米ファッションデザイナー、ニック・ベレオス氏による羽生選手のコスチューム評です。
今年4月のものですが(遅っ)、面白かったので・・あんぐりうさぎ
最後に青ファントム衣装製作に対しての疑問を書いてます。



王者・羽生結弦、衣装も海外で絶賛「ユヅルは大いなるコスチュームキングだ」

THE ANSWER 4/15(土) 9:55配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170415-00010000-theanswer-spo
 

フリー歴代最高得点で3年ぶりの世界王者となった羽生結弦
【写真:Getty Images】


米ファッションデザイナー「注目度抜群の大胆で楽しい衣装。グレート!」

 世界選手権が終了し、今季もフィナーレを迎えたフィギュアスケート界。日本では羽生結弦がフリー歴代最高得点で3年ぶりの世界王者に返り咲くなど、魅惑の演技でファンを魅了したが、身にまとった衣装も海外で評価されている。アメリカのファッションデザイナーのニック・ベレオス氏が自身のブログで「ユヅルは大いなるコスチュームキングだ」と絶賛した。






 羽生の王者復活や宇野昌磨の台頭、国民的スターとなった浅田真央が現役引退を表明するなど、日本のファンにとっては話題多きシーズン。ベレオス氏は銀盤を沸かせた世界の選手たちの衣装を独自の目線で総括している。


「衣装に関して言えばフィギュアスケートの衣装をやや指向性として少しファッショナブルにした素晴らしいデザインにあふれ、とても良いシーズンだったと言わなければならない。特に男子は、より少し大胆かつ創造的な衣装を着るようになり、ダサいシャツにベルトとスラックスの“格安量販店”スタイルを見る機会が少なくなった」


衣装の“ハイレベル化”指摘した上で、取り上げた選手のうち、男子は6人中2人、女子11人中3人に日本人選手を選出している。


とりわけ高く評価しているのが羽生だ。真っ白な上下にベスト、シャツは薄紫、パンツは水色と淡いトーンの上下にベストという2パターンを着こなしたショートプログラム(SP)の衣装について「ユヅルは大いなるコスチュームキングだ」と絶賛し、こう評した。

「フェミニンとカワイイの融合を力強さと並列」、世界新のフリー衣装の評価は?

「この16-17年シーズン、彼は注目度抜群の大胆で楽しい衣装をまとった。ちょっと味わい深いダサさ(それがユヅルだ!)で、それでいてわりとグレート!」

「フェミニンとカワイイの融合を力強さと並列させ、伝統的な“ビンテージ”のフィギュアスケート衣装の雰囲気も仄めかすユヅルの心地良さが好きだ」

一方、青と緑でグラデーションされた上半身に黒のパンツをまとったフリーについても評価している。




「プリンスの曲でユヅル。いいね。紫で、洒落ていて官能的で、素晴らしい! 批判対象があるとすればネックレスだ。それらが意味のあるものだろうことは分かるけど、でも目障りだ!」

「プログラムを初披露した際に衣装は白だったが、彼は紫に変えた。どちらもとても素晴らしく、ほぼフィギュアスケート衣装のお約束だった。プリンスも誇りに思うだろう」

今月の世界選手権では、この衣装をまとってフリーの歴代世界最高得点を叩き出した羽生。演技だけじゃなく、衣装もファンを楽しませる一因となったようだ。

 







    ☆☆☆☆☆☆


私が、羽生くんを好きな点の1つとして魅力ある衣装があります。
男性の衣装のなかでは異色と言ってもいいものもあって、
とにかく目にも美しく楽しませてくれます。

ジョニー・ウィアーが、自分は派手な衣装が好きなんだけど、ユヅルもそうなんですって言っていたんですが、そういう感性が羽生くんに備わっていて本当に良かった~って思います。

そんな衣装に関しての疑問があるんです。

なぜ、ファントムの衣装は途中で変更が間に合ったのか?
という事です。





2014年中国杯。事故が起こる前の画像です。





週間後、NHK杯では衣装が変わっていました。




2着あったりとかはない

当ブログ記事 「あさいち⑥洗濯」より
http://ameblo.jp/minminmin-vync/entry-12152748317.html?frm=theme




井ノ原「あの、アイスショーの時とか2回公演の時とか、そういう時はどうするんです?」

羽生「もう汗びっちょりですね」

井ノ原「あ~、でもあと乾かすだけみたいな…」

羽生「本当にもう乾かして。あの~、衣装さんがいる時は、あの、ドライヤーとかアイロンとかで乾かしてくれる時もあり。
でも自分たちの衣装は基本的に掛けっぱなしですね」

井ノ原「あっそうなんだ。じゃあ2着あったりとか無いんですね」

羽生「無いです。はい」 




2着はないという事ですから、新たに作ったという事でしょうか。

では、フィギュアスケートの衣装の製作ってどのくらい時間がかかるのでしょう?
ちなみに、ミュウコスチュームデザインでは・・




■ミュウ・コスチュームデザイン ホームページ
http://www.mu-costume.com/profile-mucostume.html

JUST ONE/ご注文より2~3日。デコレーション追加などの場合は約1週間です。

apparel/在庫があるものに関しては2~3日で対応できます。在庫の無い色サイズは約1週間です。

オーダーメイドコスチュームspecialyの注文を受け付け可能です。納期はバックオーダーにより変わりますが、通常2~3ヶ月程度となります。




羽生くんのは、この中ではオーダーメードコスチュームに当たると思います。通常2~3ヶ月程度との事で、これでは間に合いません。

青ファントムはミュウのものではないと思われますし、衣装屋さんによっても違いがあるかも知れません。

その上の文章に1週間の文字が見えますので、急げば3週間の間に作る事が出来たのかも知れませんね。


なので、

・急いで作って貰った。

・もしくは、同じデザインのものは2着はないけど、違うデザインでは予備を作っている。

というのが考えられると思います。

衣装を作る時には、いくつかのデザインを提案されるという事ですから、青ファントムは第2案の衣装だったと思われます。
でも、作ったとしたらケガもあった状況で仮縫いとか出来たのかは謎。

Let's go crazy は、オータム・クラシックからNHK杯まで2ヶ月あったので普通に作れたのかなと思います。
但し、こちらもカナダにいたから仮縫いはしなかったのかな。
白いのと同型なので、仮縫いは要らなかったのかな。


私は、赤ファントムもとてもとても素敵だったと思うので、1度きりとなってしまったのが凄く残念ですショボーン






◆お写真は、自宅テレビの画面撮りと、お借りしたものがあります。