お帰りなさい、はやぶさ2爆笑
おめでとうございます!!
フィギュアとは関係ないですがこの偉業を称えたいです。


宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」から持ち帰ったカプセルが、オーストラリア南部ウーメラの砂漠に着地して無事回収されましたニコニコ




今から15年前の2005年9月。
はやぶさ(1号)は、地球から約3億km離れた小惑星「イトカワ」に到着しました。

はやぶさのミッションは、月以外の天体から「世界で初めて」岩石のサンプルを採取して持ち帰るというもの。

しかも、それをはやぶさ自身が考えて「自律的に」行うこと。
イトカワに近づいたり、着陸したり、サンプル採取することもはやぶさ自らが情報を判断して行ったのです。

しかし、はやぶさの旅は度々深刻なトラブルに見舞われました。

姿勢制御出来なくなり、通信が途絶え、7週間も行方不明になったり。
チームは、一年間はやぶさを救おうと尽力しました。
その後、奇跡的にはやぶさの電波を受信。

再び地球へ向かうはやぶさ。
しかし、今度は4基のエンジンのうち3基が停止。
地球への帰還が絶望視されました。

しかし、チームは、停止していた2つのエンジンの機能する部分を組み合わせることで、一基分の推進力を確保。
こうして、ボロボロになりながらも、採取したサンプルのカプセルを持って地球に戻って来たはやぶさですが最後はカプセルを切り離し、自らは大気圏に突入とともに燃え尽き消滅しましたえーん


はやぶさが燃え尽きる50分前に最後に見た「地球」。
https://twitter.com/ISAS_JAXA/status/1271603954384695296?s=19

 

 





はやぶさ2本体は、カプセルを切り離したあと、地球から離れました。
燃料もまだ半分以上残っていて、次のミッションに挑むためです。
地球と火星の間を回る小型の小惑星1998 KY26に接近して探査するミッションで、11年後の2031年7月に予定されています。

初代のはやぶさも、カプセルを届けたあとも飛ぶ予定でしたが、度重なるトラブルで「満身創痍」となり、本体ごと大気圏突入することになったそうです。

人間が行けないところにたった一人向かうはやぶさの孤高の旅。

物にも魂が宿ると考える日本人としては、最後の最後まで懸命に任務を果たしてチームの思いに応え続けたはやぶさの姿には、機械にも心があると思って涙してしまいます😭

はやぶさありがとう。

JAXAの皆様、お疲れ様でした。
素晴らしい成果をありがとうございました。







◆お写真はありがたくお借りしました。