫は母親の愚痴を聞くと


じゃ、オフクロ

また何かあったら
連絡してくれよ。


オヤジの熱のことも
何か分かったら
電話してくれよ。


じゃ、
よろしく頼みますよ。


と言って
半ば、強制終了的に
電話を切りました。



もやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもや




やはり、
義母は満足するということを
知らない人みたい。


いつだったか、お義父さんが


「お母さんは、
満足するっていうことを
知らない人なんだ。
不満を言っていれば満足なんだ」


と言ってたことを
又、思い出しましたよ。



お義母さん、満足した?
元気な証拠ね。



クローバークローバークローバークローバークローバークローバー



スマホで電話を掛けることを
覚えた義両親。


義父から電話が掛かる度、


その後ろで義母の声がします。



お義父さんは
電話を掛けてきても、



あれっ?今、
ワシは、何を言おうと
しているのかい?


ワシの用事は
何ですか?



と、反対に聞いてきます。


その度に、後ろから

ささやき女将の声が(苦笑)


ほら、嫁子さんに
オムツの事聞きなさい!


今まで買ってた
安いオムツ、
あれ、注文してって
言いなさい!


お義母さーん
聞こえてるよ〜(苦笑)


お義父さんのことを
使わなくても、


直接、お義母さんから
電話してくれていいんだよ〜



私、口には出さないけどね、

そんな義母の声を聞いていると、



"吉兆のささやき女将"
の事、思い出しちゃうの。

その昔、テレビのワイドショーで
話題になったの覚えてますか〜?


クローバークローバークローバークローバークローバークローバー



私は、はっきりと
大きめな声で
電話の向こうの義父に
噛んで含めるように
話します。



(私) お義父さん、オムツはね、
以前住んでいた市の
介護保険サービス使って
安く買っていたのよ。


でもね、引越しして
住所が変わって
市も変わったから
又、新たに介護保険を使って
オムツサービスの申請を
しないとだめなの。


施設にいるケアマネさんが、
分かっているから
ケアマネさんに頼んで
オムツ注文して下さいね。



お義父さんに伝えると



はい、分かりました。
ケアマルさんに
電話するんですね、キッパリ❗️



お義父さーん、違うよ〜

もう大変よー!伝言ゲームは。



今度は、お義母さんから私に
直接、電話してね。


その方が、まだ
伝わる気がする💦


ささやき女将も伝言ゲームも
私、疲れるから😹



🙀🙀




続きます。