寺田翠さんのツイートが素敵ニコニコ
『質問箱』でノッテ・ステラータの魅力について、
ロシアのバレリーナならではの回答にほ~っ!となりました。



ロシア国立タタール歌劇場 バレリーナ 寺田翠さん
https://twitter.com/midoriktu/status/955332473100972033



「ロシアでは白鳥は特別なもの」

「手脚と首が長く、美しい腕を持った人だけのもの」

そんなプログラムをタラソワさんは、是非羽生くんに滑って欲しいって
言ってくれたんですものね。

本場のバレリーナの寺田さんにも「凄すぎ」って言われたーー(*´Д`*)

感激❗








『羽生結弦は助走をしない』の著者、
高山真さんがエッセイで、『ノッテステラータ』の「ツボ」
だとおっしゃった部分を写真でご紹介しますウインク



集英社新書WEB連載
http://shinsho.shueisha.co.jp/column/skate/002/
特設エッセイ
『羽生結弦は助走をしない』
~羽生結弦を語り足りない~

第2回 エッセイストから言葉を奪う、羽生結弦の『ノッテ・ステラータ』をあえて言葉にしてみた



高山さんにとって美しいプログラムには、言葉を尽くして、その素晴らしさを語りたくなるプログラム」と、言葉を失わせてしまうプログラム」があるそうです。

「言葉を失わせる」プログラムの筆頭格、エキシビションのプログラム、『ノッテ・ステラータ』だそうです。


ロシア杯のエキシビションより



20秒後から始まる、左足のアウトサイドエッジを使った大きなカーブ。




ツイズルの回転の速さとスムーズさ、そして距離。







勢いではなく、筋力のみで見事な背中のアーチを作る、レイバックイナバウアー。





両足ともバックインサイドにして、上体を斜め後ろにひねった状態にしてカーブを描く動き。










いくつもの美しいポジションでおこなうコンビネーションスピン






非常に距離の長いハイドロブレーディング。









「左足のインサイドのイーグル」→「右足のインサイドのイーグル」→「もう一度左足のインサイドのイーグル」。








シットツイズルとインサイドのイナバウアーの組み合わせ。現在のルールでは競技プログラムで見ることは難しい。











ディレイのシングルアクセルの大きさ


















トリプルアクセルの着氷後、ただちにツイズルへとつなげる技術。












キャメルポジションのまま上体を上にそらしていく。さらに、ひざを曲げて回転をキープ。

「回転しながら『体重をかけるポイント』を意識的にずらしていく」
事は難しい。


は、一本芯が入ったようなしなやかさ、たおやかさをキープしたまま。「白鳥そのもの」という印象。
















 
   ☆☆☆☆☆☆

高山さん曰く

初めてこのプログラムを見たとき、私はただただ息をのむばかりでした」

との事です。






羽生選手の『ノッテ・ステラータ』。

その美しさの全てを言葉にするのはやっぱり難しい。


言葉では表せないものがそこにあるから。

音楽とプログラムは残せても

このプログラムをこんな風に演じられるのは

羽生選手ただひとりだと思います。


それを見る事が出来る幸せ。





このプログラムがオリンピックのエキシビションで
この上ない光を放つ。


その時を心待ちにしてます照れ照れ照れ







◆解説部分の写真はテレビの画面撮りです。それ以外はお借りしました。ありがとうございました。