国別対抗戦ショートプログラムのスポーツ記事を2つ。
羽生くんの今の気持ちが分かる記事です。



羽生結弦・一問一答】「SPに苦手意識」募る危機感

デイリースポーツ
https://www.daily.co.jp/general/2017/04/20/0010114420.shtml

 男子SPで、羽生結弦(22)=ANA=は4回転ジャンプでミスをしてしまい83・51点で7位という不本意な成績に終わった。今季、たびたびミスが出ていた4回転サルコーからのコンビネーションで手をつき、冒頭の4回転ループも抜けてしまった。取材エリアでも「SPに苦手意識ができはじめちゃっている」と危機感を募らせていた。以下は羽生の一問一答要旨。

 -最初のジャンプは力が入ってしまった。

 「悪い癖が完全に出てしまったなと思っています。自分の中で余計な気持ちとか、思いがちょっと入り過ぎていたなと思っています。チーム戦だからこそという緊張感もありましたし、明日(4月21日)がプリンスさんの命日だったので、そういう気持ちもこめて集中していたつもりだったんですけど…。申し訳ない気持ちでいっぱいです」

 -調子は良く、いけると思っていたのでは。

 「ショートは試合でできていないだけなので、こうやって最後までつくりきれなかったので、また時間をかけてショートプログラムというものに対して苦手意識ができはじめちゃっているので、時間をかけて打破していきたいと思います」

 -演技後に天を向いて口を動かしていた。

 「『ごめんなさい』と言いました。申し訳ないと。本当、変なプレシャーを自分の中でかけ過ぎていたなというのが自分でもあって。それでもできると自分でも思っていたので。そういう意味では本当、成長していないなとやりながら思っていました」

 -いろいろ考えてミスしたというのは。ほかの大会でも経験があるのか。

 「ループの失敗に関しては直すべきところはないので、感覚的にはしっかりと飛べているジャンプなので、しっかり飛べばいいやと思っている。サルコーに関しても修正してきて、だいぶ安定して決まるようにもなってきた。試合での苦手意識みたいなものが出過ぎているんだろうなと思います」

 -曲への思いを。

 「今の自分には語る資格はまったくないと思っているので。このプログラムを見て、聞いて、楽しんでくださったらうれしいですし、このプログラムを振り付けてくれたジェフリー・バトルさんに感謝の気持ちでいっぱいです」

 -フリーへの思いは。

 「ショート、フリーの合計点数で戦う競技ではない。順位で戦う、みんなで戦う大会なので、今日のことは関係なく、明日は明日でしっかり自分の力を出し切るようにしたいなと思います」

 -失敗があっても切り替え方、メンタルの保ち方はどうしているのか。

 「悔しい気持ちは成長につながる。切り替えなくていいと思ってますし、悔しい気持ちがあるからこそ、また明日ワクワクできるなと思っています」





羽生結弦SP7位 プリンスさんに謝罪「顔に泥を」

日刊スポーツ 4/21(金) 10:09配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170421-01811012-nksports-spo

 世界王者の羽生結弦(22=ANA)がSPで83・51点にとどまり、7位と出遅れた。ジャンプ3要素のうち2つで失敗。今日21日のフリーは13年世界選手権以来4年ぶりに最終組より1つ前のグループでの滑走となった。



 羽生は滑り終えると「ごめんなさい」と、天を仰いだ。取材エリアでも大量の汗を額にかきながら「頭が全然回らない」。世界王者として帰ってきた舞台での失敗。強烈な悔しさがこみ上げていた。



 ジャンプは好調で、自信を持って迎えたはずだった。「予想外というか」。最初の4回転ループを跳び損じ、1回転となった瞬間「かなり得点がなくなっていると感じた」。取り戻そうと次のジャンプに集中したが、4回転サルコーで手をつき、連続技に出来ずさらに点を失った。GPスケートカナダの79・65点に次ぐ今季ワースト2位の記録。さらに、フリーで最終グループに入れないのは、ソチ五輪の枠取りをかけ9位発進した13年世界選手権以来だった。

 空回りした理由もあった。今日21日は、SP曲「レッツ・ゴー・クレイジー」を作ったプリンスさんが亡くなってからちょうど1年。最高の演技を、彼にささげるつもりだった。「語る資格はない。こんなんじゃ、顔に泥を塗るようなもの」。1年間1度もSPを完璧に滑りこなすことはできなかった。



 演技が終了してから30分も立たずに荷物をまとめて会場の外へ出た。待ち受ける多くのファンに「明日頑張ってね~」と声をかけられ、「頑張ります」と礼をして、車に乗り込んだ。笑顔の裏にある怒りは「明日しっかり爆発させたい」。今季7戦目、今季最後の演技に思いをぶつける。【高場泉穂】

(写真は、ニュース9とグッモ二から)




クローバークローバークローバークローバークローバー

「顔に泥を塗る」という言葉、前にも聞いた事があります。


確か、どこかの試合で前にも羽生くんは言っていた。


「オーサーコーチの顔に泥を塗るような演技をしてしまった」


あれは、いつ? いつの試合だったろう?


思い付く試合をあれこれ見たけど探せませんでした。



でも、謝らなくていいのよ。

去年亡くなったプリンスは、この一年間羽生くんの演じる舞台で

生き生きと甦り、その名前を呼ばれ続けたのだから。

プリンスは羽生くんに感謝してるはず。




羽生くんは思い詰め、考え過ぎな所がちょっと心配するよ~。

この世にそんなに完璧ばかり出来る人が多くいますか?


あなたがそれを悩むのは、やれる力を持っているからこそ。



力を出しきる事で感動する日もあれば、

どん底から這い上がる事に胸がうち震える日もあります。



スポーツなのだから。

闘いの中に生まれるドラマに見所があるのだから。

ただ結果だけに価値があるのではないのがフィギュアスケート。










織田
「練習完璧やったんですよ。すっごいいい練習していた。だからもう体も整ってた。思いもある。ただその思いがちょっと強すぎたかな~っていう、ちょっとまだ自信が空回りしたのかなっていう・・調子も良かったから。でもいいんですよ。人間ですものミスはある



織田くん、いつも思いが溢れる言葉をありがとう照れ

本当に織田くんの言葉が嬉しいです。





羽生くん!


全力で応援してます。

今夜、良い演技が出来るように祈ってます!





◆最後の写真はお借りしました。ありがとうございます。それ以外は自宅テレビの画面撮りです。