2016年夏に11トントラックに轢かれて左脚の機能を失った私の父。


その当時の父の年齢は84歳でした。


事故の後、幸運にも救急搬送されたのは高度医療を備えた総合病院でした。


病院に運ばれたのが18:00頃、そこから処置が始まり待合室で母と待つこと、4時間あまり。




術後、私たちのところに説明に来てくれたのは

年の頃…30才くらい?のイケメン先生。


素足にサンダル、足首にはミサンガびっくり

ロン毛(表現、古い😅?) 

鼻の下は綺麗に手入れされたおひげ。




父は、左脚がトラックの下敷きになったまま数メートル引きずられた為に足首から下は原型を留めず骨が剥き出し状態だったそうです汗汗汗



淡々と説明する整形外科の若い医師。

写真見ますか?

なんて聞かれましてが、そんな勇気無くて

断りました。


一見チャラいびっくり若い先生でしたが、いやいや外見では分かりません。

本当に必死の処置をしてくれたのです。



不潔な道路に引きずられた脚の筋肉や骨は、

細菌感染の危険があり、敗血症を引き起こすかもしれません。死に至る可能性があります。



壊死し始めたら躊躇なく脚を太腿から切断せねばなりません。



イケメン整形外科医は、脚の筋肉組織、骨の隅々まで出来る限りの洗浄をしてくれたのです。



手術は、後日となります。

今できる事は、洗浄(デブリードマン)のみ。



事故当日は洗浄(デブリードマン)に終始し、

父の脚は開放骨折したまま、翌日に持ち越されました。



翌日からも、洗浄(デブリードマン)が繰り返し行われ、数日が経ちました。



イケメン整形外科医は、

「どんなに丁寧に洗浄してもが残っていれば

敗血症のリスクはあります。この後、脚の形成手術をして傷口を塞いだ後に運悪く敗血症になったり、壊死が起こったら残念ながら脚は切断しなくてはなりません。術後半年後に敗血症が起こるという事もあり得ます。」



と私と母に告げました。



私と母は、先生に頭を下げて必死でお願いするだけです🙏🙏🙏



どうか、父を助けてください。



交通事故は、一瞬にして父の人生を破壊しました



84歳の父、79歳の母。



私は両親に寄り添うことしか出来ませんでした😢



続きます。