フリーあと一歩及ばずでしたね。
まあ安定のグランプリ初戦だったという事で、
いつも通りで却って安心

舞台裏であの赤い服のフラワーボーイとの微笑ましい光景がありました。試合後の本音も。

赤い服の子は
Vadim Voronov(ヴァディム・ヴォロノフ)という7歳のゆづファンの男の子らしいです。

【2017/1022放送 サンデーLIVE !!】より










羽生「初戦ダメだな~」


羽生「まあ、ルッツ降りたから許して」
スタッフ「いや本当ですよ!ナイスルッツだと思う!」


羽生「ありがとうございました!」


羽生「ありがとうございました!」

羽生「ルッツだけ盛り上がったね(笑)」

ショートプログラムに対して
タラソワさんの温かいお言葉

http://moscowm.blog61.fc2.com/blog-entry-1144.html
(ロシアン・フィギュアスケート・フォレヴァ)さんよりお借りしました
まったく素晴らしい演技でした。もちろん、転倒は残念ですけれど・・・なんて残念なことでしょう。ねえ、残念だってことはわかります。しかし、なんとループを引き出しました。倒れずに済みました。練習、毎日練習しなくてはいけませんから。
本当に見られて幸せ。どうしてロシア選手はこうできないのでしょうか、わかりません・・。
このプログラム、私は敬愛しています。あまりに繊細で…観客は最初からまったく息ができませんでした。音楽が流れはじめたら、蠅が飛び立つのでさえも聞こえてきそうな、死のような静寂。
それに、なんてステップ。何か、空気のような、輝く朝露。氷まで触れていないようなステップ。なんていうスケートさばき、なんという技術。最後のスピンを見てください。いま流れたら。単にレベル4とか5とか8とか10とかじゃなくて、すべてのポジションが音楽に合わせて変化していくのです。こんなこと、ほとんど誰もやっていません。なぜかはわかりませんが、なぜかはわかりませんが・・。























ロシアのファンによる詳細で専門的な解析(2016年のもの)
トランジション(つなぎ)の両足、片足、その他の動きの割合

http://pianetahanyu.altervista.org/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E4%BA%BA%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%
・青が クロスオーバー/両足スケーティング、
・オレンジが 片足スケーティング/難しい動き、
・グレーが 一覧にないその他の動き
羽生結弦
この図表から、羽生結弦のフリープログラムのトランジションが最も多彩であること、また片足スケーティングのトランジション(スリーターン)が多く、難しいターン(ロッカー4回とカウンター2回)を駆使していることが分かる。
彼は最小限数のクロスオーバーしか入れず、多様性に富んだ様々な繋ぎ要素(ベスティ2回、スプレッドイーグル2回、イナバウアー2回、ピボット、ループ、ハーフアクセル)を伴うステップをふんだんに盛り込んでいる。トランジションの多様性は非常に良い(very good)
パトリック・チャン
トランジションの多様性は非常に良い(very good)
ハビエル、コリヤダ、アダム・リッポン
トランジションの多様性は良い(good)
宇野昌磨、ボーヤン
トランジションの多様性は中位(medium)
ロシアのファンの方が作って下さった表によると、羽生選手のトランジションは片足で滑る難しい動きが一番多いんですね。
イタリア解説の方が「足元で何をやっているか見るといい」
と言うので意識して見ると、確かにほとんど両足で滑っている選手もいます。
タラソワさんの解説もそうですが、フィギュアスケートに詳しい人ほど羽生選手のやっていることの尋常でない難しさを称えて下さいます。その解説は、具体的で科学的で、かつ芸術的な表現を用います。
難しい事が「どう難しいのか」それを知ると見方が変わります。「どう美しかったのか」を表す表現にも気づかされる事がたくさん。それを外国の解説者やファンの方に教えて頂きました。

4回転ルッツに果敢に挑戦した羽生選手を見て、
2013年のオリンピックシーズンと似ているなって思います。
あの年はサルコウで度々転倒し、カナダ杯でもフランス杯でもパトリックに30点差で敗れました。
オーサーコーチは「トウループ2本にしてはどうか」と言っていたようですが羽生くんは譲ろうとしませんでした。
常に進化したいと思っているし、ボーヤン選手を見て4回転の多種類化を予想していたからです。
そのサルコウが、2015年のNHK杯とGPファイナルではピシリと決まり世界最高得点を叩き出しました。
それはオーサーコーチよりも先を見て、自分の可能性を信じていた羽生選手の戦略です。

今、目先の試合に勝つためならば4回転ルッツは必要ありません。2年前に2種3本のクワドで出した世界記録があるのですから。
でも、今後ネイサン選手だけではなく他の選手も5種のクワドを跳ぶときの備えとしても、今ルッツを捨てる訳にはいかないのです。
ロシア杯で置いた石が、きっと将来効いて来るでしょう。
平昌オリンピックまでは、試行錯誤の時です。
66年振りの連覇がかかるオリンピックで「守る事も捨てる事もできる」ようにするために。

現在、男子フィギュアは変革の時です。
後に振り返れば、歴史的なポイントになるはず。
その中心人物は、間違いなく羽生結弦選手です。
この時に居合わせる幸せに感謝し、精一杯応援して行きたいです
◆「サンデーLIVE 」以外のお写真はお借りしました。ありがとうございました。
まあ安定のグランプリ初戦だったという事で、
いつも通りで却って安心


舞台裏であの赤い服のフラワーボーイとの微笑ましい光景がありました。試合後の本音も。

赤い服の子は
Vadim Voronov(ヴァディム・ヴォロノフ)という7歳のゆづファンの男の子らしいです。

【2017/1022放送 サンデーLIVE !!】より










羽生「初戦ダメだな~」


羽生「まあ、ルッツ降りたから許して」
スタッフ「いや本当ですよ!ナイスルッツだと思う!」


羽生「ありがとうございました!」


羽生「ありがとうございました!」

羽生「ルッツだけ盛り上がったね(笑)」

ショートプログラムに対して
タラソワさんの温かいお言葉

http://moscowm.blog61.fc2.com/blog-entry-1144.html
(ロシアン・フィギュアスケート・フォレヴァ)さんよりお借りしました
まったく素晴らしい演技でした。もちろん、転倒は残念ですけれど・・・なんて残念なことでしょう。ねえ、残念だってことはわかります。しかし、なんとループを引き出しました。倒れずに済みました。練習、毎日練習しなくてはいけませんから。
本当に見られて幸せ。どうしてロシア選手はこうできないのでしょうか、わかりません・・。
このプログラム、私は敬愛しています。あまりに繊細で…観客は最初からまったく息ができませんでした。音楽が流れはじめたら、蠅が飛び立つのでさえも聞こえてきそうな、死のような静寂。
それに、なんてステップ。何か、空気のような、輝く朝露。氷まで触れていないようなステップ。なんていうスケートさばき、なんという技術。最後のスピンを見てください。いま流れたら。単にレベル4とか5とか8とか10とかじゃなくて、すべてのポジションが音楽に合わせて変化していくのです。こんなこと、ほとんど誰もやっていません。なぜかはわかりませんが、なぜかはわかりませんが・・。























ロシアのファンによる詳細で専門的な解析(2016年のもの)
トランジション(つなぎ)の両足、片足、その他の動きの割合

http://pianetahanyu.altervista.org/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E4%BA%BA%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%
・青が クロスオーバー/両足スケーティング、
・オレンジが 片足スケーティング/難しい動き、
・グレーが 一覧にないその他の動き
羽生結弦
この図表から、羽生結弦のフリープログラムのトランジションが最も多彩であること、また片足スケーティングのトランジション(スリーターン)が多く、難しいターン(ロッカー4回とカウンター2回)を駆使していることが分かる。
彼は最小限数のクロスオーバーしか入れず、多様性に富んだ様々な繋ぎ要素(ベスティ2回、スプレッドイーグル2回、イナバウアー2回、ピボット、ループ、ハーフアクセル)を伴うステップをふんだんに盛り込んでいる。トランジションの多様性は非常に良い(very good)
パトリック・チャン
トランジションの多様性は非常に良い(very good)
ハビエル、コリヤダ、アダム・リッポン
トランジションの多様性は良い(good)
宇野昌磨、ボーヤン
トランジションの多様性は中位(medium)
ロシアのファンの方が作って下さった表によると、羽生選手のトランジションは片足で滑る難しい動きが一番多いんですね。
イタリア解説の方が「足元で何をやっているか見るといい」
と言うので意識して見ると、確かにほとんど両足で滑っている選手もいます。
タラソワさんの解説もそうですが、フィギュアスケートに詳しい人ほど羽生選手のやっていることの尋常でない難しさを称えて下さいます。その解説は、具体的で科学的で、かつ芸術的な表現を用います。
難しい事が「どう難しいのか」それを知ると見方が変わります。「どう美しかったのか」を表す表現にも気づかされる事がたくさん。それを外国の解説者やファンの方に教えて頂きました。

4回転ルッツに果敢に挑戦した羽生選手を見て、
2013年のオリンピックシーズンと似ているなって思います。
あの年はサルコウで度々転倒し、カナダ杯でもフランス杯でもパトリックに30点差で敗れました。
オーサーコーチは「トウループ2本にしてはどうか」と言っていたようですが羽生くんは譲ろうとしませんでした。
常に進化したいと思っているし、ボーヤン選手を見て4回転の多種類化を予想していたからです。
そのサルコウが、2015年のNHK杯とGPファイナルではピシリと決まり世界最高得点を叩き出しました。
それはオーサーコーチよりも先を見て、自分の可能性を信じていた羽生選手の戦略です。

今、目先の試合に勝つためならば4回転ルッツは必要ありません。2年前に2種3本のクワドで出した世界記録があるのですから。
でも、今後ネイサン選手だけではなく他の選手も5種のクワドを跳ぶときの備えとしても、今ルッツを捨てる訳にはいかないのです。
ロシア杯で置いた石が、きっと将来効いて来るでしょう。
平昌オリンピックまでは、試行錯誤の時です。
66年振りの連覇がかかるオリンピックで「守る事も捨てる事もできる」ようにするために。

現在、男子フィギュアは変革の時です。
後に振り返れば、歴史的なポイントになるはず。
その中心人物は、間違いなく羽生結弦選手です。
この時に居合わせる幸せに感謝し、精一杯応援して行きたいです

◆「サンデーLIVE 」以外のお写真はお借りしました。ありがとうございました。