羽生選手の欠場についての記事を2つご紹介します。
羽生結弦の故障は、海外のメディアも「スポーツ界の悲劇」と伝えています。
また、「王者なくして平昌五輪は成り立たない」として、その存在の大きさを報じています。
■羽生結弦、舞わずして世界が見つめた“王者の影” 伊メディア「スポーツ界の悲劇」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171112-00010004-theanswer-spo
11/12(日) 12:21配信
羽生結弦の故障、遠く欧州でも波紋「日本で起きたスポーツ界の悲劇」
男子フィギュアスケートのソチ五輪王者、羽生結弦(ANA)はグランプリ(GP)シリーズ第4戦の前日練習でジャンプの着氷で転倒し、右足を負傷。大会欠場を余儀なくされた。フィギュア界のスーパースターの身に降りかかったアクシデントは海外にも波紋を広げ、イタリアメディアは「日本で起きたスポーツ界の悲劇」と報じている。
羽生の故障は海を越え、遠く欧州でも大きな衝撃を呼んでいる。
今大会、女子シングル2位のカロリーナ・コストナーが出場していたイタリアの地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は「スポーツ界における日本で起きた悲劇」と特集。「ユヅル・ハニュウが木曜日、右足首を怪我して棄権した。彼のコンデイションは危惧されている」と報じている。
羽生は平昌五輪でディック・バトン(米国)以来、66年ぶりとなる連覇を目指している。五輪連覇の偉業は、どの競技であっても価値は高い。アスリートとして世界のトップにいる存在だからこそ、大会前の単なる怪我ではなく、大きな驚きを与えている側面もある。
海外メディアは速報、スケーターは祈り…舞わずして世界が見つめた “王者の影”
これまでも羽生のアクシデントは海外メディアに多く取り上げられていた。
米スケート専門メディア「icenetwork」は「ハニュウが練習中の負傷によりNHK杯から撤退」と報じ、米スポーツ専門局「ESPN」、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」、英紙「デイリー・メール」も「五輪王者ユヅル・ハニュウがNHK杯から離脱」という大手メディアも速報していた。
今回出場したジェイソン・ブラウン(米国)はショートプログラム(SP)の演技後に日本語で「ゆずるさんへ、はやくよくなってください!!ジェーソン」と羽生にメッセージを掲げ、平昌五輪で金メダルを争うネイサン・チェン(米国)ら世界のライバルもSNS上で回復の祈りを捧げていた。
リンクを舞わずして、世界が“王者の影”を見つめ、存在の大きさを示した羽生。誰もが、心配の眼差しで手負いの王者を見守っている。
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
■「彼は凄まじい息吹を注ぐ」─ なぜ、羽生結弦の復活を五輪ライバルまで望むのか
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171113-00010000-theanswer-spo
11/13(月) 9:24配信
平昌の金候補の一角、チェン陣営も五輪対決を待望「アドバンテージの話題などしていない」
男子フィギュアスケートのソチ五輪王者、羽生結弦(ANA)はグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯の前日練習中に転倒し、右足を負傷。欠場を余儀なくされた。66年ぶりの連覇がかかる平昌五輪へ影響が懸念されるが、金メダルを争うライバル陣営からも「健康になってくれることを望んでいる」「彼は大会に凄まじい息吹を注ぎ込んでくれる」と復活を望む声が上がっている。
王者なくして平昌五輪は成り立たない。金メダルを争う陣営からも「ユヅル・ハニュウ」がリンクに立つことを望んでいる。
声を上げたのは、昨季の四大陸選手権を制し、今季のGP初戦ロシア大会で羽生を破って優勝したネイサン・チェン(米国)のコーチ、ラファエル・アルトゥニアン氏だ。米紙「ニューヨーク・タイムズ」によると、羽生の欠場を受け、「我々は彼が大会に出場できるように健康になってくれることを望んでいる」と語ったという。
その理由は、王者に対する敬意に満ちたものだった。
「彼は大会に凄まじいほどの息吹を注ぎ込んでくれるんだ。アドバンテージについての話題などしていない。誰もが参加した時にこそ、大会は常に良いものになるんだ」
チェン自身も早期回復の祈り「競技仲間が負傷してしまったことを聞くのは嫌なもの」
これまで多くの大会でしのぎを削ってきた。羽生がいなければ、金メダル争いで有利になる。そんな考えは微塵も存在せず、絶対的王者を筆頭に全員が全力を発揮できる環境こそ、大会は活気づき、より高いレベルでチェン自身も力を発揮できる。
アルトゥニアン氏には、そうした考えが根付いているようだ。

チェン自身も、羽生の早期回復を祈っている。羽生が欠場後、ツイッターを更新。「ユヅのことを聞いた。競技仲間が負傷してしまったことを聞くのは嫌なものだ。早期の回復を願っている!」と記した。GP第6戦のスケートアメリカに出場を予定している18歳は、リンクで“再会”することを望んでいた。
チェンは今季、史上初めて5種類の4回転を完全制覇。「新4回転時代」の先頭を走り、前評判ではハビエル・フェルナンデス(スペイン)、宇野昌磨(中京大)、パトリック・チャン(カナダ)とともに羽生と金メダルを争う有力候補で、成長著しい存在だった。
ファンも、ライバルも、羽生が万全の状態で平昌のリンクに立つことを願っている。
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
☆☆☆☆☆☆
羽生選手の不在によって、その存在の大きさが浮き彫りになりました。
出場していないにも関わらず、そこに皆が王者の「影」を見ていた。
羽生選手の存在が大会に息吹を注ぎ込み、大会を活気づかせ、より高いレベルの力を発揮させる。
羽生選手がいない事でアドバンテージを稼ごうなんていう話はしていないというスケーターたちの反応は心が熱くなりました。
羽生選手は本当にフィギュアスケートの核となる選手になりました。
17歳の時から見てきて、細く若かった木が逞しく育ったな~って気がします。
羽生選手が出場せず、女子でもメドベージェワ選手のケガの報もあり、もしもトップ選手の幾人かが抜けたらファイナルも五輪も大会としての意味が薄くなってしまいます。
例え優勝しても、暫定1位という印象は否めないでしょう。
ソチシーズンでもケガをしていた選手はいましたが、今年は本当に多いので心配です。
また、今回羽生選手が抜けた事でNHK杯の視聴率は、昨年と比べ大きくダウンしたそうです。
その他の大会も、よく見ると羽生選手が出場する予定の試合以外でゴールデンタイムに放送されたものは1つもありません。
マスコミが取り上げる“注目の選手”であっても、放送時間帯が深夜2時。このあたり非常にシビアに選別されていて、これがマイナー競技の現実というものなのだなと思いました。
羽生選手の出場を欠き、雑誌などは発売されないものもあるそうです。
羽生選手が抜けるとどういう事になるか、去年の全日本の時よりも、今回のグランプリシリーズはずっとその影響と重みを感じました。


こういう光景をずーっと見ていたい!
番組のおしらせです。
12/1(金) テレビ朝日『気づきの扉』

でも、うちは映らない
羽生結弦の故障は、海外のメディアも「スポーツ界の悲劇」と伝えています。
また、「王者なくして平昌五輪は成り立たない」として、その存在の大きさを報じています。
■羽生結弦、舞わずして世界が見つめた“王者の影” 伊メディア「スポーツ界の悲劇」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171112-00010004-theanswer-spo
11/12(日) 12:21配信
羽生結弦の故障、遠く欧州でも波紋「日本で起きたスポーツ界の悲劇」
男子フィギュアスケートのソチ五輪王者、羽生結弦(ANA)はグランプリ(GP)シリーズ第4戦の前日練習でジャンプの着氷で転倒し、右足を負傷。大会欠場を余儀なくされた。フィギュア界のスーパースターの身に降りかかったアクシデントは海外にも波紋を広げ、イタリアメディアは「日本で起きたスポーツ界の悲劇」と報じている。
羽生の故障は海を越え、遠く欧州でも大きな衝撃を呼んでいる。
今大会、女子シングル2位のカロリーナ・コストナーが出場していたイタリアの地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は「スポーツ界における日本で起きた悲劇」と特集。「ユヅル・ハニュウが木曜日、右足首を怪我して棄権した。彼のコンデイションは危惧されている」と報じている。
羽生は平昌五輪でディック・バトン(米国)以来、66年ぶりとなる連覇を目指している。五輪連覇の偉業は、どの競技であっても価値は高い。アスリートとして世界のトップにいる存在だからこそ、大会前の単なる怪我ではなく、大きな驚きを与えている側面もある。
海外メディアは速報、スケーターは祈り…舞わずして世界が見つめた “王者の影”
これまでも羽生のアクシデントは海外メディアに多く取り上げられていた。
米スケート専門メディア「icenetwork」は「ハニュウが練習中の負傷によりNHK杯から撤退」と報じ、米スポーツ専門局「ESPN」、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」、英紙「デイリー・メール」も「五輪王者ユヅル・ハニュウがNHK杯から離脱」という大手メディアも速報していた。
今回出場したジェイソン・ブラウン(米国)はショートプログラム(SP)の演技後に日本語で「ゆずるさんへ、はやくよくなってください!!ジェーソン」と羽生にメッセージを掲げ、平昌五輪で金メダルを争うネイサン・チェン(米国)ら世界のライバルもSNS上で回復の祈りを捧げていた。
リンクを舞わずして、世界が“王者の影”を見つめ、存在の大きさを示した羽生。誰もが、心配の眼差しで手負いの王者を見守っている。
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
■「彼は凄まじい息吹を注ぐ」─ なぜ、羽生結弦の復活を五輪ライバルまで望むのか
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171113-00010000-theanswer-spo
11/13(月) 9:24配信
平昌の金候補の一角、チェン陣営も五輪対決を待望「アドバンテージの話題などしていない」
男子フィギュアスケートのソチ五輪王者、羽生結弦(ANA)はグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯の前日練習中に転倒し、右足を負傷。欠場を余儀なくされた。66年ぶりの連覇がかかる平昌五輪へ影響が懸念されるが、金メダルを争うライバル陣営からも「健康になってくれることを望んでいる」「彼は大会に凄まじい息吹を注ぎ込んでくれる」と復活を望む声が上がっている。
王者なくして平昌五輪は成り立たない。金メダルを争う陣営からも「ユヅル・ハニュウ」がリンクに立つことを望んでいる。
声を上げたのは、昨季の四大陸選手権を制し、今季のGP初戦ロシア大会で羽生を破って優勝したネイサン・チェン(米国)のコーチ、ラファエル・アルトゥニアン氏だ。米紙「ニューヨーク・タイムズ」によると、羽生の欠場を受け、「我々は彼が大会に出場できるように健康になってくれることを望んでいる」と語ったという。
その理由は、王者に対する敬意に満ちたものだった。
「彼は大会に凄まじいほどの息吹を注ぎ込んでくれるんだ。アドバンテージについての話題などしていない。誰もが参加した時にこそ、大会は常に良いものになるんだ」
チェン自身も早期回復の祈り「競技仲間が負傷してしまったことを聞くのは嫌なもの」
これまで多くの大会でしのぎを削ってきた。羽生がいなければ、金メダル争いで有利になる。そんな考えは微塵も存在せず、絶対的王者を筆頭に全員が全力を発揮できる環境こそ、大会は活気づき、より高いレベルでチェン自身も力を発揮できる。
アルトゥニアン氏には、そうした考えが根付いているようだ。

チェン自身も、羽生の早期回復を祈っている。羽生が欠場後、ツイッターを更新。「ユヅのことを聞いた。競技仲間が負傷してしまったことを聞くのは嫌なものだ。早期の回復を願っている!」と記した。GP第6戦のスケートアメリカに出場を予定している18歳は、リンクで“再会”することを望んでいた。
チェンは今季、史上初めて5種類の4回転を完全制覇。「新4回転時代」の先頭を走り、前評判ではハビエル・フェルナンデス(スペイン)、宇野昌磨(中京大)、パトリック・チャン(カナダ)とともに羽生と金メダルを争う有力候補で、成長著しい存在だった。
ファンも、ライバルも、羽生が万全の状態で平昌のリンクに立つことを願っている。
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
☆☆☆☆☆☆
羽生選手の不在によって、その存在の大きさが浮き彫りになりました。
出場していないにも関わらず、そこに皆が王者の「影」を見ていた。
羽生選手の存在が大会に息吹を注ぎ込み、大会を活気づかせ、より高いレベルの力を発揮させる。
羽生選手がいない事でアドバンテージを稼ごうなんていう話はしていないというスケーターたちの反応は心が熱くなりました。
羽生選手は本当にフィギュアスケートの核となる選手になりました。
17歳の時から見てきて、細く若かった木が逞しく育ったな~って気がします。
羽生選手が出場せず、女子でもメドベージェワ選手のケガの報もあり、もしもトップ選手の幾人かが抜けたらファイナルも五輪も大会としての意味が薄くなってしまいます。
例え優勝しても、暫定1位という印象は否めないでしょう。
ソチシーズンでもケガをしていた選手はいましたが、今年は本当に多いので心配です。
また、今回羽生選手が抜けた事でNHK杯の視聴率は、昨年と比べ大きくダウンしたそうです。
その他の大会も、よく見ると羽生選手が出場する予定の試合以外でゴールデンタイムに放送されたものは1つもありません。
マスコミが取り上げる“注目の選手”であっても、放送時間帯が深夜2時。このあたり非常にシビアに選別されていて、これがマイナー競技の現実というものなのだなと思いました。
羽生選手の出場を欠き、雑誌などは発売されないものもあるそうです。
羽生選手が抜けるとどういう事になるか、去年の全日本の時よりも、今回のグランプリシリーズはずっとその影響と重みを感じました。


こういう光景をずーっと見ていたい!
番組のおしらせです。
12/1(金) テレビ朝日『気づきの扉』

でも、うちは映らない

