24時間テレビの続きです。3つ目です。

郷ひろみさんとのコラボレーションアイスショー。
宙くんの思い出で、羽生選手のファンになるきっかけとなった、
2014年のFaOI幕張で滑った『言えないよ』に乗せて滑ります





水卜「そして今回、その羽生選手の思いに賛同して下さっている大物のアーティストの方とのスペシャルコラボで今日滑って下さるんです。たった今到着されたそうです。では、お呼びしましょう。お願いします!」

 


水卜「郷ひろみさんでーす!」

 





羽生「お願いしまーす」 



水卜「早速このあと、郷さんの歌声で羽生選手が滑ります。郷さん一言お願い致します」

 


郷「はい。日本中の子どもたちにエールを送ります!




水卜「羽生選手、一言お願い致します」


羽生「僕もエールを送ります!

 





水卜「さあ、本番直前のウォーミングアップが始まりました」

 


水卜「深々と一礼した先には、特設ステージに向かう郷ひろみさんです」

 

 


水卜「さあ今上着を脱ぎました。間もなく本番です」

 



水卜「それでは、羽生結弦選手と郷ひろみさんがお届けします、夢のアイスショー、いよいよ開幕です。羽生選手お願い致します」

 

 


水卜「さあ今、羽生選手がリンクインしました」

 

 


水卜「喘息を抱えながらもスケートを頑張る宙くん、そして病気と向き合っている日本中の子供たちにエールを送ります」

 








 水卜「郷ひろみさんのヒット曲「言えないよ」。宙くんがスケートに夢中になるきっかけとなった思い出のプログラムです」

 




笑い過ぎた君が涙





細い指でぬぐってる






その笑顔に逢いたくて僕はおどけるのさ













もう 全部かくさずに






打ち明けようと 何度もしたけれど










言えないよ 好きだなんて







誰よりもきみが近すぎて







水卜「このあと4回転トウループです」


悲しいよ 夢だなんて 














きみに届きそうな くちびるがほら空回り





水卜「自分が子供の頃、難しい演技を見るとやる気になれた。だから今日、宙くんの前であえて4回転を跳びます」

 




きみをキライになる理由を






100まで数えるけど







ひとりぼっちの夜が来ると









強がりまで振り出しさ



 




水卜「続いてイナバウアーからの4回転トウループです」

 

言えないよ 好きだなんて










 誰よりもきみが近すぎて







悲しいよ 夢だなんて












きみに届きそうな





くちびるがほら空回り







水卜「そして、宙くんの大好きなトリプルアクセル」



言えないよ 好きだなんて















誰よりもきみが近すぎて







逢いたいよ 今日もひとり






瞳がきみのこと 抱きしめるから 眠れない



















水卜「羽生選手、郷さんありがとうございました!」













    ☆☆☆☆☆☆



アイスショーのプログラムとは思えない、

4回転2本に、トリプルアクセルという構成。


喘息と闘いながらスケートを頑張っている宙くんの

目の前で滑るからこそ難しい技を見せたい。

スケートの凄さ、美しさ、楽しさ、

スケートの持っている全てを見せたい、伝えたい。

そのために、今日は絶対に失敗はしないっていう思いが

しっかりと伝わって来る演技でしたおねがい



3年前と比べても、

先々シーズンに比べても、明らかに変わりました。

ジャンプの曲への溶け込むようなタイミングが素晴らしいのは勿論、

演技の全てで指先まで行き届いた細やかな表現が見られ、

滑らかな動きが大人っぽい深みを増しました。

以前は終わるとパッと手を離していたビールマンスピン。

横に寄せて緩やかに離すほどき方がいいですね。




羽生選手の演技は、素人目にも素晴らしいですけれど、

フィギュアスケートの元選手や、専門家の目からすれば

本当にありえない“異星人”レベルらしいです。


例えば、イタリア解説のマッシミリアーノさんや、アンジェロさんは

羽生選手が後ろ向きに滑って来て、片足で振り向き様に跳ぶバックカウンターからのトリプルアクセルについて、

「ダブルでも出来る選手はあまりいない。トリプルとなると本当に想像を絶する代物だ」

スキー ジャンプに例えると、グラスを載せたお盆を手にスキージャンプを跳んで優勝するようなもの」

と、その難しさを評しています。




ですから宙くんがどんなに感銘を受けているか、目の輝きを見ると、

凄い技を軽々と行う先輩選手への憧れが伝わりますね。





今の羽生くんが滑る「バラード一番」と「SEIMEI」。

タイトルを変えてもいいくらい違った凄いものになりそうですね。


非常に楽しみです゚+。:.゚(*゚Д゚*)゚.:。+゚








◆写真は全て自宅テレビの画面撮りです。