世界フィギュアスケート選手権、羽生くん銀メダルおめでとうございます。

もちろん羽生くんにとっては悔しさもあると思いますが、
あの熱のこもった凄まじい気迫の演技、本当に素晴らしい感動でした❗

羽生くんの、今回の負けは清々しいという言葉良かったですねニコニコ

共に闘った各選手への羽生くんの思いが出た場面を集めてみました。



◆ネイサン・チェン選手に

羽生「あぁ負けた~負けた~」


羽生「悔しい~」


羽生「かっこいい~」

「くそ~」

「かっこいいなぁ」


羽生「まあダメだよな。あんなんじゃ勝てねえよなー。あぁもうルッツ跳ぼう、アクセルも跳ぼう、練習しよ」





羽生「負けは負けです。負けが意味するのは失望だけです」

羽生「もっとハードに練習したい」



こういうところ、めっちゃ可愛い爆笑爆笑




◆藤原正彦のコメント (「国家の品格」著者 )
【2019/3/23放送 報道プライムサンデー】より

(羽生とネイサン)二人ともめちゃくちゃな努力家なんでしょうね。
ああいう天才っていうのはね、凡人とは全く違うんですよね。
努力っていうのは誰にとっても苦しいんだけど、天才っていうのは生理的にそういうのをあんまり苦しがらないんですよね。
例えばね、カール・ルードヴィヒ・ジーゲルっていうドイツの数学者がいたんですけど、彼は朝の8時に数学の研究を始めて「ちょっとお腹へったな」と思って時計見たら夜の12時だったっていうんですよ。
すごい集中力ですね。
こういう不愉快な人が天才なんですよ。天才はこんな不愉快な人ばかりだから、この羽生さんなんかもね、これからものすごい努力して我々が耐えられないようなことを平気にやって素晴らしい成果残すんじゃないかと期待してます。




◆宇野昌磨選手に

海外メディアの取材を受けていたとき、宇野選手の得点がアナウンスが聞こえる。

アナウンス「宇野さんの得点、91.40です」



羽生「え?91!?」



羽生「なに刺さった?(回転不足)」

スタッフ「フリップ転倒」


羽生「いやフリップ転倒でもそんな点数引かないでしょ」

スタッフ「宇野さんが判断したんです」



羽生「トウとか?」

スタッフ「4トウ2トウ」

羽生「まじで!?」







ネイサンとビンセントの撮影を見ていた羽生くん


キョロキョロ誰かを探す羽生くん


「あれ?いない」


「しょーまー、しょーまー」




このシーン2つを見て、羽生くんが宇野選手を思う気持ちを感じました。

優勝するのは「俺」って、そこは譲りませんが(笑)

台乗りすると思ってい宇野選手の(宇野選手にしては)低い点数に驚いたし、表彰式にしょうまが本当はいるはず、という感じなんだと思います。




宇野選手のフリー後のコメント

宇野選手
これが自分へのプレッシャーをかけた結末なのかと思いましたし。
改めて羽生結弦選手のすごさ、自分に毎回結果を求めて演技してそれであれだけの演技をして。
僕にはまだまだ未熟だなと、大きくまとめると自分にがっかりだなと思います。



羽生くんも、昔、勝ちを意識しすぎてフリーで自爆とかよくしてました。
これも羽生くんも通ってきた道です。
しょうまくん、がっかりし過ぎないでねウインク




次は【2019/3/24放送 S☆1】より
ハビエルの羽生くんのフリーの解説です。これ良かった~爆笑

◆ハビエル・フェルナンデス

ハビエル
羽生は氷の上でも氷の外でもナイスガイだよ。
冗談を言うのも好きだし、冗談に笑うことも好きなんだ。
羽生は氷の上でもリンクの外でも常にチャンピオンなんだ。
今まで多くの時間を一緒に過ごしたから、羽生は僕にとって永遠に特別な存在だ。

Q. 羽生の逆転優勝へのカギは?

ハビエル
4種類の4回転を跳ぶのは至難の業です。
なかでも最初の4回転ループが重要です。4回転ループは、右足で踏み切り右足で着氷します。羽生のケガは右足だからより難しい。
4回転ループが成功すれば全てがうまくいくと思います。

ハビエル
これは4回転ループの動きです。
ジャンプ前の膝や足首の動きを確認しているんです。


ハビエル「頑張れ!








ハビエル「このプログラムなら1位か2位だね。」


直後、ネイサンが世界最高点を出して優勝。

ハビエル
羽生にとって一番の試合とはなりませんでした。
でも、彼の滑り自体は良かったと思います。
本当にチャンピオンのような滑りでした。私としては、この結果に満足すべきだと言いたいですね。


羽生(平昌オリンピックでのコメント)
「彼(ハビエル)がいなかったらまずカナダに行かなかったし。彼がいたから僕はサルコウもトウループも安定してできるようになったと思うし。彼がいなかったら辛いトレーニングに耐えることができなかったし。何よりも彼に感謝したいと思っています」





◆プルシェンコさんのコメント
「君は僕の心の中で最高のスケーターだ」



◆ヤグディンさんのコメント
「最も印象的だったのはネイサン、羽生、ザギトワ」
「これはファンタジーだった。何か信じがたいシュールレアリズム」





◆タチアナ・タラソワさんのコメント
「今回の楽曲は最高でしたね」
「完璧に音楽を感じていて体の中にまで浸透していました」
「彼が技術的なミスをすることが今後あるかもしれませんが、音楽の表現で負けることは決してありません」
「私たちは彼を通じて音楽を聴くことができるのです」






    ☆☆☆☆☆☆


羽生くん、シーズン前「自分の楽しみのために滑りたい」
世界フィギュアフリー後「自分にとっては負けは死も同然」⬅new今ココ

羽生くん、ゲーム好きだし「負けたら死ぬ」のねニコ
これは、ゲーム的発想だと私は思います。
人生掛けてるし本当にそう思ってもいるんでしょうけど。



ゾーンに入ってるときの話では
「悪意とか善意とか伝わって来ますね。全方向から」

そうなんだびっくり
「刺さりますね」って。
肌でヒリヒリと感じちゃうんだろうな・・。


悪意って痛いよねショボーン


ずっとね、書きたかったことがあるんですけど、、
こういう、フィギュアの選手と他の選手のファンの関係とかを見ていて、
あ、そういうの見ないようにしてるんですけど
今日もある方のブログで見てしまいまして(›´ω`‹ )


昔、読んだある言葉がずっと胸にあって
その言葉をどっかに記したように思うんですけど見つからなくて。
児童教育の関係の方だったと思うんですけどお名前もわからない。

うろ覚えですけど、それはこういう言葉でした。


自分のこどもを思うあまりに過保護になる親が増えている。
自分のこどもだけは、という気持ちで懸命なのでしょうが、
ほかのこどもが不幸になっていく中で
自分のこどもだけが幸せという事はあり得ません。



フィギュアスケートは、ひとりで出来るものではありません。

羽生くんが、プルシェンコさんやジョニーに影響を受けて、ハビエルがいてこそスケートを続けて行かれたように、フィギュアスケートはみんな誰かの助けと影響を受けて成長していくものです。

ライバルと切磋琢磨することで自らの限界値を押し上げることも、新たな可能性に気づくこともあると思います。

世界選手権の枠取りのこともあります。
今回の世界選手権に日本男子が3人出場しているのは、去年の世界選手権で宇野選手と友野選手が3枠を取ってくれたからです。
二人の順位を足して13位以内でないと3枠確保はできません。

現在男子の3枠を持っている国は、ロシア、アメリカ、日本。
女子は、ロシア、カナダ、日本。
枠が多い国はやっぱり強い。

2012年からは羽生くんが頑張っています。ぶっちゃけ羽生くんがいなかったら3枠無理な大会がほとんどでした。
が、それでも、もう一人が頑張ってくれなければ3枠は取れません。

去年、もし2枠になっていたとしたら、、羽生くんの世界フィギュア出場、、
どうなっていたガーン

だから、日本はみんなで強くなって、常に最終グループに入るような選手が二人は必要です。



全部の選手を応援するのは難しいと思います。

誰かが好きだという気持ちは、元々自分のなかにあるもの
それを相手の中に見るという事なのだと思っています。

共鳴しているという事です。
ですから、それを感じない人には元々分からないんですよね。
分からないから余計に反発してしまうのかもしれません。

気に入らない選手に利害が絡むと思うにせよ、
その気持ちを悪意として発するまでになると問題です。



ゆづ友さんがブログで紹介されていたマザー・テレサの言葉。
私も載せさせて頂きますね。


思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。



本当にこういう事だと思います。
気をつけたいですね。







◆写真はテレビの画面撮りです。