少し前の「てれまさむね」の記事にはニースの本人解説がありました。

でも、私が羽生くんの本人解説と言ってすぐ思い浮かぶのは、なんと言ってもソチオリンピック帰国後の祝勝会の時のものです。

全日空や早稲田大学など、羽生くんの関係者が集まった祝勝会で、羽生くんの普段見られない様子が見られてとても嬉しく見た思い出の番組ですニコニコ



【2014/2/28放送 ミヤネ屋】より

今週火曜日にソチから帰国。多忙なスケジュールとなった滞在中にカメラが普段見ることの出来ない羽生選手の姿を捕らえていました。


それは、帰国当日の夜、都内のホテルでの事。

行われたのは羽生選手の所属する全日空や、在学中の早稲田大学の関係者など、限られた人だけが出席する言わばプライベートな祝勝会です。
 


羽生「これだけの方々にお世話になっていたんだなということを、改めて今この場に、あのー、立って実感しております」
 
羽生「えー、あのー、今ものすごく(ソチ五輪の)フリーよりも緊張しているんですけれども」

(会場笑い)
 
と言いながらも終始リラックスした様子の羽生選手。
 


羽生「じゃ、もらっちゃおうか」
 
子供たちに金メダルを掛けてあげるサービスも。
会場は和やかなムードに包まれていました。
 


そして、ステージに上がりマイクを手にした羽生選手。すると・・
 


羽生「ここ1回イメトレしてました」
 


なんと羽生選手本人によるオリンピックでの演技の解説が始まりました。
 
ショートプログラムの曲が流れると・・早速。
 


司会「羽生選手、今も体が動いてますね」
 

世界歴代最高得点を叩き出したショートプログラム。
演技中何を考えていたのでしょうか?
 


新村「ここで(冒頭の)4回転」
 


羽生「これはいけると思いました」
 

続いてスピン。
 

新村「これ回ってる時って数えてるんですか?」
 
羽生「これは数えました。すっごい数えました」
 


新村「どうですか?ご自身のジャンプ見て」(トリプルアクセル)←訂正 コンビネーションジャンプでした。
 



羽生「うん、いいと思います(笑)」 
 




羽生「めっちゃドヤってますね」

(会場笑い)
 


新村「次にフリーをちょっと・・」
 


羽生「ありがとうございましたー」(帰ろうとする)

(会場笑い)
 

新村「大丈夫。座って下さい。フリーです」
 

羽生「この時の緊張感ヤバかったですよ」
 
新村「人生で一番緊張した?」
 
羽生「人生で一番緊張しました」
 
そんなフリーの演技前。
 

羽生「いつも首回さないですもん。こうやって」
 
また、羽生選手はこの大きなプレッシャーの中でこんな言葉を口にしていました。
 

新村「今、なんか言いました?」
 
羽生「「さあ、楽しもう」って」
 


羽生「でも、楽しまないとやってらんないなと思って」
 
「さあ、楽しもう」そう臨んだフリーの演技でしたが・・。
 


新村「最初が(4回転)サルコウジャンプ」
 
羽生「早送りでお願いしまーす」
 
新村「ええ?(笑)」
 


羽生「緊張して体が動かなかった」
 



羽生「これ(フリップ)は油断しました」
 
新村「本当に普段はほぼ、っていうか全然失敗しないような?」
 


羽生「中学校、中1以来?」
 

演技後半になると。
 


新村「もう気合いですか?」
 
羽生「もう、ここら辺は意識ないですね」
 
新村「意識がない?」
 


そして、演技直後の心境については。 
 



羽生「ダンッてやってて「あ~俺のメダル終わった」って思ってたから。まあ、なんかあっという間に終わっちゃったなという感じもありました」
 





     ⭐⭐⭐⭐⭐⭐

「めっちゃドヤってますね」とかね。

当時すごく面白く見ましたよ爆笑

フリーで「ありがとうございました~」って帰ろうとしたり。
すごい普通の青年って感じの反応が新鮮で、こういうのもっと見たい!って思いました。

演技中に何を思っていたかとか、砕けた言い方で説明してくれる機会なんてあんまりないじゃないですか。

これはソチから帰国した当日の映像なので、本当に撮れたて新鮮!な感想ばかりで「ほ~」と聞き入りました。

ソチオリンピックは、フリーのジャンプに悔しさが残ったとは言え、オリンピック金メダルに日本国内が喜び沸いた雰囲気で、帰国した羽生くんも喜びを噛み締めたことでしょう。


少し長いので2つに分けます。
②に続きます。







◆写真はテレビの画面撮りです。