本日、2本目の記事です。
FaOI 2015で「SEIMEI」が初披露された時、ショー・バージョンだった為、ジャンプやステップの部分は省かれ短くなっていました。
それでも、和の衣装に身を包み、太鼓や龍笛の音に乗って舞い踊る羽生結弦の姿は、新たな世界を覗き見たという印象でしたし、ショーの照明の翡翠のような緑色や、燃える炎の色に照らされての踊りは、それはそれで「SEIMEI」の世界感にとても合っていました。
完全版が見られたのは初戦、オータムクラシック。
そこで初めて、ステップのあのクロスロールを見たのです!

「SEIMEI」を演じる羽生結弦選手。このシーンは「しゃなりステップ」と呼んでました。(2015年のバルセルナGPファイナルより)
Photo By スポニチ
http://m.sponichi.co.jp/sports/news/2017/08/15/gazo/20170814s00079000187000p.html
太鼓のリズムだけで、前向きににじり寄るようなこの部分を、カメラマンたちは「しゃなりステップ」と呼んでいた事がスポニチの写真の説明文で分かりました。
オータムクラシックで初めてプログラム全てを見て、このプログラム中一番好きだと思い、また多くのファンがどよめいたのがこの「しゃなりステップ」の部分でした。
敵を見据え、追い詰めて行くような迫力を持ちながら、名付けられたようにしゃなりしゃなりと実に妖艶に迫って来るようでもある。
これは、羽生選手だけが持つ容貌の特性が大きく関わっています。端整で鋭い目付きの上半身は細身の男性の迫力、大きくくびれて丸い弧を描く腰は女性的な艶かしさ。両性具有の美が最も強くあらわれたのがこのわずか数秒間なのです。
そこに、日本人も外国人も揃って同じように「色気と凄み」を感じ魅了されました。
オータムクラシックの時は、後ろに下がって行くステップが入っていて、これもとても良かった。前後のステップの部分がこの「SEIMEI」の和の魅力の真髄とも感じられました。けれどレベル判定が2になってしまい、後ろ向きの方が外されたのが返す返すも残念です。
「陰陽師」の名の通り、陰陽の術を司る清明としては、前後・陰陽2つ揃えたらもっと良いのにとも思いました。
チリンという鈴を鳴らして始まるスローパートでは、今度ははんなりとした優しい雅やかな雰囲気。背後に桜や藤のはな、京の都の情景などが見えるよう。
そして、終盤に向かって再び激しい怨霊との戦いが始まり、戦いが終わって式神たちを元の姿に戻す所作で終わる。
これらを、一人で演じ切れるのは全てを兼ね備えた羽生選手をおいて他には、フィギュアスケート史上現れる事はないでしょう。

式神たちを元の姿に戻す所作をする羽生選手。
公開練習の一連のニュースで、このクロスロールの映像が少しだけ入っていたのはFNNニュースだけでした。
長くなりますが、続けます。
【2017/8/9放送 FNNスピーク】より

アナウンサー
「フィギュアスケートの羽生結弦選手が、連覇を目指す平昌オリンピックに向けてフリープログラムを初公開。熱い思いがこもった攻めのプログラムになっています」

羽生「フリーの方は「SEIMEI」をもう1回やらせて頂こうと思っています。2015-2016年シーズンにやって、いい演技ができた時から、このプログラムをもう1回オリンピックシーズンに使いたいなと決めていたので、もうほとんど迷いなく、フリーの方は決めていました。」

カナダで行われた公開練習で、満を持して披露したフリープログラム。

それは、以前使用した陰陽師・安倍清明がテーマの「SEIMEI」でした。


2年前に使用した時は、当時の世界最高得点をマーク。
相性のいいプログラムです。
今シーズンはさらに改良を重ね、4回転ジャンプを3本から5本に増やす予定で、更にレベルの高いプログラムになっています。





羽生「とにかく今この構成でしっかり綺麗にまとめることに、」

羽生「綺麗に・・まあ、まとめるって言っても、綺麗にって言っても後半に(4回転)3本跳んでるし、あのー、去年よりも確実に構成は上がっていますし」

羽生「まあ、そういった意味でもまずは一つの「攻め」をしっかりと完成させたいという風に思っています」
ソチオリンピックで金メダルを獲得した羽生。
(しゃなりステップ部分)









来年の平昌大会では、66年ぶりのオリンピック連覇を狙います。

羽生「まあ平昌は、とりあえず健康で、ケガなく。金メダルを狙ってしっかりやって行きたいなと思います。」

☆☆☆☆☆☆
「まあ、まとめるって言っても、綺麗にって言っても」
ってちょっと笑って言ってる場面があるのはFNNのだけでした。
こういう、少しくだけて地が出る時が良いのに
まとめる、綺麗にって簡単に言っちゃってるけど、
それだけ難しくなってると言うことですね。
情報がたくさんで、どんどん来ちゃう。
私としては、出来れば1記事に1情報をゆったりと。
そして、1日1本までにしたいんですが、
え、だって読む人も大変だろうなってね。思って。
そうも言ってられない情報渋滞中です~~
◆上のお写真はスポニチからお借りしました。ありがとうございました。ニュースのは自宅テレビの画面撮りです。
FaOI 2015で「SEIMEI」が初披露された時、ショー・バージョンだった為、ジャンプやステップの部分は省かれ短くなっていました。
それでも、和の衣装に身を包み、太鼓や龍笛の音に乗って舞い踊る羽生結弦の姿は、新たな世界を覗き見たという印象でしたし、ショーの照明の翡翠のような緑色や、燃える炎の色に照らされての踊りは、それはそれで「SEIMEI」の世界感にとても合っていました。
完全版が見られたのは初戦、オータムクラシック。
そこで初めて、ステップのあのクロスロールを見たのです!

「SEIMEI」を演じる羽生結弦選手。このシーンは「しゃなりステップ」と呼んでました。(2015年のバルセルナGPファイナルより)
Photo By スポニチ
http://m.sponichi.co.jp/sports/news/2017/08/15/gazo/20170814s00079000187000p.html
太鼓のリズムだけで、前向きににじり寄るようなこの部分を、カメラマンたちは「しゃなりステップ」と呼んでいた事がスポニチの写真の説明文で分かりました。
オータムクラシックで初めてプログラム全てを見て、このプログラム中一番好きだと思い、また多くのファンがどよめいたのがこの「しゃなりステップ」の部分でした。
敵を見据え、追い詰めて行くような迫力を持ちながら、名付けられたようにしゃなりしゃなりと実に妖艶に迫って来るようでもある。
これは、羽生選手だけが持つ容貌の特性が大きく関わっています。端整で鋭い目付きの上半身は細身の男性の迫力、大きくくびれて丸い弧を描く腰は女性的な艶かしさ。両性具有の美が最も強くあらわれたのがこのわずか数秒間なのです。
そこに、日本人も外国人も揃って同じように「色気と凄み」を感じ魅了されました。
オータムクラシックの時は、後ろに下がって行くステップが入っていて、これもとても良かった。前後のステップの部分がこの「SEIMEI」の和の魅力の真髄とも感じられました。けれどレベル判定が2になってしまい、後ろ向きの方が外されたのが返す返すも残念です。
「陰陽師」の名の通り、陰陽の術を司る清明としては、前後・陰陽2つ揃えたらもっと良いのにとも思いました。
チリンという鈴を鳴らして始まるスローパートでは、今度ははんなりとした優しい雅やかな雰囲気。背後に桜や藤のはな、京の都の情景などが見えるよう。
そして、終盤に向かって再び激しい怨霊との戦いが始まり、戦いが終わって式神たちを元の姿に戻す所作で終わる。
これらを、一人で演じ切れるのは全てを兼ね備えた羽生選手をおいて他には、フィギュアスケート史上現れる事はないでしょう。

式神たちを元の姿に戻す所作をする羽生選手。
公開練習の一連のニュースで、このクロスロールの映像が少しだけ入っていたのはFNNニュースだけでした。
長くなりますが、続けます。
【2017/8/9放送 FNNスピーク】より

アナウンサー
「フィギュアスケートの羽生結弦選手が、連覇を目指す平昌オリンピックに向けてフリープログラムを初公開。熱い思いがこもった攻めのプログラムになっています」

羽生「フリーの方は「SEIMEI」をもう1回やらせて頂こうと思っています。2015-2016年シーズンにやって、いい演技ができた時から、このプログラムをもう1回オリンピックシーズンに使いたいなと決めていたので、もうほとんど迷いなく、フリーの方は決めていました。」

カナダで行われた公開練習で、満を持して披露したフリープログラム。

それは、以前使用した陰陽師・安倍清明がテーマの「SEIMEI」でした。


2年前に使用した時は、当時の世界最高得点をマーク。
相性のいいプログラムです。
今シーズンはさらに改良を重ね、4回転ジャンプを3本から5本に増やす予定で、更にレベルの高いプログラムになっています。





羽生「とにかく今この構成でしっかり綺麗にまとめることに、」

羽生「綺麗に・・まあ、まとめるって言っても、綺麗にって言っても後半に(4回転)3本跳んでるし、あのー、去年よりも確実に構成は上がっていますし」

羽生「まあ、そういった意味でもまずは一つの「攻め」をしっかりと完成させたいという風に思っています」
ソチオリンピックで金メダルを獲得した羽生。
(しゃなりステップ部分)









来年の平昌大会では、66年ぶりのオリンピック連覇を狙います。

羽生「まあ平昌は、とりあえず健康で、ケガなく。金メダルを狙ってしっかりやって行きたいなと思います。」

☆☆☆☆☆☆
「まあ、まとめるって言っても、綺麗にって言っても」
ってちょっと笑って言ってる場面があるのはFNNのだけでした。
こういう、少しくだけて地が出る時が良いのに
まとめる、綺麗にって簡単に言っちゃってるけど、
それだけ難しくなってると言うことですね。
情報がたくさんで、どんどん来ちゃう。
私としては、出来れば1記事に1情報をゆったりと。
そして、1日1本までにしたいんですが、
え、だって読む人も大変だろうなってね。思って。
そうも言ってられない情報渋滞中です~~
◆上のお写真はスポニチからお借りしました。ありがとうございました。ニュースのは自宅テレビの画面撮りです。