本当は4月に書こうと思ってたんですけど、羽生くんが言った内村航平さんについての言葉がとても良かった。
それ読んでもっと羽生くんが好きになりました。
それが載ってる本が、4月に発売された
『KISS & CRY特別編集 羽生結弦―THE STAGE― 』です。
↓この表紙の。今出てる1つ前の号です。
この表紙、めちゃくちゃカッコいいですよね

表紙見て、絶対買う
って思いました。

しかも、この本はいつもの『KISS & CRY』と違って『フィギュアスケーターズ』みたいな大判の本なので迫力があります。
内容は、『The Stage』というタイトルの通りプロ転向後の3つのショーである「ノッテ・ステラータ」「GIFT」「プロローグ」をまとめたものです。
インタビューは、各公演後の羽生くんのインタビュー、内村航平さんのインタビュー、デヴィッド・ウィルソンが語るノッテ・ステラータの舞台裏が載っていてそれぞれ読みごたえがありました。
その中でノッテ・ステラータの初日公演後のインタビューで、内村航平さんについて「内村さんが羽生さんのことを“スケートくそバカ野郎”と評していましたが?」と質問された羽生くん。
それに答えて「人に対して“くそ”をつけるのは良くないと思うので、後で(内村に)言っておきます(笑)」って言ったんです~





そのあとに「言葉を借りると、内村さんは“体操くそバカ野郎”だとは思いますけど・・・」と続くんですけど、さらっと流してそう言っても良かったところをわざわざ「人に対して“くそ”をつけるのは良くないとー」って指摘したところが面白くて吹き出してしまいました。
羽生くんは、実直で人に対してどこまでも礼儀正しい。
こんな人なかなかいませんよね。
改めて羽生くん大好きだな~と思った私でした。
この発言は、多分このキスクラにしか載っていなくて、それだけでも買う価値あり❗って思います。
お写真も良くて、表紙もいいんですが、P12、P13にも内村さんとのコラボプログラムのカッコいいお写真が載っています。
P25の白鳥さんのえげつない腰のクビレも目が釘付けです。
とにかくこの号は良かった❗
めちゃくちゃ気に入ってる1冊です。
私は、内村さんとのコラボプログラム『CONQUEST OF PARADISE』が大好きです。
最初、両手を上げて、振り返ると同時にグッと拳を握るポーズがめちゃくちゃカッコいいです。
『CONQUEST OF PARADISE』の写真が欲しくて、このキスクラも『クアドラプルAXEL2023』も買いました。
正直、ノッテ・ステラータだけで1冊出してくれてもいいのになってくらいこのプログラム好きなんですよ。
『春よ、来い』が羽生くんのプログラムの中で最も女子力が高いプログラムだとすると、『CONQUEST OF PARADISE』はその対極にあって、最も甘さのない辛(から)いプログラムだと思います。
体操とのコラボレーションという前代未聞のプログラムですが、競技は違ってもその道のトップの技術を同時に並べて見るって贅沢。
内村さんの旋回と羽生くんのスピンは鳥肌ものに感動しました。
コラボレーションという事で内村航平さんと話して協力し合ってのプログラムという事なのかなと思いきや、そうではなくてお互いに自分に集中し、技をぶつけ合って共鳴し合ってというように、むしろバチバチな感じのプログラムなのです。
それは、久しぶりに試合で闘ってる羽生くんを見たという感じで、やっぱり誰かと競う時に見せる羽生くんの闘志にシビれました。
今後また、どのような形でもいいのでこのような「試合感」があるものもまた見せて欲しいなと思います。
ソロのアイスショーだと、羽生くんの発案でどこまでも羽生結弦を深掘りしていく、そういうものも良いです。
でも、誰かと、仲間と一緒にやるときのお互いの個性の相乗効果みたいなものや、溶け合って、反応し合っての面白さもまた魅力的。
どっちもいい❗
これからもきっと色々なアイデアで新しいショーを見せてくれるんだなと思うと楽しみしかありません。
あ、羽生くんから「人に対して“くそ”をつけるのは良くない」と言われていたにも関わらず前記事で「スケートくそバカ野郎」と言ってしまいました。
羽生くんごめんなさい<(_ _*)>
◆お写真はありがたくお借りしました。ありがとうございました