羽生くんクリケットにいる~

ちょっとだけだけど、顔が見られたら安心。
Emma Walkerさんのインスタグラムより
https://www.instagram.com/p/BW97WW7g6Bq/
フリーはどんな曲かしら?
もうちょっと楽しみに待ちます。

まだ貼ってなかったの
添え書きがまた素敵!
仙台藩粋ですね。

伊達を生きる。
氷上に立つ彼が、胸中で描く「士」。
それは、強靭かつ柔軟な演技のために、
自らを律する意思のかたち。
その誠実さが、
平成の伊達者・羽生結弦の強さの源です。
まっすぐに。されど、しなやかに。
仙台の伊達者たちが生み育てた文化も、
決してぶれることなく今に生きています。
一途に真剣、しかし艶やかに
遊び心を忘れない。
そんな伊達な生きかたが、
ここにあるのです。









先日、とても良かった番組がありました。
咄家の林家たい平さんが、24年前に訪ねたスペイン・トレドを訪れます。

昔トレドでスケッチした、その同じ場所を探して。
彼は、「小道」が好きなんだそうです。
なぜならば・・

たい平「すっごい素敵!」
小道って何が良いって、
落語にも片陰 (かたかげ) って言葉が出てくるんだけど
「片陰があるうちに仕事しちまおう」って言って、
八百屋さんが天秤担いで。
片陰歩いてると日に当たらないから疲れないんです。
小道には優しさがそこにあるんです。
陰ができる。人が歩いてくたびれない陰ができる。
日常の暮らしの中にあるちょっとした、
「ここにお花が咲いた」とか
「あ、この壁の色綺麗だな」とか
ちっちゃい日常の中の感動っていうのが小道にはすごくある。
高校の美術の先生に、
毎日絵が見られるわけでもないし、
毎日お芝居が見られるわけじゃないから、
「細やかな事で感動する心を養っておけ」って言われて。
小さな事に感動できなければ
人に感動を与えることなんてできない。
人を喜ばせる事もすきだし。
自分がやってる落語で笑ってくれた時の感動もあるし。
この話好きなんだよって噺で
お客さんがハンカチ持って客席で何人かそういう風にして(泣いて)
くれたらすごく嬉しいですね。
僕が生きてる価値があったな。
今日、落語やった価値があったなって思う。
確かめたかった
24年前に感じた場所で今何を感じるか
古都トレドを探すこと二時間

「あれ?」

「あれ?ここじゃん」

「あれ?ここじゃない?ほら!」

「うわー!変わらずここに。もうずーっと。凄いことだなー」
「また逢えた。すごい。ここだ」
その同じ景色に立った時に、
24年前の僕が感動したことに自分も感動できた。
間違ってないぞと。
「若造 林家たい平、お前が感動した事を今俺も感動しているぞ」
「お前の感動と、美しいと思うものは間違ってなかったぞ」
って、24年前の俺にもう一度言いたいです。
感動してくれてありがとう。
その感動があったから今の俺がいる。
小さな感動を忘れず人生を楽しむ。
「変わらない事の大切さ。変わることの大切さ」
「落語という昔からあるものの変わらない美しさ」
だけど、変わらないままでいくと朽ちていく。
誰が変えていくかって言ったら今いる僕たちが、
いつ来てもお客さんが楽しんでもらえるように変えていく。
表現の方法は無限にあるから。
【2017/7/21放送 another sky 】より
☆☆☆☆☆☆
先日ご紹介させて頂いた、五嶋龍さんが仰られた、
「自分が良いと思わなければ、どうしてそれを人に要求できるのか」
という言葉も表現者の資質をよく表していたと思いますが、
「小さな事に感動できなければ、人に感動を与えることなんてできない」
というのも、そうなんだろうなあと思いました。
どこまで小さな事を敏感に感じるか。
それを文字に、音に、形作りに、動きに変えて表せるか。
それが芸術としてのクオリティに跳ね返る。
また、鑑賞する側にしても同じで小さな事に感動できる心を
常から育む事が出来てこそ、素晴らしいものに反応できる。
たい平さんが話していらっしゃった事は、
たい平さんだけじゃなく、また落語に限らず、
フィギュアスケートにも、その他の色々の事にも言える。
そう思ってご紹介させて頂きました。
◆アナザースカイは、自宅テレビの画面撮りです。
その他のお写真はお借りしました。ありがとうございます。


ちょっとだけだけど、顔が見られたら安心。
Emma Walkerさんのインスタグラムより
https://www.instagram.com/p/BW97WW7g6Bq/
フリーはどんな曲かしら?
もうちょっと楽しみに待ちます。

まだ貼ってなかったの

添え書きがまた素敵!
仙台藩粋ですね。

伊達を生きる。
氷上に立つ彼が、胸中で描く「士」。
それは、強靭かつ柔軟な演技のために、
自らを律する意思のかたち。
その誠実さが、
平成の伊達者・羽生結弦の強さの源です。
まっすぐに。されど、しなやかに。
仙台の伊達者たちが生み育てた文化も、
決してぶれることなく今に生きています。
一途に真剣、しかし艶やかに
遊び心を忘れない。
そんな伊達な生きかたが、
ここにあるのです。









先日、とても良かった番組がありました。
咄家の林家たい平さんが、24年前に訪ねたスペイン・トレドを訪れます。

昔トレドでスケッチした、その同じ場所を探して。
彼は、「小道」が好きなんだそうです。
なぜならば・・

たい平「すっごい素敵!」
小道って何が良いって、
落語にも片陰 (かたかげ) って言葉が出てくるんだけど
「片陰があるうちに仕事しちまおう」って言って、
八百屋さんが天秤担いで。
片陰歩いてると日に当たらないから疲れないんです。
小道には優しさがそこにあるんです。
陰ができる。人が歩いてくたびれない陰ができる。
日常の暮らしの中にあるちょっとした、
「ここにお花が咲いた」とか
「あ、この壁の色綺麗だな」とか
ちっちゃい日常の中の感動っていうのが小道にはすごくある。
高校の美術の先生に、
毎日絵が見られるわけでもないし、
毎日お芝居が見られるわけじゃないから、
「細やかな事で感動する心を養っておけ」って言われて。
小さな事に感動できなければ
人に感動を与えることなんてできない。
人を喜ばせる事もすきだし。
自分がやってる落語で笑ってくれた時の感動もあるし。
この話好きなんだよって噺で
お客さんがハンカチ持って客席で何人かそういう風にして(泣いて)
くれたらすごく嬉しいですね。
僕が生きてる価値があったな。
今日、落語やった価値があったなって思う。
確かめたかった
24年前に感じた場所で今何を感じるか
古都トレドを探すこと二時間

「あれ?」

「あれ?ここじゃん」

「あれ?ここじゃない?ほら!」

「うわー!変わらずここに。もうずーっと。凄いことだなー」
「また逢えた。すごい。ここだ」
その同じ景色に立った時に、
24年前の僕が感動したことに自分も感動できた。
間違ってないぞと。
「若造 林家たい平、お前が感動した事を今俺も感動しているぞ」
「お前の感動と、美しいと思うものは間違ってなかったぞ」
って、24年前の俺にもう一度言いたいです。
感動してくれてありがとう。
その感動があったから今の俺がいる。
小さな感動を忘れず人生を楽しむ。
「変わらない事の大切さ。変わることの大切さ」
「落語という昔からあるものの変わらない美しさ」
だけど、変わらないままでいくと朽ちていく。
誰が変えていくかって言ったら今いる僕たちが、
いつ来てもお客さんが楽しんでもらえるように変えていく。
表現の方法は無限にあるから。
【2017/7/21放送 another sky 】より
☆☆☆☆☆☆
先日ご紹介させて頂いた、五嶋龍さんが仰られた、
「自分が良いと思わなければ、どうしてそれを人に要求できるのか」
という言葉も表現者の資質をよく表していたと思いますが、
「小さな事に感動できなければ、人に感動を与えることなんてできない」
というのも、そうなんだろうなあと思いました。
どこまで小さな事を敏感に感じるか。
それを文字に、音に、形作りに、動きに変えて表せるか。
それが芸術としてのクオリティに跳ね返る。
また、鑑賞する側にしても同じで小さな事に感動できる心を
常から育む事が出来てこそ、素晴らしいものに反応できる。
たい平さんが話していらっしゃった事は、
たい平さんだけじゃなく、また落語に限らず、
フィギュアスケートにも、その他の色々の事にも言える。
そう思ってご紹介させて頂きました。
◆アナザースカイは、自宅テレビの画面撮りです。
その他のお写真はお借りしました。ありがとうございます。