【今だけ一般公開中】第31回:[特別企画]羽生選手にあなたの“エール”を届けよう。

【今だけ一般公開中】第31回:[特別企画]羽生選手にあなたの“エール”を届けよう。


3月に日本で開催されるフィギュアスケート世界選手権に挑む羽生選手にあなたの“エール”を届けよう。(受付は終了いたしました。たくさんのコメントありがとうございました。)

2019年3月、フィギュアスケート世界選手権が日本の埼玉県さいたま市で開催されます。前回の日本での開催は、2014年で今大会は実に5年ぶりとなります。2014年は、羽生選手が世界選手権ではじめて金メダルを穫った年でした。羽生選手は、以前のインタビューで「みなさんの期待や応援が自分の原動力になる」と語っていました。
さあ、私たちYUZU DAYSで大きな「エール」を羽生選手に届けましょう。

以前にみなさまからのメッセージを羽生選手に届けたときの様子です。



【今だけ一般公開中】第32回:羽生結弦が語る、羽生結弦

【今だけ一般公開中】第32回:羽生結弦が語る、羽生結弦


人の心を揺さぶるような表現力に、繊細で高い技術力。そしてインタビューなどで見せる、論理的で知的な受け答え。羽生選手の頭の中はどのようになっているんだろうということは、読者のみなさんもとても興味があることなのではないでしょうか?YUZU DAYS編集部は、羽生選手の頭の中に少しでも迫るべく、お話を伺いました。羽生結弦が羽生結弦を語ります。

少年時代の羽生選手の特長とは?

フィギュアに向いていると思うことですか?うーん、そうですね…。小学生くらいのときに、気づいたことなのですが自分自身を客観的にイメージする力が強いと思います。なんて表現すればいいんだろう…。壁に目があってそこに映る自分を「視覚的に」イメージできるという感覚です。これは特殊で自分が得意なことなんだと、その時に気づきました。例えば先生に「こう直しなさい」と言われたときに、自分の感覚だけでなく「視覚的」に、イメージとして見ることができるんです。
今では「脳内カメラワーク」のように、いろんな角度から自分自身を見ることもできます。自分を客観的にイメージできるということは、僕自身の強みで子供の頃から鍛えてきたことだと思います。

羽生選手自身が語る「自分自身の強み」とは?

前にインタビューでお話ししたことがありますが、小さなころから「なんで?どうして?」ということをよく言う子供でした。自分がちゃんと腑に落ちないと満足いかないんですね。そういった所は今でもあって、自分自身の性格だと思います。
今は「納得する」までの過程も、とても厚みがあるものだと思います。本や論文を読んで研究して、見聞きした理論や知識を自分の体を使って実験するように体感していく、一つ一つ自分で切り開くような感覚です。実際にやってみて納得したら、プラスαでいろんなことを試してみます。さきほど話した、イメージ力と、それにすりあわせる感覚と理論というのは僕の武器だし、スケートの技術を高めるために大切にしていることです。

自分だけの、幸せな瞬間とは?

ひとりで練習しているときに、ただただ自分が感情の赴くままに、何も考えずに、「ぶわーっ」と滑っているときに幸せを感じます。そういう時に、ふとインスピレーションや、演技のアイディアが沸くこともあります。
表現とは、「表す」ものなので、人に伝えなくてはならないし、自分一人だと完結しないものだと思っています。だから、自分の感情のままに、自分のためだけに滑る姿って、基本的に人には見せないものです。
そういう風にひとりで感情の赴くままに滑るときは、たとえば行き詰っているときとか、自分の感情をうまく言葉にできないときが多いので、ストレス発散みたいになっているかもしれないですね。そういう意味でも、スケートに助けてもらっているなと思います。