皆さんこんにちは

最近ブログが滞っており、どうしたんだろうと思われてるかも知れませんね。
11月の終わりに母が股関節の手術のために入院。
母が入院中、実家では父一人で暮らしていました。
私も時々様子を見に行っていました。
それが、12月の終わりに突然「右耳が聞こえない」と言い出しました

慌ててしばらく泊まるつもりで準備して実家に行きました。
父の症状は突発性の難聴というもので、原因はウイルス感染やストレス、加齢といったものが上げられるようです。
耳鼻科では、何時から聞こえなかったのかが問題だと言われたそうです。
聞こえなくなって時間がたっていると回復の見込みはないが、すぐであれば薬でなんとかなる可能性があるので、一応、聞こえなくなってすぐであると仮定して薬を出しておきましょう、と9日分の薬を頂きました。
かなり強い薬で、飲むと血圧が上がるおそれがあるというんですけど、それしか頼るものがないのです。
1日目を飲んで、翌朝「どう?」と聞くと、「うーん、わずかにほんのちょっと聞こえる気がする」と言うので、良かったと思いました。
1日で僅かにでも効果があるなら、治る見込みがあるかも知れません。
でも、次の日、次に日になって毎日「どう?」って聞いてもそこからあまり進展がなく、父は暗い顔で「この耳は治らん・・」とか「耳が聞こえんなるとは思わなかった・・」と言うのです。
「でも、ちょっとは良くなったんだからまだ分からないし」とか言って励ましながら、近所の神社に行ってお詣りをしたりしました。
薬がちょっとでも効いてくれるようにお祈りするしかないです。
そして、ついに9日分の薬を飲み終えたのですが、残念ながら治ることはなく、まだ耳鳴りが続いていたのでもう一度病院に行ってくると言って出掛けました。
お医者さんは、この薬で治らなかったら今後も自然に治ることはないと言ったそうです。
治ることはないと言われて、ああこんな事になるとはなあヽ(´Д`;)ノ
・・と思ったその夜の事です。
その晩、夜中に父が「さっき洗面所で血を吐いた」っていうからびっくり



胃が痛いと言うので、それから救急車を呼んで、夜中の1時に私もついて救急病院まで行きました。
父は内視鏡検査やらを色々されてその晩は入院になり、私は手続きをしてタクシーで家に戻ったのは午前4時。くたくたでした。
次の日、病院から連絡があって、原因にはウイルス感染が考えられる事や、胃の中にびらんが見られること、出血は一時的なものだと思いますという医師の説明を受けて、その結果大事ないとの事で無事に退院となりました

母は入院中だし、その上に父まで入院したときはどうなることかと思いましたよ!
ものすごい疲れた2日間でしたが、大事なく安心しました。
で、で、ですよ

この話はここから凄い事になりました。
翌朝、朝食を取っていると父が首をかしげて言うじゃありませんか。
「妙に耳が聞こえ出した」
は?
は?
耳が聞こえる~~







もう、びっくりですよ!
父は色んな検査で、鼻やら喉やらに器具を突っ込んで刺激したのが良かったんじゃないかとか言ってます。
本当にそうなのか、救急車に乗って入院した事がショック療法になったのか、はたまた薬が時間差で効いてきたのか分かりません。
でも、お医者さんが「治ることはない」と言ったその晩にこんな事になって、結果耳が治ってしまったのです。
災い転じて福をなすとか言いますが、まさにこういう事を言うんでしょうね。
なんていうか、もし何回も神社に行ってお願いしたのが叶えられたのだとしたら、神様の願いの叶え方って人智の及ばないものかも知れないな、とか思いました。
あるいは人間の体が人智を越えていて、お医者さんだって分からない事があるんです。
同時に羽生くんの事を思いました。
オリンピック2連覇を願い、ファンもみんな願いましたよね。
神社でも、たくさんの絵馬を掲げて。
羽生くんも、NHK杯での怪我がなかったら金メダルは取れてなかっただろうと言っていました。
もし、羽生くんの怪我が定められた運命で変えられなくって、金メダルを取るという願いを叶えるために神様が出来る事はその怪我の治癒が間に合うよう早くさせる事だけだったのかな、なんて。
人には不幸に不幸が重なったように思える事が、解決につながる唯一の道だったりするのかなって。
そういう事がその真っ只中にいるときには分からないけれど、苦しい事は災いだけじゃないのかも知れません。
そんな風に思った出来事でした。
今日は、ブログ始めて3年たちました。
石の上にも3年と言いますが、ここまで続けて来られたのはこの小さいブログを見に来て下さる皆さまのおかげです

今年は、実生活で色々ありそうなので、まだしばらくブログ書いたり止まったりしそうなんですが、羽生くんの応援はしていきますので、どうぞよろしくお願いします。
感謝を込めて。
いつもありがとうございます。
◆お写真はありがたくお借りしました。