フジテレビONEとフジテレビNEXTでやっていた、全日本選手権の一挙放送が今見るととても面白いですニコニコ

羽生くんが登場するのは、2008年から。

それがあまりにも可愛くて、可愛くて、お宝映像だ~って思いながら見ました。


【2018/12/4フジテレビNEXT放送 全日本選手権男子ショート CSアーカイブ一挙放送「2008年」より】


阿部コーチ「迷わず思いきってやってごらん」



阿部「がんばって。いってらっしゃい」





西岡アナウンサー「さあ、楽しみな選手が出てきました。大会最年少14歳。全日本ジュニア王者、羽生結弦」


西岡「映画『ムーランルージュ』より『ボレロ』。和製プルシェンコの登場です。今年の夏から跳べるようになったトリプルアクセルから」



トリプルアクセル : 着氷乱れ 手をつく

本田「トリプルアクセル」

西岡「うん!手はつきましたが」

本田「よくこらえましたねー」


西岡「難しいジャンプが続きます」

3フリップー2トウループ : 着氷乱れ


本田「トリプルフリップ、ダブルトウループ」

西岡「どこまで自分が通用するのか楽しみな気持ちが強いというこの羽生ですが、スピンのポジションは見事です」



3ルッツ : 綺麗に着氷

本田「トリプルルッツ」



西岡「音楽のテンポが早くなります」

本田「足替えのシットスピンも回転速度が早くていいですね。ポジションも綺麗です」



西岡「さあ、必見は最後のスピンです。足をかえて最後はビールマン!新しい風が吹き抜ける全日本の舞台です」





阿部コーチ「タイムオーバー取られたよ。なんでだろうね。出だしそんな早く動いてないよね?」


西岡「荒川さん、特徴のある非常に面白い選手だと思うんですが」

荒川「そうですね。昨シーズンはノービスで今シーズンから本格的にジュニアに上がったばかりですけど、非常にこれだけ上手なスピンを回る選手は男子の中では珍しいですよね。色んなバリエーションも持っていますし、非常にジャンプ、スピン、ステップとバランス良く成長してきているなと感じます」




西岡「さあ、初々しいキス&クライで待つ姿ですが・・羽生の得点、64.50。村上、町田といった同じジュニアの争った相手には届きませんでしたが、それでも堂々の5位発進です」



西岡「最後は笑顔を見せました。羽生です」







Q.お疲れ様でした。
 
羽生「ありがとうございました」
 
Q.初めての全日本の舞台はいかがでしたか?
 
羽生「やっぱりあのー、全日本ジュニアと違ってお客さんの量があのー、すごく多かったんでちょっとあのー、歓声にびっくりする事があったんですけど、まあとりあえず初めてショートプログラムで60点台が出せたので良かったと思います」
 
Q.最後には笑顔も見られましたけども緊張はありましたか?
 
羽生「やっぱりその歓声の大きさっていう面ですごく緊張もありましたけど、でも全日本ジュニアとは違って、まあ闘いっていう事は闘いなんですけど、ほとんどチャレンジっていう事なので全日本ジュニアよりは緊張しなかったです」
 
Q.さあ、そして明日はフリーですけどもどんなフリーにしたいですか?
 
羽生「とにかく今回ショートプログラムでミスをしてしまったジャンプを、まあ絶対にミスらないようにして、まあノーミス出来たらいいなと思います」
 
Q.楽しめそうですか? 
 
羽生「はい、そうですね」
 
Q.頑張って下さい。
 
羽生「はい。ありがとうございました」





















    ☆☆☆☆☆☆


2008年全日本選手権ショートを見て発見した事ニコニコ



①羽生くんが可愛い

いや、分かってるんですけど
改めて頭から試合を見ていると、羽生くんが登場した瞬間

「何?この子めっちゃ可愛い~~!」ってなります😆

間違って男子に登録してない?大丈夫?
って聞きたくなります。

本当にゆづきちゃんです。



②コーチの声がよく聞こえた

選手を送り出す時や迎えるときにコーチが掛けてる声はあまり聞こえない事が多く、何て声を掛けてるんだろうと思うんですが、この時はマイクでよく声が拾われていました。

「タイムオーバー取られたよ。なんでだろうね?」って阿部コーチが言ってて、羽生くんも「え?」って顔してました。



③観客の数が多くない


羽生くんは「全日本ジュニアと違ってお客さんの量が多くて歓声にびっくりした」と言っています。


でも、ショートサイドだとこんな具合で空席だらけですし



ロングサイドはまあまあ埋まってますが、3階席はほぼ空いてます。



全日本ジュニアに比べたらこれでも「量が多くて歓声にびっくり」なんですね。

これが、2010年暮れの全日本を見るとほとんど満席状態になっていました。

それは、バンクーバー五輪での真央ちゃんや高橋選手の活躍でフィギュア人気に火がついた影響なんだろうって思いました。

羽生くんは、そういう過渡期を経て今があるわけですが、今の子たちはいきなり凄い歓声と注目に晒されるのでそこは大変ですね。




④オープニングの羽生くん

2008年のオープニングには、まず真央ちゃんが登場し、次に安藤さんが登場。
これは、当時は女子の方が人気があったからでしょうね。

次に織田くん、小塚くん、中野さんが登場して、その次が羽生くんなんです!

登場選手はそれで全部で、その中に一人ジュニアの羽生くんです。
しかも、2008年からジュニアに上がったのでオープニング映像ではまだノービスの「火の鳥」の映像。

凄くないですか?!




こんなちびゆづが、トップ選手に混じって出てきたのを見ると
当時から羽生くんがどれだけ期待の選手だったかって事だと思います。




2008年の全日本選手権を、こうやって全部(下位グループはありませんでしたが)見たのは初めてでした。

無良くんが、まだ高校生っていうのに驚きましたポーン

そして、無良くんのインタビューの受け答えのしっかりしてる事に二度びっくり。とても高校生とは思えなかったです。

町田くんは、このとき18歳でまだジュニアだった!そうだったんだ~って思いました。

色々と時の流れを感じますね。



この時はまだ4回転を持っていなかった羽生くんです。

それでも、ジュニア王者で、オープニングにも登場するほどの若手のホープで、西岡アナウンサーからは特徴のある非常に面白い選手」ということで注目されてたんだなぁ。

今、この全日本の歴史を振り返って見られるのは大変面白いと思いながら見ています。










◆写真はテレビの画面撮りです。