元コーチ、都築章一郎先生が語る羽生くんの子供の頃の話です。
学校での、初めて見るシーンもありました
【2016/12/11放送 Going!】より

ナレーション
羽生結弦、その快挙の裏には小学2年生の時に出会ったある人物の存在があった。

その人物こそ、現在横浜で指導を続ける都築章一郎さん。

(小学2年生から8年間羽生を指導)
羽生に小学2年生からスケートの基礎を教えてきた恩師。
今の羽生からは、想像も出来ないエピソードを明かしてくれた。

都築「私がお預かりしたのは、小学校2年からなんです」

都築「天真爛漫に暴れてまして」

都築「お母さんがね、一生懸命コントロールしてましたから」
羽生が暴れる⁉

早稲田大学の学生で

とっても優等生に見える羽生だが・・






意外にも昔は暴れん坊。




(女の子にボールをぶつけようとして)

(前に持ち直して軽く投げる)



女子「痛い💢ちょっと!」
(でも結局怒られるww)




女子にちょっかいを出したり。


友達のプリントにいたずらしたり。

友達「消すなって💢!」



確かにちょっと暴れん坊。

都築「小さい時はもう、毎日友達とケンカして。泣かされても懲りないんですよ」
◆イメージ再現

それは、リンクでの練習の時。

上級生「お前は端っこで練習してろよ」

羽生「うるさい!僕もここで練習するんだ」

フィギュアの事になると熱くなり、上級生とケンカ。
上級生「あっち行けよ」


泣かされても泣かされても

羽生「くっそー」

立ち向かって行った。

そんな性格をよく知るコーチは、ある言葉をかけ羽生のやる気を刺激した。

都築「3回転じゃなくて、4回転の時代になるんだから」

都築「小さい時からやらなくちゃいけないよと言う風に」

4回転の時代が必ず来る。結弦ならできる。
そうはっぱをかけたと言う。

すると、羽生がくぎ付けになったのは・・

当時、4回転ジャンプを武器に世界一に君臨した、ロシアの皇帝プルシェンコ。

ジャンプに限らず、髪型も真似し、ついたあだ名は「ゆづシェンコ」。

羽「プルシェンコを抜かすように5回転とか4回転半をやりたいです」

世界で勝つためには4回転が必要。

プルシェンコを目標に、ビデオでジャンプを研究。

羽生は出来るまで練習を止めなかった。
「もう帰りなさい。何時だと思ってるんだ」
時には見かねたコーチが、止めるように言っても、それを振り切って練習。深夜1時まで続けた事もあったという。

都築「自分が、こうしたいというものに関しては集中して、こちらが「練習止めなさい」っていうくらいまで自分を追いつめるだけのそういう一つのものを持ってた子ですから」

Q.ジャンプをして着地した時どんな気持ちになる?

羽「“心地よい”みたいな」

羽「スパーって決まると、やったーって感じになるんですよ」

すると2014年のソチオリンピック

憧れのプルシェンコと同じ舞台に立った羽生は・・

見事4回転ジャンプを決め、金メダルを獲得した。

そんな羽生にプルシェンコは

上田「羽生選手の特にどの辺に才能を感じますか?」

プル「4回転ジャンプが本当に素晴らしい。柔軟性があるので演技がとても美しい」

世界一であり続けるために、今も羽生は高い向上心で努力し続けている
。

(2014年11月 中国杯)
ケガを押して出場した時にも

羽生「ケガとかそういうの関係ないんですよ」

羽生「できるはずなんですよ。出来ない何かが足りないんですよ」

羽「それは多分自分の弱さだし」

羽「絶対越えなきゃいけない壁だと思ってます」

今年10月。優勝した時でさえも
羽「もう次の試合でノーミスします」

羽「やります。絶対」

羽「そのくらい練習していきます」

羽「そうじゃないと・・そうじゃないと羽生結弦じゃないです」

今の羽生について、都築コーチは

都築「ものすごい進化してくれました。進化を彼はしたと思います」

都築「だけど元は変わってないような気がします」

都築「羽生結弦は」
☆☆☆☆☆☆
女子にボールをぶつけようとしてる場面や、プリントにいたずらをしているところは初めて見るような気がします。
結構いらん事しいですね
「ザ・小学生男子」そのものですね(笑)
羽生くんは、すごくしっかりした人ですけど、よく見ると幼な心を残した人だと思います。
「お母さーん、今からすごい技やるから見ててねー!・・見てたー⁉」
そんな小さい子供の気持ちが底にあって、それが何十、或いは何百倍に高度に先鋭化しているのが今の羽生結弦じゃないかと思います。
ものすごい事をやるし、とても賢いんですけど、同時にとても無垢なんですね。
あんなにすごいのに、それでも見ていて何か守りたいような気持ちになるのは、そういう羽生くんのあどけなさを失わない魂がそうさせるのでしょうか。
そういう純粋さが、羽生くんのどの演技にも溢れているように思います。Let's go crazy でも、Hope & Legacy でも、曲や雰囲気が違っても無垢な魂を真っ直ぐに捧げるような、そんな伝わり方をします。
更にいま羽生くんは、観客とコネクトしようとしています。
最初に見た、ニースのロミオは正に観客が演技に、そして会場の熱気に演技が巻き込まれるようにして出来上がった奇跡的なものでした。
それを、意識的に起こす事が出来るなら、また違った波動が生まれるのかも・・そんな期待をしているところです
学校での、初めて見るシーンもありました

【2016/12/11放送 Going!】より

ナレーション
羽生結弦、その快挙の裏には小学2年生の時に出会ったある人物の存在があった。

その人物こそ、現在横浜で指導を続ける都築章一郎さん。

(小学2年生から8年間羽生を指導)
羽生に小学2年生からスケートの基礎を教えてきた恩師。
今の羽生からは、想像も出来ないエピソードを明かしてくれた。

都築「私がお預かりしたのは、小学校2年からなんです」

都築「天真爛漫に暴れてまして」

都築「お母さんがね、一生懸命コントロールしてましたから」
羽生が暴れる⁉

早稲田大学の学生で

とっても優等生に見える羽生だが・・






意外にも昔は暴れん坊。




(女の子にボールをぶつけようとして)

(前に持ち直して軽く投げる)



女子「痛い💢ちょっと!」
(でも結局怒られるww)




女子にちょっかいを出したり。


友達のプリントにいたずらしたり。

友達「消すなって💢!」



確かにちょっと暴れん坊。

都築「小さい時はもう、毎日友達とケンカして。泣かされても懲りないんですよ」
◆イメージ再現

それは、リンクでの練習の時。

上級生「お前は端っこで練習してろよ」

羽生「うるさい!僕もここで練習するんだ」

フィギュアの事になると熱くなり、上級生とケンカ。
上級生「あっち行けよ」


泣かされても泣かされても

羽生「くっそー」

立ち向かって行った。

そんな性格をよく知るコーチは、ある言葉をかけ羽生のやる気を刺激した。

都築「3回転じゃなくて、4回転の時代になるんだから」

都築「小さい時からやらなくちゃいけないよと言う風に」

4回転の時代が必ず来る。結弦ならできる。
そうはっぱをかけたと言う。

すると、羽生がくぎ付けになったのは・・

当時、4回転ジャンプを武器に世界一に君臨した、ロシアの皇帝プルシェンコ。

ジャンプに限らず、髪型も真似し、ついたあだ名は「ゆづシェンコ」。

羽「プルシェンコを抜かすように5回転とか4回転半をやりたいです」

世界で勝つためには4回転が必要。

プルシェンコを目標に、ビデオでジャンプを研究。

羽生は出来るまで練習を止めなかった。
「もう帰りなさい。何時だと思ってるんだ」
時には見かねたコーチが、止めるように言っても、それを振り切って練習。深夜1時まで続けた事もあったという。

都築「自分が、こうしたいというものに関しては集中して、こちらが「練習止めなさい」っていうくらいまで自分を追いつめるだけのそういう一つのものを持ってた子ですから」

Q.ジャンプをして着地した時どんな気持ちになる?

羽「“心地よい”みたいな」

羽「スパーって決まると、やったーって感じになるんですよ」

すると2014年のソチオリンピック

憧れのプルシェンコと同じ舞台に立った羽生は・・

見事4回転ジャンプを決め、金メダルを獲得した。

そんな羽生にプルシェンコは

上田「羽生選手の特にどの辺に才能を感じますか?」

プル「4回転ジャンプが本当に素晴らしい。柔軟性があるので演技がとても美しい」

世界一であり続けるために、今も羽生は高い向上心で努力し続けている
。

(2014年11月 中国杯)
ケガを押して出場した時にも

羽生「ケガとかそういうの関係ないんですよ」

羽生「できるはずなんですよ。出来ない何かが足りないんですよ」

羽「それは多分自分の弱さだし」

羽「絶対越えなきゃいけない壁だと思ってます」

今年10月。優勝した時でさえも
羽「もう次の試合でノーミスします」

羽「やります。絶対」

羽「そのくらい練習していきます」

羽「そうじゃないと・・そうじゃないと羽生結弦じゃないです」

今の羽生について、都築コーチは

都築「ものすごい進化してくれました。進化を彼はしたと思います」

都築「だけど元は変わってないような気がします」

都築「羽生結弦は」
☆☆☆☆☆☆
女子にボールをぶつけようとしてる場面や、プリントにいたずらをしているところは初めて見るような気がします。
結構いらん事しいですね

「ザ・小学生男子」そのものですね(笑)

羽生くんは、すごくしっかりした人ですけど、よく見ると幼な心を残した人だと思います。
「お母さーん、今からすごい技やるから見ててねー!・・見てたー⁉」
そんな小さい子供の気持ちが底にあって、それが何十、或いは何百倍に高度に先鋭化しているのが今の羽生結弦じゃないかと思います。
ものすごい事をやるし、とても賢いんですけど、同時にとても無垢なんですね。
あんなにすごいのに、それでも見ていて何か守りたいような気持ちになるのは、そういう羽生くんのあどけなさを失わない魂がそうさせるのでしょうか。
そういう純粋さが、羽生くんのどの演技にも溢れているように思います。Let's go crazy でも、Hope & Legacy でも、曲や雰囲気が違っても無垢な魂を真っ直ぐに捧げるような、そんな伝わり方をします。
更にいま羽生くんは、観客とコネクトしようとしています。
最初に見た、ニースのロミオは正に観客が演技に、そして会場の熱気に演技が巻き込まれるようにして出来上がった奇跡的なものでした。
それを、意識的に起こす事が出来るなら、また違った波動が生まれるのかも・・そんな期待をしているところです
