アンリ・マティスの描いた

最愛の孫娘の顔


要らないものを削ぎ落とすと

愛情ってこんなにも

シンプルになるのかなぁ…





クローバークローバークローバークローバークローバークローバー






義両親の事に

振り回されている間に




私の実の親達の状況が

悪化していました。




6月23日、

父が自宅で転倒、そして、

そこから始まった一連の騒動。




トイレで転倒し、

呼吸困難になり、

母だけでは対応出来なくなり、

訪問看護師さんの力を借りて、

父を起こしたものの、




痛い!痛い!と喚き散らし、




どうにもこうにも、

家では対処できなくなり、




無理を言って、いつもの病院、

そこは交通事故でお世話になった

急性期病院。




取り敢えず入院させて貰う事が

出来ました。





しかし、

肺の機能不全を理由で

内科に入院したので





痛いと喚く原因を特定する

整形外科での検査は、

今回の入院では、

やって貰えませんでした。





大きな病院の弊害です。

診療科の縦割り?みたいな

感じですかね、





父は、6月29日火曜日に

内科から退院したのですが、




その2日後、

痛い!と喚く原因を特定する為、




退院したばかりの病院に逆戻りし、

整形外科でMRIの撮影をする 

という何とも、面倒な事に…





退院して、2日後、

また、介護タクシーで病院に戻って、

検査を受けるって…🥲 どうなの?

患者の立場に立って、考えて貰いたいわ〜





もやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもや






7月1日(木)整形外科で、

MRIを撮って貰った結果は、

背骨の骨折。




腰椎の下から2番目の椎体の

圧迫骨折でした。




治療方法としては、

コルセットを着けて、

姿勢を矯正し、

安静を保つ保存療法。




2ヶ月ほど保存療法を続けて、

効果が無ければ、

手術となるとの事でした。




交通事故の時にも、

散々お世話になった装具外来で

コルセットを作って貰いましたが、



コルセットが出来るのに

1週間かかるとの事、



それまで痛みに

耐えなくてはなりません。





もやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもや





家で、そんな父を介護するのが

難しいので、




激しい痛みが治るまで

数日でも入院させて貰えないかと

母は、病院に掛け合いましたが




例の耐性菌のせいで

父の入院は、ままならず、




取り敢えず、帰宅して

家で安静を保つように告げられ、




1週間後に出来上がる

コルセットを待ってください、


それを装着して腰を固定して、

様子を見ましょうと

言われてしまいました。




もやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもや





姿勢を変える時、

ベッドで寝起きする時、

トイレで用を足す為に

車椅子から便座に移る時に




父は、

激しい痛みに見舞われます。




その度に、




痛〜い❗️

イタタタ❗️


お~❗️

痛ぁ〜〜い❗️



と叫ぶので、

母は、イライラしてしまう😅




今日、実家に行ったら、

母は、

なんと…耳栓していました。





もやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもや




7月4日、日曜日。

夫が、

義両親が入る老人ホームの

契約を行なっている間、




私は、自分の親のところに

様子を見に行く事にしました。





クローバークローバークローバークローバークローバークローバー





私の顔を見るなり、

母は、愚痴をこぼします。




そして、私に


「これ、付けてるの、

もう、おじいさんの声、

聞きたくない」



と言って、私に

耳栓を見せました。




もやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもや




冷たい態度のようだけど、

母の気持ちも分かる。




母自身、突発性難聴で

安静が必要なのに、




毎晩、毎晩、

夜中のトイレに呼ばれ、




体の大きな父の介助に

小柄な母は、四苦八苦し、




その度に




痛い!

イタ〜い!


と、叫ばれる母は、

もう、我慢ならなく

なっていました。





もやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもや




私は、親と同居していないので

母の本当の辛さを

分かっていないんだと思う…





出来ることと言ったら

こうやって、

実家に来て、両親の顔を見て

母の愚痴を聞き、

父の痛みを理解すること、



そのくらいしかありません。





今日、実家に来て、驚いたこと、

父のベッドが電動の介護ベッドに

代わっていました。



ベッドから起き上がる時、

あまりにも痛みが伴うので、

ケアマネさんの助言により




介護保険を使って

レンタルしたそうです。




母は、何でも自分から

行動してくれるので

ホントに助かります。




父も、この電動ベッドは、

気に入ったみたいです。 







クローバークローバークローバークローバークローバークローバー





今週の水曜日、7月7日は、

両親の2回目のワクチン接種です。




1回目の時は、

私の車で、両親を接種会場まで

送迎したけど、




2回目は、骨折している父を

私の車に乗せるのは難しいので、

車椅子ごと乗降出来る介護タクシーを

利用する事にしました。




こうやって、父を助けてくれる

介護のプロの方々に

本当に頭が下がります。





骨折している父を

受け入れて下さるデイサービス。



デイに行けば、

プロの方がお世話してくれます。


食事のサービス、

お風呂のサービス、

リハビリ、


更に麻雀まで楽しんで❣️



父は、デイが大好きなんです。



実際、デイサービスが無ければ

両親の生活は成り立ちません。





クローバークローバークローバークローバークローバークローバー





母の偉いところは、


自分を守る為に

自分から動くところ。




7月20日から1週間、

父をショートステイに預ける

予約をしたそうです。




更に8月にも1週間、

ショートステイを

利用させて貰うそうです。





父も、そのショートは

慣れています。

行く事自体を

楽しみにしているらしく

それは本当に助かります。






クローバークローバークローバークローバークローバークローバー





義両親とは違って、

母が何でも自分から

考えて行動してくれるので

本当に助かります。




今日も、私は水団子を持って

遊びに行ったようなもの。




母とお茶を飲みながら、

母の愚痴を聞く。   




たまに義父の

あり得ない話を差し込んで、

母の笑いを取りに行く😉




そして、父とは腰椎骨折の話。 



父が受けるかも知れない

腰椎骨折の術式について

スマホでググって調べ、

図を見ながら説明してあげる。




それだけの会話だけど

両親の顔に笑顔が戻る。





今、私に出来ることは

そのくらい。




だけど、こんな親子の時間も

義両親の事に関わっていた時には

ままならなかった事でした。





やっぱり、これで良かったんだ。





クローバークローバークローバークローバークローバークローバー




今頃、

夫はまだ、義両親の老人ホームで

契約締結の真っ最中でしょうね、




重要事項が記載された契約書に

幾つもはんこ押してるのかな?




義母と義姉は、大量の契約文書に

疲れ果てている頃かな?





ふたつの家族が

それぞれ違った形で

前に進もうとしている。






続きます。