羽生くんがスポニチアネックスへ寄せた、コロナ禍の中頑張っている医療従事者へ向けた直筆メッセージですニコニコ



羽生結弦、今だから伝えたい――思い込めた直筆メッセージ「医療関係者の皆様」へ

スポニチアネックス2021年01月06日05時01分


ウイルスが猛威を振るう世界で、懸命に闘う人々がいる。

 自らを危険にさらし、心身が疲弊してもなお、最前線に立つ人々がいる。

 「医療関係者の皆様」と題し、フィギュアスケート男子の羽生結弦(26=ANA)が、5日までにスポニチに直筆メッセージを寄せた。今、伝えたい思いを込めて。

 羽生は問う。我々は、何か力になれているだろうか。

 羽生は信じる。個人を超えて団結した時、我々は光になり得ると。

 そして、羽生は胸に刻む。命と向き合う勇者たちの、尊いきらめきを。

 【以下、羽生のメッセージ全文】


 医療関係者の皆様


 私たちは 皆さんのために生きていられているでしょうか

 私たちは 皆さんの幸せをつくれているでしょうか

 皆さんの願いや希望には、まだ光があるのでしょうか

 私にできることはとても少なく、力が足りません。

 でも、

 「私たち」にできることは、必ずあると思っています。

 皆さんの目の前に広がる暗闇に、

 「私たち」という光が灯るように、

 希望と決意を持って、今を生きていきます。

 私は、私たちは、

 皆さんが数字ではなく、魔法でもなく、

 かけがえのない生命の炎であることを、

 絶対に忘れません。


 羽生結弦




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もう1つ、羽生くんが全日本の翌朝長田神社にお礼参りした記事です。


羽生結弦 全日本翌朝の極秘参拝…“聖地”で優勝のお礼参りへ

女性自身2021年01月06日11時00分


「コロナ禍のなか、われわれは羽生君が元気にリンクに立っているだけで、大きな勇気をもらっているということを、改めて感じました」

こう“教え子”への感謝を語るのは、早稲田大学人間科学部人間情報学科の西村昭治教授だ。昨年12月、長野で開催されたフィギュアスケート全日本選手権で5年ぶりの優勝を飾った、羽生結弦(26)。

今季の羽生は新型コロナの影響で、全日本まですべての試合を欠場してきた。前例のないシーズンのなか、羽生を10代のころから知る西村教授はどう見ていたのか。

「彼は本当に繊細なんです。コロナ禍で、彼は世界的な大打撃を自分のことのように感じてつらかっただろうと思います」

そんな羽生はどのような思いで全日本に臨んでいたのだろうか。

「感染拡大を心配し、悩みながら出場を決断した背景には、閉塞感漂う世間へ全力の演技で勇気を与えたいという思いもあったのでしょう。しかし、出場したとはいえ、コロナには“国をあげて取り組むべき”だとし慎重な態度。来年の北京五輪開催について今は『考えてはいけない』と語っています」(フィギュア関係者)

しかし、フィギュア評論家の佐野稔さん(65)は、羽生の胸中についてこう推察する。

「全日本で、非常に完成度の高いプログラムを滑りきりました。本人も『試合の緊張感が好き』と言っていますが、フィギュアの最高峰である“五輪へのアピール”とも受けとれるでしょう」

実は全日本の直後、羽生は意外な場所へ足を運んでいた――。

「朝9時過ぎ、羽生さんが来られました。優勝後のお礼参りに来られたようです」(地元住民)

大会の翌朝、羽生が訪れたのは、長野にある長田神社だ。石段のいちばん上には、羽生の名前が書かれた赤い幟が立てられていた。

「'14年のソチ五輪前に羽生は知人を介して長田神社のお守りをもらい、見事金メダルを獲得しました。その後も、定期的にお守りを作ってもらっています。また`15年11月に、羽生選手はご両親とお参りに来ていました。そのときは長野で開催されたNHK杯で世界最高得点を獲得。羽生ファンの間では“聖地”と呼ばれるほど有名なスポットです。

今回の参拝では、全日本優勝を感謝し、コロナ収束による北京五輪の開催、そして3度目の金メダルを祈願したのではないでしょうか」(前出・フィギュア関係者) 前出の西村教授は、新たな目標に向けて走りだした羽生にこんなメッセージを送る。

「全日本のエキシビションで、彼は『春よ、来い』を演じましたが、そこに込められた思いを強く感じました。コロナが落ち着き“みんなが平和になった春”“笑顔が戻った春”が来るはず……。そんな希望を与えてくれました」

その“希望”がかなえば'22年、羽生は3つ目の金メダルを手にする悲願に近づく――。

「女性自身」2021年1月19日・26日合併号 掲載



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こちらは去年4月の記事です。
こうして羽生くんは何度も医療従事者に応援と感謝のメッセージを送っているんですねおねがい
羽生くん、ありがとう。

フィギュアスケートの羽生結弦が、日本オリンピック委員会(JOC)の公式ツイッターを介して、メッセージを送っている。

新型コロナウイルスの感染拡大は今もなお続いており、日本では東京都など7つの都府県で緊急事態宣言が発令されるなど、不安な日々が続いている。

この状況を受けて、羽生は「辛いことや我慢しなくてはならないこと、そして制約がたくさんある毎日だと思います」と理解を示しつつ「どうか不要不急の外出は控え、感染拡大防止のためにご協力をお願いします」と呼びかけた。

さらに「この状況のなかで、未知のものに挑み続けてくださっている方々に心からの感謝を申し上げます。本当にありがとうございます」と、医療従事者への感謝の意を示し「プレッシャーになるかもしれませんが、遠くからお応援の気持ちを飛ばしていきたいと思います」と語った。

また闘病中の人々には「本当に苦しいと思いますし、想像を絶する恐怖とも戦っていらっしゃると思います。真っ暗闇なトンネルのなかで、希望の光を見出すことはとても難しいと思います」とコメント。「でも3.11の時の夜空のように、真っ暗だからこそ見える光があると信じています。どうか無理をなさらず、周りにいる方々を信じて頼ってください」と応援コメントを残した。

そして最後に「皆様が心からの笑顔で語り合える日々が来ることを祈っています」のコメントで動画を終えている。

この動画にファンからはありがとうございます。声が聞けて安心しました。不安な日々だけど、頑張れます。どうか、身体に気をつけてください。一番の願いです」、「希望の光です。頑張ります、ありがとうございます」といったコメントであふれている。

なお、JOCのツイッターでは様々なアスリートのメッセージをリツイートしている。

羽生のコメントは以下のとおり。

「皆様こんにちは、羽生結弦です。辛いことや我慢しなくてはならないこと、そして制約がたくさんある毎日だと思います。生活が苦しい状況ではありますが、どうか不要不急の外出は控え、感染拡大防止のためにご協力をお願いします」

「僕たちアスリートは応援の力を感じ、受け取っていくことで頑張れています。時にはプレッシャーになることもありますが、それらがあるからこそ頑張れるのだと思います。このような状況のなかで、未知のものに挑み続けてくださっている方々に心からの感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。プレッシャーになるかもしれませんが、遠くからお応援の気持ちを飛ばしていきたいと思います」

「そして、何よりも今、苦しみながらも闘病されている皆様。本当に苦しいと思いますし、想像を絶する恐怖とも戦っていらっしゃると思います。真っ暗闇なトンネルのなかで、希望の光を見出すことはとても難しいと思います。でも3.11の時の夜空のように、真っ暗だからこそ見える光があると信じています。どうか無理をなさらず、周りにいる方々を信じて頼ってください」

「そして皆様が心からの笑顔で語り合える日々が来ることを祈っています」


https://twitter.com/Japan_Olympic/status/1251022418094649345?s=19

 

 






羽生くんは、12/27日に放送された「Mr.サンデー」の中で三田アナウンサーからのプログラムと震災の関係について質問でこう答えています。

やっぱり、あの、今のこの状況って、もちろん震災とは違うんですけど、ある意味同じようなところもあると思うんですよね。人々の生活の苦しさみたいなものって。
で、僕自身もスケートをやってる時の気持ちの入り方とか、あの、スケートをやってる自分自身を見た時の気持ちとか、それはちょっと震災後に似ているものがあるなっていう風に思っていて。
何かその、今この真っ暗な状況の中で少しでも前に進む力というか、自分の中にある芯みたいなものをこのプログラムに投影させた時に、皆さんの心の中にも何かしら前に向く力が宿ればいいなという風に思っています。


グランプリシリーズは、自分が動く事が感染を拡げることに繋がってはいけないと全試合を欠場。
全日本は、出場を悩みながらも、少しでも皆さんの前に向く光になれたらと出場した羽生くん。

コロナの状況は、震災に似ていると考えているんですね。

今、医療現場の状況は逼迫して来ていますし、社会生活も、経済も大変です。

私たちに出来ることは、不要不急の外出を控え、マスクや手洗い・うがいで自分自身がまず罹患しないこと。

羽生くんが今回直筆メッセージで懸命に伝えてくれた声は、医療従事者の方々にも届いているそうです。

震災で、命を失ってしまった方々のためにも、今、みんなでこの試練を乗り越え、生きていかなくては。


「コロナ禍のなか、われわれは羽生君が元気にリンクに立っているだけで、大きな勇気をもらっているということを、改めて感じました」


早稲田大学の西村教授の言葉、本当にそうだなと思います。
閉塞感漂う世の中の光となるべく、様々な困難を表には見せずに努力したその結果の素晴らしい成果を見せてくれてありがとうございました。

私たちは、羽生くんと「共に前へ」歩んで行きたいと思いますおねがい







◆お写真はありがたくお借りしました。